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公開番号2025105430
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2024155370
出願日2024-09-09
発明の名称液晶表示装置
出願人上海天馬微電子有限公司
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G02F 1/1335 20060101AFI20250703BHJP(光学)
要約【課題】輝度均一性の低下を抑制することが可能な液晶表示装置を提供する。
【解決手段】照明部は、第1の輝度の第1照明領域とより低い第2の輝度の第2照明領域とを有し、液晶表示部は第1照明領域によって照明される第1領域と、第2照明領域によって照明される第2領域とを含む。液晶表示部の第2領域に設けられた画素は、第1の透過率を有する第1の部分と、第1の透過率より高い第2の透過率を有する第2の部分とを有するカラーフィルタを備え、第1領域に設けられた画素は、第1の部分だけを有するカラーフィルタを備える、又は、第1領域に設けられた画素は、第1の部分と第2の部分とを有するカラーフィルタを備え、第2領域に設けられた画素において、第1の部分及び第2の部分に対して第2の部分が占める割合は、第1領域に設けられた画素における第1の部分及び第2の部分に対して第2の部分が占める割合より高い。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
第1の輝度の第1照明領域と、前記第1の輝度より低い第2の輝度の第2照明領域とを有する照明部と、
前記第1照明領域によって照明される第1領域と、前記第2照明領域によって照明される第2領域とを含む液晶表示部と、を備え、
前記液晶表示部の前記第2領域に設けられた画素は、第1の透過率を有する第1の部分と、前記第1の透過率より高い第2の透過率を有する第2の部分とを有するカラーフィルタを備え、
i)前記第1領域に設けられた画素は、前記第1の透過率を有する第1の部分だけを有するカラーフィルタを備える、又は、
ii)前記第1領域に設けられた画素は、前記第1の透過率を有する第1の部分と前記第2の透過率を有する第2の部分とを有するカラーフィルタを備え、前記液晶表示部の前記第2領域に設けられた画素において、前記第1の部分及び前記第2の部分に対して前記第2の部分が占める割合は、前記第1領域に設けられた画素における前記第1の部分及び前記第2の部分に対して前記第2の部分が占める割合より高い、
液晶表示装置。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記第2の部分の厚さは、前記第1の部分より薄い、
請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項3】
前記カラーフィルタの前記第2の部分と、前記第1の部分とは、異なる材料から形成される、
請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項4】
前記第1の部分と前記第2の部分とは、前記画素を平面視した場合に、ストライプ状に並んで配置される、
請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項5】
前記画素は、複数のドメインに分割されており、
前記複数のドメインのそれぞれにおいて、前記第1の部分及び前記第2の部分に対して前記第2の部分が占める割合は、同じである、
請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項6】
前記第2の部分が設けられた領域のセルギャップは、前記第1の部分が設けられた領域のセルギャップより大きい、
請求項2に記載の液晶表示装置。
【請求項7】
前記照明部はローカルディミングバックライトであり、
前記第2照明領域は、前記第1照明領域を囲むように設けられており、
前記第2領域は、前記第1領域を囲むように設けられる、
請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項8】
前記カラーフィルタは、R、G、Bの3色のカラーフィルタを備え、
R、G、Bの少なくとも1色のカラーフィルタに前記第2の部分を設ける、
請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項9】
前記カラーフィルタは、R、G、Bの3色のカラーフィルタを備え、
R、G、Bの少なくとも2色のカラーフィルタに前記第2の部分を設けるとともに、前記第1の部分及び前記第2の部分に対して前記第2の部分が占める割合が色毎に異なる、
請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項10】
前記カラーフィルタは、R、G、Bの3色のカラーフィルタを備え、
R、G、Bの少なくとも2色のカラーフィルタに前記第2の部分を設けるとともに、前記第1の部分に対する前記第2の部分の膜厚差が色毎に異なる、
請求項1に記載の液晶表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、液晶表示装置に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、液晶表示装置では、液晶表示パネルとは別に照明装置としてバックライトを備える。表示パネルに対して光を供給する照明装置に、輝度ムラがあると、液晶表示装置の表示の均一性が低下するという問題がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、表示する画面の明暗に応じてバックライトの明るさをエリア単位に制御し、液晶表示装置の高コントラスト化を図るローカルディミングという技術が知られている。
【0004】
ローカルディミングバックライトでは、分割されたエリアの内、最外周のエリアは、発光素子が配置されていないため、最外周以外のエリアと比較して回り込む光が少なくなり、最外周のエリアの輝度が低下する。結果として、液晶表示装置の表示領域における輝度の面内均一性が低下するという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2011/033896号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従って、液晶表示装置において、輝度均一性の低下を抑制することが求められている。
