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公開番号
2025101261
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023217981
出願日
2023-12-25
発明の名称
表示装置
出願人
シャープディスプレイテクノロジー株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
G02F
1/1347 20060101AFI20250630BHJP(光学)
要約
【課題】表示品位の低下を抑制することができる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、画像が表示される表示領域と、表示領域の周囲に設けられた額縁領域と、を有し、第1の液晶パネルと、第1の液晶パネルに対向して配置された第2の液晶パネルと、を備え、第1の液晶パネルは、平面視において、第1の方向及び上記第1の方向に交差する第2の方向に沿ってマトリクス状に配置された複数の画素電極と、第1の方向及び第2の方向に延設され、かつ、複数の画素電極に重畳する複数の開口部が設けられたブラックマトリクスと、を備え、第2の液晶パネルは、第1基板と、平面視において表示領域に重畳するスペーサと、平面視において第1の方向及び第2の方向とは異なる第3の方向に配向処理された配向膜と、液晶層と、第2基板と、を順に備え、スペーサは、平面視において、ブラックマトリクスに重畳する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
画像が表示される表示領域と、前記表示領域の周囲に設けられた額縁領域と、を有し、
第1の液晶パネルと、前記第1の液晶パネルに対向して配置された第2の液晶パネルと、を備え、
前記第1の液晶パネルは、平面視において、第1の方向及び前記第1の方向に交差する第2の方向に沿ってマトリクス状に配置された複数の画素電極と、前記第1の方向及び前記第2の方向に延設され、かつ、前記複数の画素電極に重畳する複数の開口部が設けられたブラックマトリクスと、を備え、
前記第2の液晶パネルは、第1基板と、平面視において前記表示領域に重畳するスペーサと、平面視において前記第1の方向及び前記第2の方向とは異なる第3の方向に配向処理された配向膜と、液晶層と、第2基板と、を順に備え、
前記スペーサは、平面視において、前記ブラックマトリクスに重畳する、表示装置。
続きを表示(約 2,800 文字)
【請求項2】
前記複数の開口部は、マトリクス状に配置された第1の開口部、第2の開口部、第3の開口部及び第4の開口部を含み、前記ブラックマトリクスは、前記第1の開口部、前記第2の開口部、前記第3の開口部及び前記第4の開口部の中心に位置する第1領域を有し、
前記第1領域は、前記第1の方向に延設された第1延設部分と、前記第1延設部分から前記第2の方向の一方及び他方の側に延設された第2延設部分と、前記第1延設部分の中心線及び前記第2延設部分の中心線の交点に位置する中心部と、を有する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記配向膜は、前記第3の方向の一方の側から他方の側に向かってラビング処理された配向膜であり、
前記スペーサは、平面視において、前記第1領域が有する前記第1延設部分の内側であって、かつ、前記第1領域が有する前記中心部に対して前記第3の方向の一方の側に配置される、請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記第1の開口部は、前記第1領域が有する前記中心部に対して前記第3の方向の一方の側に位置し、前記第3の開口部は、前記第1領域が有する前記中心部に対して前記第3の方向の他方の側に位置し、
前記第1の開口部と前記第2の開口部とは、前記第1の方向に沿って互いに隣接し、
前記第3の開口部と前記第4の開口部とは、前記第1の方向に沿って互いに隣接し、
前記第1領域は、前記第1延設部分と前記第2延設部分とが交差し、前記第1の開口部、前記第2の開口部、前記第3の開口部及び前記第4の開口部に囲まれた第1交差領域を有し、
前記第1交差領域は、前記第1領域が有する前記中心部から前記第1交差領域に隣接する前記第3の開口部の角部へ至る長さが、前記第1領域が有する前記中心部から前記第1交差領域に隣接する前記第2の開口部の角部へ至る長さより長くなるよう、前記第3の方向の他方の側へ拡幅されたブラックマトリクスの拡幅部を前記第3の開口部の角部に隣接する領域に含む、請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記第1の開口部は、前記第1領域が有する前記中心部に対して前記第3の方向の一方の側に位置し、前記第3の開口部は、前記第1領域が有する前記中心部に対して前記第3の方向の他方の側に位置し、
