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公開番号
2025105260
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223697
出願日
2023-12-28
発明の名称
電磁継電器
出願人
FCLコンポーネント株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01H
50/36 20060101AFI20250703BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】大型化及び部品点数の増加を最小限に抑制し、高い絶縁性を有する電磁継電器を提供する。
【解決手段】電磁継電器10はコイル16、コイル16が巻回されるボビン14、ボビン14に挿入される鉄心18、鉄心18と協働して磁気回路を形成する継鉄22を有する電磁石20と、電磁石20の作動に伴って動作する可動接点24を有する可動端子26と、可動接点24に対向して配置された固定接点30、34を有する固定端子32、36と、ボビン14に取り付けられるとともにコイル16に接続されたコイル端子28と、コイル16と継鉄22との間に配置される絶縁部材40と、コイル端子28と固定端子32、36との間を絶縁する壁部98を有するベース12と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
コイル、前記コイルが巻回されるボビン、前記ボビンに挿入される鉄心、前記鉄心と協働して磁気回路を形成する継鉄を有する電磁石と、
前記電磁石の作動に伴って動作する可動接点を有する可動端子と、
前記可動接点に対向して配置された固定接点を有する固定端子と、
前記ボビンに取り付けられるとともに前記コイルに接続されたコイル端子と、
前記コイルと前記継鉄との間に配置される絶縁部材と、
前記コイル端子と前記固定端子との間を絶縁する壁部を有するベースと、
を有する、電磁継電器。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記絶縁部材は、前記ボビンの下鍔部と嵌合する嵌合部を有し、前記絶縁部材は前記嵌合部でのみ前記ボビンと接触する、請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項3】
前記ボビンの上鍔部及び前記下鍔部の少なくとも一方は、前記継鉄に向けて延びる段差部を有する、請求項2に記載の電磁継電器。
【請求項4】
前記絶縁部材の前記嵌合部を構成する部分は肉厚が一定である、請求項2に記載の電磁継電器。
【請求項5】
前記絶縁部材は、前記コイルの略接線方向に延びる張出し部を有し、前記張出し部の前記継鉄に面する側は凹部を有する、請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項6】
前記絶縁部材の前記鉄心の軸方向についての上端面は、前記ボビンの上端よりも、前記鉄心の軸方向について反接点側に位置する、請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項7】
前記絶縁部材の前記鉄心の軸方向についての下端面は、前記ボビンの下端よりも、前記鉄心の軸方向について接点側に位置する、請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項8】
前記絶縁部材は、前記コイルの略接線方向に延びる張出し部を有し、前記張出し部の下端は、前記鉄心の軸方向に垂直な方向について前記鉄心側に向けて幅が狭くなるテーパ形状を有する、請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項9】
前記絶縁部材は、前記ボビンの上鍔部を覆うとともに前記上鍔部に接触しない庇部を有する、請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項10】
前記庇部は、前記鉄心に向けて先細となるテーパ形状を有する、請求項9に記載の電磁継電器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁継電器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
電磁継電器(リレー)は、コイルに電流を流して接点を開閉するように構成されており、鉄心に接続された継鉄(ヨーク)と、継鉄に対して可動に構成された接極子(アマチュア)とを有するヒンジ形の電磁継電器がある。
【0003】
コイル及び継鉄を有する電磁継電器では、コイルと継鉄との間に絶縁材を配置して両部材間を絶縁する技術が知られている。また、コイルが巻回されたボビンに鍔部を設け、コイルと電子部品との間の絶縁距離の増加を図る技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-049315号公報
特開2017-027877号公報
特開2009-009710号公報
特開2023-051496号公報
特開2023-051497号公報
特開2023-051498号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
低圧用途の電磁継電器では、構成要素間の電気絶縁性能に関する要求は比較的高くはないが、電気自動車等を対象とした車載充電器用途等の高電圧・高電流に対応するような電磁継電器に対しては高い絶縁性能が求められる。絶縁性能を向上させる手段としては、構成要素間の物理的な距離を大きくするか、構成要素間に絶縁材を配置する方法があるが、前者は電磁継電器が大型化し、後者は部品点数が増加するという課題がある。
【0006】
よって大型化及び部品点数の増加を最小限に抑制し、かつ高い絶縁性を実現する電磁継電器が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様は、コイル、前記コイルが巻回されるボビン、前記ボビンに挿入される鉄心、前記鉄心と協働して磁気回路を形成する継鉄を有する電磁石と、前記電磁石の作動に伴って動作する可動接点を有する可動端子と、前記可動接点に対向して配置された固定接点を有する固定端子と、前記ボビンに取り付けられるとともに前記コイルに接続されたコイル端子と、前記コイルと前記継鉄との間に配置される絶縁部材と、前記コイル端子と前記固定端子との間を絶縁する壁部を有するベースと、を有する、電磁継電器である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、部品点数の増加を抑制し、電磁継電器の小型化を図りつつ、各部を絶縁できる電磁継電器が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る電磁継電器の斜視図である。
図1の電磁継電器の分解斜視図である。
絶縁部材の構造例を示す斜視図である。
図3の絶縁部材を別角度からみた図である。
図3のA-A線に沿う断面図である。
図1のA′-A′線に沿う断面図である。
図6のA″-A″線に沿う断面図である。
ボビンと絶縁部材との接続形態の一例を示す図である。
可動ばねに対する継鉄のかしめ位置の一例を示す図である。
ボビンと絶縁部材とを組み合わせた状態を示す斜視図である。
ボビンの構造例を示す斜視図である。
図11のボビンを別角度からみた図である。
図11のボビンを前後方向にみた図である。
図11のボビンを幅方向にみた図である。
図11のボビンを高さ方向にみた図である。
ベースの構造例を示す斜視図である。
ベースを高さ方向にみた図である。
図17のF-F線に沿う断面図である。
1a接点構成の電磁継電器の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、実施形態に係る電磁継電器(リレー)10の斜視図であり、図2は図1の分解斜視図である。リレー10は例えば車載充電器に使用されるリレーであり、ベース12と、ベース12に組付けられる電磁石20とを有する。電磁石20は、ボビン(巻枠)14と、ボビン14に巻回されたコイル16と、ボビン14内に配置された鉄心18と、鉄心18の一端に結合され、鉄心18と協働して磁気回路を形成する略L字形状の継鉄(ヨーク)22とを有する。またリレー10は、電磁石20の作動に伴って鉄心18の他端である頭部に吸着される接極子25と、接極子25の動作に対応して鉄心18の頭部に対して接離する方向に動作する、2つの可動接点24を備えた可動端子26と、コイル巻線16の両端に接続される2つのコイル端子28とを有する。図示例では、コイル端子28はボビン14に取り付けられる。また、可動接点24は可動ばねの先端付近に取り付けられる。
(【0011】以降は省略されています)
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