【0007】
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものであり、輝度均一性の低下を抑制することが可能な液晶表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第1の実施態様に係る液晶表示装置は、
第1の輝度の第1照明領域と、前記第1の輝度より低い第2の輝度の第2照明領域とを有する照明部と、
前記第1照明領域によって照明される第1領域と、前記第2照明領域によって照明される第2領域とを含む液晶表示部と、を備え、
前記液晶表示部の前記第2領域に設けられた画素は、第1の透過率を有する第1の部分と、前記第1の透過率より高い第2の透過率を有する第2の部分とを有するカラーフィルタを備え、
i)前記第1領域に設けられた画素は、前記第1の透過率を有する第1の部分だけを有するカラーフィルタを備える、又は、
ii)前記第1領域に設けられた画素は、前記第1の透過率を有する第1の部分と前記第2の透過率を有する第2の部分とを有するカラーフィルタを備え、前記液晶表示部の前記第2領域に設けられた画素において、前記第1の部分及び前記第2の部分に対して前記第2の部分が占める割合は、前記第1領域に設けられた画素における前記第1の部分及び前記第2の部分に対して前記第2の部分が占める割合より高い。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、輝度均一性の低下を抑制することが可能な液晶表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1に係る液晶表示装置を模式的に示す図である。
図1に示すII-II線断面図である。
実施形態1に係るバックライトを示す平面図である。
図4(a)は照明領域を説明する図であり、図4(b)は図4(a)に示すB-B線での輝度を示す図である。
表示領域を説明する図である。
図6(a)は画素PXを示す平面図である。図6(b)は画素PX1を示す平面図である。図6(c)は画素PX2を示す平面図である。図6(d)は画素PX3を示す平面図である。図6(e)は画素PX4を示す平面図である。
図7(a)は、図6(a)に示すVIIA-VIIA線断面図である。図7(b)は、図6(b)に示すVIIB-VIIB線断面図である。図7(c)は、図6(c)に示すVIIC-VIIC線断面図である。図7(d)は、図6(d)に示すVIID-VIID線断面図である。図7(e)は、図6(e)に示すVIIE-VIIE線断面図である。
図8(a)は実施形態2に係る画素PX1を示す平面図である。図8(b)は実施形態2に係る画素PX2を示す平面図である。図8(c)は実施形態2に係る画素PX3を示す平面図である。
実施形態2の効果を説明するための図である。
図10(a)は実施形態3に係る画素PX1を示す平面図である。図10(b)は実施形態3に係る画素PX2を示す平面図である。図10(c)は実施形態3に係る画素PX3を示す平面図である。
図11(a)~(e)は、それぞれ実施形態4に係る画素PX~PX4を示す断面図である。
図12(a)~(e)は、それぞれ実施形態5に係る画素PX~PX4を示す断面図である。
図13(a)は実施形態6に係る画素PXを示す平面図である。図13(b)は実施形態6に係る画素PX1を示す平面図である。図13(c)は実施形態6に係る画素PX2を示す平面図である。図13(d)は実施形態6に係る画素PX3を示す平面図である。図13(e)は実施形態6に係る画素PX4を示す平面図である。
図14(a)は、図13(a)に示すXIVa-XIVa線断面図である。図14(b)は、図13(a)に示すXIVb-XIVb線断面図である。図14(c)は、図13(a)に示すXIVc-XIVc線断面図である。図14(d)は、図13(b)に示すXIVd-XIVd線断面図である。図14(e)は、図13(b)に示す XIVe-XIVe線断面図である。図14(f)は、図13(b)に示すXIVf-XIVf線断面図である。図14(g)は、図13(c)に示すXIVg-XIVg線断面図である。図14(h)は、図13(c)に示すXIVh-XIVh線断面図である。図14(i)は、図13(c)に示すXIVi-XIVi線断面図である。
図15(j)は、図13(d)に示すXVj-XVj線断面図である。図15(k)は、図13(d)に示すXVk-XVk線断面図である。図15(l)は、図13(d)に示すXVl-XVl線断面図である。図15(m)は、図13(e)に示すXVm-XVm線断面図である。図15(n)は、図13(e)に示すXVn-XVn線断面図である。図15(o)は、図13(e)に示すXVo-XVo線断面図である。
図16(a)は実施形態7に係る画素PXを示す平面図である。図16(b)は実施形態7に係る画素PX1を示す平面図である。図16(c)は実施形態7に係る画素PX2を示す平面図である。図16(d)は実施形態7に係る画素PX3を示す平面図である。図16(e)は実施形態7に係る画素PX4を示す平面図である。
図17(a)は、図16(a)に示すXVIIa-XVIIa線断面図である。図17(b)は、図16(a)に示すXVIIb-XVIIb線断面図である。図17(c)は、図16(a)に示すXVIIc-XVIIc線断面図である。図17(d)は、図16(b)に示すXVIId-XVIId線断面図である。図17(e)は、図16(b)に示すXVIIe-XVIIe線断面図である。図17(f)は、図16(b)に示すXVIIf-XVIIf線断面図である。図17(g)は、図16(c)に示すXVIIg-XVIIg線断面図である。図17(h)は、図16(c)に示すXVIIh-XVIIh線断面図である。図17(i)は、図16(c)に示すXVIIi-XVIIi線断面図である。
図18(j)は、図16(d)に示すXVIIIj-XVIIIj線断面図である。図18(k)は、図16(d)に示すXVIIIk-XVIIIk線断面図である。図18(l)は、図16(d)に示すXVIIIl-XVIIIl線断面図である。図18(m)は、図16(e)に示すXVIIIm-XVIIIm線断面図である。図18(n)は、図16(e)に示すXVIIIn-XVIIIn線断面図である。図18(o)は、図16(e)に示すXVIIIo-XVIIIo線断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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