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公開番号
2025098269
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2025061347,2022084778
出願日
2025-04-02,2022-05-24
発明の名称
車両運行管理装置、車両運行管理システム、車両運行管理方法および車両運行管理プログラム
出願人
三菱電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G08G
1/127 20060101AFI20250624BHJP(信号)
要約
【課題】利用者の需要に対応した車両の運行の精度を向上させつつ、車両の走行時間を短縮可能な車両運行管理装置を得ること。
【解決手段】車両運行管理装置10は、複数の停留所を含む運行経路を含む車両74の運行計画24を予め記憶する記憶部20と、車両74の利用者の移動需要22を取得する移動需要取得部40と、移動需要22についての停留所の特性である停留所特性21を取得する停留所特性取得部30と、移動需要22および停留所特性21に基づいて、運行経路に含まれる複数の停留所のうち車両74を停車させない停留所を決定する経由停留所決定部50と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の停留所を含む運行経路を含む車両の運行計画を予め記憶する記憶部と、
前記車両の利用者の移動需要を取得する移動需要取得部と、
前記移動需要についての前記停留所の特性である停留所特性を取得する停留所特性取得部と、
前記移動需要および前記停留所特性に基づいて、前記運行経路に含まれる前記複数の停留所のうち前記車両を停車させない前記停留所を決定する経由停留所決定部と、
を備え、
前記経由停留所決定部は、停車しない前記停留所を決定した場合、停車しない前記停留所を経由しない運行経路を選択し、前記運行計画について、停車しない前記停留所、および停車しない前記停留所より後の前記停留所における到着時刻および出発時刻を更新する、
ことを特徴とする車両運行管理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
複数の停留所を含む運行経路を含む車両の運行計画を予め記憶する記憶部と、
前記車両の利用者の移動需要を取得する移動需要取得部と、
前記移動需要についての前記停留所の特性である停留所特性を取得する停留所特性取得部と、
前記移動需要および前記停留所特性に基づいて、前記運行経路に含まれる前記複数の停留所のうち前記車両を停車させない前記停留所を決定する経由停留所決定部と、
を備え、
前記経由停留所決定部は、前記車両の運行状況に基づいて、前記車両を停車させない前記停留所を決定するタイミングを判定する、
ことを特徴とする車両運行管理装置。
【請求項3】
前記停留所特性は、前記停留所で見込まれる前記移動需要を予測した予測移動需要量である、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両運行管理装置。
【請求項4】
前記停留所特性は、前記停留所で乗車する前記利用者の優先度を示す情報である、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両運行管理装置。
【請求項5】
前記利用者の優先度を示す情報は、高齢者、妊婦、および重要顧客の少なくともいずれか1つの優先度がその他の前記利用者より高く設定される、
ことを特徴とする請求項4に記載の車両運行管理装置。
【請求項6】
前記停留所特性は、前記停留所で乗車する前記利用者に対して代替できる移動手段があるか否かを示す情報である、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両運行管理装置。
【請求項7】
前記経由停留所決定部は、前記停留所特性に基づいて、各停留所の優先度を示す経由優先度を決定し、前記移動需要および前記経由優先度に基づいて、前記経由優先度に対応する前記停留所に前記車両を停車させるか否かを決定する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両運行管理装置。
【請求項8】
前記経由停留所決定部は、さらに前記車両の運行状況を用いて、前記車両を停車させない前記停留所を決定する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両運行管理装置。
【請求項9】
前記経由停留所決定部は、
前記移動需要および前記停留所特性を取得するデータ取得部と、
前記移動需要および前記停留所特性から、前記運行経路に含まれる前記複数の停留所のうち前記車両を停車させない前記停留所を推論するための学習済モデルを用いて、前記データ取得部で取得された前記移動需要および前記停留所特性から前記運行経路に含まれる前記複数の停留所のうち前記車両を停車させない前記停留所を示す情報を出力する推論部と、
を有することを特徴とする請求項1または2に記載の車両運行管理装置。
【請求項10】
前記移動需要取得部は、前記移動需要を、前記車両運行管理装置の外部から、または前記記憶部から取得する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両運行管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両の運行を管理する車両運行管理装置、車両運行管理システム、車両運行管理方法および車両運行管理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、バスは、予め決められた運行経路を走行し、予め決められた停留所で停車し、利用者の乗降を行っている。バスの運転手は、降車する利用者が無く、停留所に利用者が居ない場合、当該停留所を通過することがある。また、バスは、一般道を走行することから、渋滞などによって遅延することがある。そのため、バスに乗車しようとする利用者は、バスが停留所に停車するように、また、出発時刻は過ぎていてもバスが遅延している場合を想定して、停留所で待ち続けなければならない。
