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公開番号
2025100421
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2024216194
出願日
2024-12-11
発明の名称
バッテリーパック
出願人
株式会社AESCジャパン
代理人
個人
主分類
H01M
50/293 20210101AFI20250626BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】空間利用率が高く、エネルギー密度が大きく、且つ容易に取り付けることのできるバッテリーパックを提供する。
【解決手段】下部筐体を含むケースと、複数のパウチ型電池セルを含み、且つ対向する2つのタブ側およびタブ側に隣接する側面を含み、下部筐体内に設置されたセルスタックと、セルスタックと下部筐体の底板の間を直接接着固定する熱伝導性構造接着剤と、セルスタックのタブ側と下部筐体の間に充填されて接続された発泡接着剤と、バッテリー管理システムと、フレキシブル回路基板を含むフレキシブル回路基板アセンブリと、セルスタックの側面に固定された側板と、バッテリー管理システムをフレキシブル回路基板に通信接続し、フレキシブルフラットケーブルおよびアダプタシートを含み、フレキシブルフラットケーブルが、セルスタックの側面に設置され、アダプタシートを介して側板に接続固定された接続部品と、を含むバッテリーパックとする。
【選択図】図18
特許請求の範囲
【請求項1】
下部筐体を含むケースと、
複数のパウチ型電池セルを含み、且つ対向する2つのタブ側および前記タブ側に隣接する側面を含み、前記下部筐体内に設置されたセルスタックと、
前記セルスタックと前記下部筐体の底板の間を直接接着固定する熱伝導性構造接着剤と、
前記セルスタックのタブ側と前記下部筐体の間に充填されて接続された発泡接着剤と、
バッテリー管理システムと、
フレキシブル回路基板を含むフレキシブル回路基板アセンブリと、
前記セルスタックの側面に固定された側板と、
前記バッテリー管理システムを前記フレキシブル回路基板に通信接続し、フレキシブルフラットケーブルおよびアダプタシートを含む接続部品と、
を含み、
前記フレキシブルフラットケーブルが、前記セルスタックの側面に設置され、前記アダプタシートを介して前記側板に接続固定されたことを特徴とするバッテリーパック。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記フレキシブルフラットケーブルの数量が、複数であり、前記フレキシブル回路基板の数量と等しく、複数の前記フレキシブルフラットケーブルの少なくとも一部が、重なり合って設置され、同一の前記アダプタシートを介して前記側板に接続固定された請求項1に記載のバッテリーパック。
【請求項3】
隣接する2層の前記フレキシブルフラットケーブルが、接着剤で互いに固定された請求項2に記載のバッテリーパック。
【請求項4】
前記フレキシブルフラットケーブルが、前記セルスタックの側面に対応して設置され、前記アダプタシートが、第1接続面および第2接続面を含み、前記第1接続面が、前記側板に固定接続され、前記第2接続面が、前記フレキシブルフラットケーブルに固定接続された請求項1に記載のバッテリーパック。
【請求項5】
前記第1接続面が、前記側板と重ねてつながり、固定具を介して前記側板に固定され、前記第2接続面が、前記フレキシブルフラットケーブルに接着剤で固定された請求項4に記載のバッテリーパック。
【請求項6】
前記接続部品が、さらに、第1コネクタを含み、前記フレキシブルフラットケーブルの両端に、それぞれ前記第1コネクタが接続され、前記フレキシブルフラットケーブルの一端の前記第1コネクタが、前記フレキシブル回路基板に接続され、前記フレキシブルフラットケーブルの他端の前記第1コネクタが、前記バッテリー管理システムに電気接続された請求項2に記載のバッテリーパック。
【請求項7】
前記フレキシブル回路基板アセンブリが、さらに、第2コネクタを含み、前記フレキシブル回路基板が、前記第2コネクタを介して前記第1コネクタに接続された請求項6に記載のバッテリーパック。
【請求項8】
前記フレキシブル回路基板が、フレキシブル回路基板本体を含み、前記フレキシブル回路基板本体の両端が、同じ方向に折り曲げられて前記側板に引っ掛かる固定部を形成し、前記第2コネクタが、前記固定部に設置され、対応する前記第1コネクタに接続された請求項7に記載のバッテリーパック。
【請求項9】
前記フレキシブルフラットケーブルの一端が、対応する前記フレキシブル回路基板上の前記第2コネクタに接続され、前記フレキシブルフラットケーブルの他端が、前記バッテリー管理システムに延伸し、複数の前記フレキシブルフラットケーブルが、同一経路上で重なり合って設置された請求項7に記載のバッテリーパック。
【請求項10】