前記第1の開口部と前記第2の開口部とは、前記第1の方向に沿って互いに隣接し、
前記第3の開口部と前記第4の開口部とは、前記第1の方向に沿って互いに隣接し、
前記第1領域は、前記第1延設部分と前記第2延設部分とが交差し、前記第1の開口部、前記第2の開口部、前記第3の開口部及び前記第4の開口部に囲まれた第1交差領域を有し、
前記第1交差領域に隣接する前記第4の開口部の角部は、前記第3の方向の一方の側から他方の側へ沿って直線状に延在する、請求項3に記載の表示装置。
【請求項6】
前記第1の液晶パネルは、更に、平面視において前記第1領域が有する前記第1延設部分に重畳する第1の液晶パネル側スペーサを備える、請求項2に記載の表示装置。
【請求項7】
前記複数の開口部は、更に、マトリクス状に配置された第5の開口部、第6の開口部、第7の開口部及び第8の開口部を含み、前記ブラックマトリクスは、更に、前記第5の開口部、前記第6の開口部、前記第7の開口部及び前記第8の開口部の中心に位置し、前記第1領域とは異なる領域である第2領域を有し、
前記第2領域は、前記第1の方向に延設された第1延設部分と、前記第1延設部分から前記第2の方向の一方及び他方の側に延設された第2延設部分と、前記第1延設部分の中心線及び前記第2延設部分の中心線の交点に位置する中心部と、を有し、
前記スペーサは、平面視において、前記第1領域及び前記第2領域の少なくとも一方に重畳し、
前記第1の液晶パネルは、更に、平面視において前記第1領域及び前記第2領域の少なくとも一方に重畳する第1の液晶パネル側スペーサを備える、請求項2に記載の表示装置。
【請求項8】
前記配向膜は、前記第3の方向の一方の側から他方の側に向かってラビング処理された配向膜であり、
前記スペーサは、平面視において、前記第1領域に重畳せず、前記第2領域に重畳し、かつ、前記第2領域が有する前記中心部に対して前記第3の方向の一方の側に配置され、
前記第1の液晶パネル側スペーサは、平面視において、前記第1領域が有する前記第1延設部分に重畳し、かつ、前記第2領域に重畳しない、請求項7に記載の表示装置。
【請求項9】
前記第5の開口部は、前記第2領域が有する前記中心部に対して前記第3の方向の一方の側に位置し、前記第7の開口部は、前記第2領域が有する前記中心部に対して前記第3の方向の他方の側に位置し、
前記第5の開口部と前記第6の開口部とは、前記第1の方向に沿って互いに隣接し、
前記第7の開口部と前記第8の開口部とは、前記第1の方向に沿って互いに隣接し、
前記第2領域は、前記第2領域が有する前記第1延設部分と前記第2領域が有する前記第2延設部分とが交差し、前記第5の開口部、前記第6の開口部、前記第7の開口部及び前記第8の開口部に囲まれた第2交差領域を有し、
前記第2交差領域は、前記第2領域が有する前記中心部から前記第2交差領域に隣接する前記第7の開口部の角部へ至る長さが、前記第2領域が有する前記中心部から前記第2交差領域に隣接する前記第6の開口部の角部へ至る長さより長くなるよう、前記第3の方向の他方の側へ拡幅されたブラックマトリクスの拡幅部を前記第7の開口部の角部に隣接する領域に含む、請求項8に記載の表示装置。
【請求項10】
前記第5の開口部は、前記第2領域が有する前記中心部に対して前記第3の方向の一方の側に位置し、前記第7の開口部は、前記第2領域が有する前記中心部に対して前記第3の方向の他方の側に位置し、
前記第5の開口部と前記第6の開口部とは、前記第1の方向に沿って互いに隣接し、
前記第7の開口部と前記第8の開口部とは、前記第1の方向に沿って互いに隣接し、
前記第2領域は、前記第2領域が有する前記第1延設部分と前記第2領域が有する前記第2延設部分とが交差し、前記第5の開口部、前記第6の開口部、前記第7の開口部及び前記第8の開口部に囲まれた第2交差領域を有し、
前記第2交差領域に隣接する前記第8の開口部の角部は、前記第3の方向の一方の側から他方の側へ沿って直線状に延在する、請求項8に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
表示装置に関する技術として、例えば、特許文献1には、表示パネルと、表示パネルに重ねて配置されるバリアパネルと、を備え、表示パネルは、表示光を発しないBM領域と、BM領域の開口であり、表示光を発する複数の画素とを備え、複数の画素は、x方向およびy方向に等ピッチで配列され、光バリア素子は、一対のガラス基板と、ガラス基板間に設けられる液晶層と、ガラス基板間に設けられる複数のPSを有し、複数のPSは、x方向およびy方向に等ピッチで配列され、複数のPSのx方向およびy方向の配列ピッチは、それぞれ複数の画素のx方向およびy方向の配列ピッチの整数倍ではない、立体表示装置が開示されている。
【0003】