【0003】
このような問題に対して、特許文献1には、利用者がバスの乗車予約を行う技術が開示されている。利用者は、バスの乗車予約を行うことで、バスの到着を停留所で待ち続ける必要が無くなる。また、バスの運転手は、降車する利用者が無く、かつバスの乗車予約が無い場合、当該停留所にバスを停車させることなく通過させることができるので、バスの無駄な停車時間の発生を抑えることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-236997号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般的に、停留所で乗降する利用者の数は各停留所で同じではなく、駅、病院、商業施設などの施設が周辺に存在する停留所では、多くの利用者の需要が見込まれる。また、このような停留所では、バスの出発時刻を認識していない利用者が、本来のバスの出発時刻ぎりぎりに停留所に到着することも想定される。しかしながら、上記従来の技術によれば、バスの運転手は、降車する利用者が無く、かつバスの乗車予約が無い停留所について、一律にバスを停車させることなく通過させてしまう。そのため、バスの運転手は、前述の条件に合致しているときは、利用者の需要が見込まれる停留所であってもバスを停車させることなく通過させてしまうので、利用者の需要に対応できない場合がある、という問題があった。
【0006】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者の需要に対応した車両の運行の精度を向上させつつ、車両の走行時間を短縮可能な車両運行管理装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示の車両運行管理装置は、複数の停留所を含む運行経路を含む車両の運行計画を予め記憶する記憶部と、車両の利用者の移動需要を取得する移動需要取得部と、移動需要についての停留所の特性である停留所特性を取得する停留所特性取得部と、移動需要および停留所特性に基づいて、運行経路に含まれる複数の停留所のうち車両を停車させない停留所を決定する経由停留所決定部と、を備える。経由停留所決定部は、停車しない停留所を決定した場合、停車しない停留所を経由しない運行経路を選択し、運行計画について、停車しない停留所、および停車しない停留所より後の停留所における到着時刻および出発時刻を更新することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、車両運行管理装置は、利用者の需要に対応した車両の運行の精度を向上させつつ、車両の走行時間を短縮可能である、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係る車両運行管理システムの構成例を示す図
実施の形態1に係る車両運行管理装置の記憶部に記憶される移動需要の例を示す図
実施の形態1に係る車両運行管理装置の経由停留所決定部が車両を停車させない停留所を決定して運行計画を更新した場合の更新前の運行計画の例および更新後の運行計画の例を示す図
実施の形態1に係る車両運行管理装置の経由停留所決定部が高い経由優先度を決定する場合の停留所特性の例を示す図
実施の形態1に係る車両運行管理装置の経由停留所決定部が低い経由優先度を決定する場合の停留所特性の例を示す図
実施の形態1に係る車両運行管理装置の経由停留所決定部が停留所特性として予測移動需要量を使用して経由優先度を決定し、車両を停車させない停留所を決定したときの例を示す図
実施の形態1に係る車両運行管理装置の経由停留所決定部が停留所特性として利用者優先度を使用して経由優先度を決定し、車両を停車させない停留所を決定したときの例を示す図
実施の形態1に係る車両運行管理装置の経由停留所決定部が停留所特性として代替移動手段有無を使用して経由優先度を決定し、車両を停車させない停留所を決定したときの例を示す図
実施の形態1に係る車両運行管理装置の経由停留所決定部が停留所特性を使用して車両を停留所に停車させるか否かを判定した場合と、停留所特性を使用しないで車両を停留所に停車させるか否かを判定した場合との比較例を示す図
実施の形態1に係る車両運行管理装置の動作を示すフローチャート
実施の形態1に係る車両運行管理装置を実現する処理回路をプロセッサおよびメモリで構成する場合の処理回路の構成の一例を示す図
実施の形態1に係る車両運行管理装置を実現する処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の処理回路の構成の一例を示す図
実施の形態3に係る経由停留所決定部の構成例を示す図
実施の形態3に係る学習用データの一例を示す図
実施の形態3に係るニューラルネットワークの一例を示す模式図
実施の形態3に係る学習装置の学習処理に関するフローチャート
実施の形態3に係る推論装置の推論処理に関するフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本開示の実施の形態に係る車両運行管理装置、車両運行管理システム、車両運行管理方法および車両運行管理プログラムを図面に基づいて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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