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公開番号
2025103435
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220832
出願日
2023-12-27
発明の名称
バラン回路
出願人
日本電波工業株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
H01P
5/19 20060101AFI20250702BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】セミリジットケーブルを用いたバラン回路において、シミュレーションとのずれを低減させる。
【解決手段】第1入力ポートと、第2入力ポートと、出力ポートと、所定の大きさの貫通孔とを有する基板と、貫通孔の上に固定されており、基板に形成されている回路と電気的に接続している第1セミリジットケーブル及び第2セミリジットケーブルとを備え、第1セミリジットケーブルの外部導体は、第2セミリジットケーブルの一方の端部側の内部導体と電気的に接続されており、第2セミリジットケーブルの外部導体は、第1セミリジットケーブルの一方の端部側の内部導体と電気的に接続されている、バラン回路。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1入力ポートと、第2入力ポートと、出力ポートと、所定の大きさの貫通孔とを有する基板と、
前記貫通孔の上に固定されており、前記基板に形成されている回路と電気的に接続している第1セミリジットケーブル及び第2セミリジットケーブルと
を備え、
前記第1セミリジットケーブルの外部導体は、前記第2セミリジットケーブルの一方の端部側の内部導体と電気的に接続されており、
前記第2セミリジットケーブルの外部導体は、前記第1セミリジットケーブルの一方の端部側の内部導体と電気的に接続されており、
前記出力ポートは、前記第1セミリジットケーブルの一方の端部とは反対の他方の端部側の内部導体と、前記第2セミリジットケーブルの一方の端部とは反対の他方の端部側の内部導体とに、電気的に接続されている、
バラン回路。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
一端が前記第1入力ポートと電気的に接続されており、一端とは反対側の他端が前記第2入力ポートと電気的に接続されている抵抗素子を更に備え、
前記第1入力ポートは、前記第1セミリジットケーブルの外部導体と電気的に接続されており、
前記第2入力ポートは、前記第2セミリジットケーブルの外部導体と電気的に接続されている、
請求項1に記載のバラン回路。
【請求項3】
前記第1入力ポートと前記第1セミリジットケーブルの外部導体とを電気的に接続している第1入力側セミリジットケーブルと、
前記第2入力ポートと前記第2セミリジットケーブルの外部導体とを電気的に接続している第2入力側セミリジットケーブルと、
前記出力ポートと、前記第1セミリジットケーブルの一方の端部とは反対の他方の端部側の内部導体とを電気的に接続している第1出力側セミリジットケーブルと、
前記出力ポートと、前記第2セミリジットケーブルの一方の端部とは反対の他方の端部側の内部導体とを電気的に接続している第2出力側セミリジットケーブルと
を更に備える、請求項1又は2に記載のバラン回路。
【請求項4】
前記第1セミリジットケーブルの一方の端部側の内部導体と、前記第2セミリジットケーブルの外部導体とに、電気的に接続されている終端器を更に備え、
前記第1セミリジットケーブルの外部導体と、前記第2セミリジットケーブルの外部導体とは、所定の基準電位と電気的に接続されている、
請求項1に記載のバラン回路。
【請求項5】
前記第1入力ポートと、前記第1セミリジットケーブルの一方の端部とは反対の他方の端部側の内部導体とを電気的に接続している第1入力側セミリジットケーブルと、
前記第2入力ポートと、前記第2セミリジットケーブルの一方の端部とは反対の他方の端部側の内部導体とを電気的に接続している第2入力側セミリジットケーブルと、
前記出力ポートと、前記第1セミリジットケーブルの一方の端部とは反対の他方の端部側の内部導体とを電気的に接続している第1出力側セミリジットケーブルと、
前記出力ポートと、前記第2セミリジットケーブルの一方の端部とは反対の他方の端部側の内部導体とを電気的に接続している第2出力側セミリジットケーブルと
を更に備える、請求項4に記載のバラン回路。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バラン回路に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
2つの高周波信号を1つの高周波信号に合成するためのウィルキンソン合成器と、1つの高周波信号を2つの高周波信号に分配するためのウィルキンソン分配器とが知られている(例えば、特許文献1、2を参照)。このようなウィルキンソン合成器及びウィルキンソン分配器は、セミリジットケーブルを用いたバラン回路で構成できることも知られている(例えば、特許文献3を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-222401号公報
特開2000-77873号公報
特許第6419944号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献3のようなセミリジットケーブルを用いたバラン回路は、シミュレーションでは良好な特性を得ることができるが、実際に回路を構成して入出力特性を測定すると、測定結果とシミュレーションとのずれが大きくなってしまうことがあった。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、セミリジットケーブルを用いたバラン回路において、シミュレーションとのずれを低減させるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様においては、第1入力ポートと、第2入力ポートと、出力ポートと、所定の大きさの貫通孔とを有する基板と、前記貫通孔の上に固定されており、前記基板に形成されている回路と電気的に接続している第1セミリジットケーブル及び第2セミリジットケーブルとを備え、前記第1セミリジットケーブルの外部導体は、前記第2セミリジットケーブルの一方の端部側の内部導体と電気的に接続されており、前記第2セミリジットケーブルの外部導体は、前記第1セミリジットケーブルの一方の端部側の内部導体と電気的に接続されており、前記出力ポートは、前記第1セミリジットケーブルの一方の端部とは反対の他方の端部側の内部導体と、前記第2セミリジットケーブルの一方の端部とは反対の他方の端部側の内部導体とに、電気的に接続されている、バラン回路を提供する。
【0007】
前記バラン回路は、一端が前記第1入力ポートと電気的に接続されており、一端とは反対側の他端が前記第2入力ポートと電気的に接続されている抵抗素子を更に備え、前記第1入力ポートは、前記第1セミリジットケーブルの外部導体と電気的に接続されており、前記第2入力ポートは、前記第2セミリジットケーブルの外部導体と電気的に接続されていてもよい。
【0008】
前記バラン回路は、前記第1入力ポートと前記第1セミリジットケーブルの外部導体とを電気的に接続している第1入力側セミリジットケーブルと、前記第2入力ポートと前記第2セミリジットケーブルの外部導体とを電気的に接続している第2入力側セミリジットケーブルと、前記出力ポートと、前記第1セミリジットケーブルの一方の端部とは反対の他方の端部側の内部導体とを電気的に接続している第1出力側セミリジットケーブルと、前記出力ポートと、前記第2セミリジットケーブルの一方の端部とは反対の他方の端部側の内部導体とを電気的に接続している第2出力側セミリジットケーブルとを更に備えてもよい。
【0009】
前記バラン回路は、前記第1セミリジットケーブルの一方の端部側の内部導体と、前記第2セミリジットケーブルの外部導体とに、電気的に接続されている終端器を更に備え、前記第1セミリジットケーブルの外部導体と、前記第2セミリジットケーブルの外部導体とは、所定の基準電位と電気的に接続されていてもよい。
【0010】
前記バラン回路は、前記第1入力ポートと、前記第1セミリジットケーブルの一方の端部とは反対の他方の端部側の内部導体とを電気的に接続している第1入力側セミリジットケーブルと、前記第2入力ポートと、前記第2セミリジットケーブルの一方の端部とは反対の他方の端部側の内部導体とを電気的に接続している第2入力側セミリジットケーブルと、前記出力ポートと、前記第1セミリジットケーブルの一方の端部とは反対の他方の端部側の内部導体とを電気的に接続している第1出力側セミリジットケーブルと、前記出力ポートと、前記第2セミリジットケーブルの一方の端部とは反対の他方の端部側の内部導体とを電気的に接続している第2出力側セミリジットケーブルとを更に備えてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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