複数の前記フレキシブルフラットケーブル上の第1コネクタが、前記フレキシブルフラットケーブルの延長方向にずれて配置された請求項6~9のいずれか1項に記載のバッテリーパック。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、動力バッテリーの技術分野に関するものであり、特に、バッテリーパックに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
単一の二次電池の作動電圧は、約2.5V~4.5Vである。大容量且つ高電圧出力を必要とする電気自動車や蓄エネルギーシステムでは、通常、複数のセル(cell)を直列および/または並列に接続してバッテリーモジュール(module)を形成してから、バッテリーモジュールを直列および/または並列に接続してバッテリーパック(pack)を形成し、さらに、バッテリーパックを電気自動車にエネルギーを供給するためのエネルギー源システムとして、または蓄エネルギーシステムとして利用する。バッテリーパックの構築に使用されるバッテリーモジュールの数量や形状、およびバッテリーモジュールの構成に使用されるセルの数量や形状などは、実際の必要に応じて柔軟に変更することができる。
【0003】
電気自動車に使用される動力バッテリーの分野では、電気自動車の満充電走行距離および充電速度を向上させるために、バッテリーパックのエネルギー密度および冷却性能をさらに強化する必要がある。エネルギー密度を向上させる1つの方法として、CTP(cell to pack)型バッテリーパックは、セルからバッテリーモジュールを形成するステップを省略し、セルを直接バッテリーパックに統合することによって、バッテリーモジュールの形成に必要な構造部品および電気接続部品を省略することができるため、セル自体に用いる空間を増やすことができる。
【0004】
現在、一般的なセルは、構造の違いに基づいて、円筒形セル、角形セル、パウチ型電池セルなどに分類される。角形セルを使用したCTP型バッテリーパックは、既に幅広く普及しているが、パウチ型電池セルは、外部衝撃に弱く、組み立てが難しいという欠点があるため、CTP型バッテリーパックに統合する過程において、依然として一連の問題に直面する。現有技術では、パウチ型電池セルのスタックを直接バッテリーパック内に取り付けるのが困難であり、空間利用率が低いため、バッテリーパックのエネルギー密度の低下を引き起こす。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の現有技術の欠点を考慮して、本発明は、空間利用率が高く、エネルギー密度が大きく、且つ容易に取り付けることのできるバッテリーパックを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的およびその他の関連する目的を実現するために、本発明は、下部筐体を含むケースと、複数のパウチ型電池セルを含み、且つ対向する2つのタブ側および前記タブ側に隣接する側面を含み、前記下部筐体内に設置されたセルスタックと、前記セルスタックと前記下部筐体の底板の間を直接接着固定する熱伝導性構造接着剤と、前記セルスタックのタブ側と前記下部筐体の間に充填されて接続された発泡接着剤と、バッテリー管理システムと、フレキシブル回路基板を含むフレキシブル回路基板アセンブリと、前記セルスタックの側面に固定された側板と、前記バッテリー管理システムを前記フレキシブル回路基板に通信接続し、フレキシブルフラットケーブルおよびアダプタシートを含む接続部品と、を含み、前記フレキシブルフラットケーブルが、前記セルスタックの側面に設置され、前記アダプタシートを介して前記側板に接続固定されたとするバッテリーパックを提供する。
【0007】
本発明の1つの実施形態において、前記フレキシブルフラットケーブルの数量は、複数であり、前記フレキシブル回路基板の数量と等しく、複数の前記フレキシブルフラットケーブルの少なくとも一部は、重なり合って設置され、同一の前記アダプタシートを介して前記側板に接続固定される。
【0008】
本発明の1つの実施形態において、隣接する2層の前記フレキシブルフラットケーブルは、接着剤で互いに固定される。
【0009】
本発明の1つの実施形態において、前記フレキシブルフラットケーブルは、前記セルスタックの側面に対応して設置される。前記アダプタシートは、第1接続面および第2接続面を含み、前記第1接続面は、前記側板に固定接続され、前記第2接続面は、前記フレキシブルフラットケーブルに固定接続される。
【0010】
本発明の1つの実施形態において、前記第1接続面は、前記側板と重ねてつながり、固定具を介して前記側板に固定される。前記第2接続面は、前記フレキシブルフラットケーブルに接着剤で固定される。
(【0011】以降は省略されています)
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