特許文献2には、画像を表示する表示領域である画素部と、画素部の周囲を囲う非表示領域である額縁部と、が規定され、第1の表示パネルを備える表示装置であって、第1の表示パネルは、第1基板と、第1基板に対向配置され、遮光層を含む第2基板と、第1基板と第2基板との間に形成された複数のスペーサと、を含み、第2基板のうち額縁部に配置された部分をなす第1額縁エリアは、遮光層が形成された遮光層形成領域と、遮光層が形成されていない遮光層非形成領域とを含み、複数のスペーサのうち額縁部に配置されたスペーサは、第2基板の第1額縁エリアにおける遮光層形成領域上に形成されており、遮光層形成領域上に配置されたスペーサの周りに遮光層非形成領域が配置された表示装置が開示されている。
【0004】
特許文献3には、第1液晶表示パネルと、第1液晶表示パネルに対向する第2液晶表示パネルとを備え、第1液晶表示パネル及び第2液晶表示パネルの各々は、映像信号線と、走査線と、各画素に設けられたトランジスタと、各画素に設けられた画素電極とを有し、映像信号線、走査線、トランジスタの半導体層及び画素電極の少なくとも一つが、第1液晶表示パネルと第2液晶表示パネルとで同じ形状でパターニングされた液晶表示装置が開示されている。
【0005】
特許文献4には、第1の画像と第2の画像を合成した画像を表示する表示パネルと、表示パネルに重ねて配置されるバリアパネルと、を備え、バリアパネルは第1のバリア基板と、第1のバリア基板と液晶層を介して対向する第2のバリア基板と、第1のバリア基板の第2のバリア基板と対向する面上に規則的に配置され第1のバリア基板と第2のバリア基板の間隔を一定に維持するスペーサと、第1のバリア基板もしくは第2のバリア基板の対向する面上に不規則に配置される遮光パターンを備え、スペーサは遮光パターンと平面視において重なって遮光されるスペーサを含む、画像表示装置が開示されている。
【0006】
特許文献5には、第一の液晶セルと第二の液晶セルとを有し、上記第一の液晶セルと上記第二の液晶セルとの間に偏光板を有さず、上記第一の液晶セルは、第一の液晶分子を含有する第一の液晶層と、上記第一の液晶層への電圧印加用の第一の電極対とを備え、上記第二の液晶セルは、第二の液晶分子を含有する第二の液晶層と、上記第二の液晶層への電圧印加用の第二の電極対とを備え、上記第一の液晶層及び上記第二の液晶層に電圧が印加されていない状態において、上記第一の液晶層における上記第二の液晶セル側の上記第一の液晶分子の配向方向は平面視において、上記第二の液晶層における上記第一の液晶セル側の上記第二の液晶分子の配向方向と平行である光学素子が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2020-64092号公報
特開2018-004872号公報
特開2020-139992号公報
特開2021-167890号公報
特開2023-104136号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、表示品位の低下を抑制することができる表示装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1)本発明の一実施形態は、画像が表示される表示領域と、上記表示領域の周囲に設けられた額縁領域と、を有し、第1の液晶パネルと、上記第1の液晶パネルに対向して配置された第2の液晶パネルと、を備え、上記第1の液晶パネルは、平面視において、第1の方向及び上記第1の方向に交差する第2の方向に沿ってマトリクス状に配置された複数の画素電極と、上記第1の方向及び上記第2の方向に延設され、かつ、上記複数の画素電極に重畳する複数の開口部が設けられたブラックマトリクスと、を備え、上記第2の液晶パネルは、第1基板と、平面視において上記表示領域に重畳するスペーサと、平面視において上記第1の方向及び上記第2の方向とは異なる第3の方向に配向処理された配向膜と、液晶層と、第2基板と、を順に備え、上記スペーサは、平面視において、上記ブラックマトリクスに重畳する、表示装置。
【0010】
(2)また、本発明のある実施形態は、上記(1)の構成に加え、上記複数の開口部は、マトリクス状に配置された第1の開口部、第2の開口部、第3の開口部及び第4の開口部を含み、上記ブラックマトリクスは、上記第1の開口部、上記第2の開口部、上記第3の開口部及び上記第4の開口部の中心に位置する第1領域を有し、上記第1領域は、上記第1の方向に延設された第1延設部分と、上記第1延設部分から上記第2の方向の一方及び他方の側に延設された第2延設部分と、上記第1延設部分の中心線及び上記第2延設部分の中心線の交点に位置する中心部と、を有する、表示装置。
(【0011】以降は省略されています)
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