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公開番号2025098056
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2025034722,2023511659
出願日2025-03-05,2021-07-27
発明の名称チャネルアクセス方法および通信装置
出願人華為技術有限公司,HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人個人,個人
主分類H04W 74/02 20090101AFI20250624BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ワイヤレスフィデリティ技術の分野におけるチャネルアクセス方法および通信装置を提供する。
【解決手段】方法は、第1のアクセスポイントが管理フレームを第1のデバイスに送信するステップを含む。管理フレームは、第1の指示情報を含み、第1の指示情報は、第1のトラフィックが競合ベースのアクセスを許可される第1の予約済みリソースを示し、第1の予約済みリソースは、第1のトラフィックのために予約された時間周波数リソースのみを含む。方法はまた、第1のデバイスが、第1の予約済みリソース上でチャネルアクセスを開始し、第1のトラフィックを伝送するステップを含む。第1の予約済みリソースは第1のトラフィックのために特別に予約されるので、第1のトラフィック以外のトラフィックは第1の予約済みリソースに競合ベースでアクセスしない。よって、第1のトラフィックがチャネルにアクセスする機会が増加される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
チャネルアクセス方法であって、
第1のデバイスによって、第1のアクセスポイントAPから管理フレームを受信するステップであって、前記管理フレームは、第1の指示情報を含み、前記第1の指示情報は、第1のトラフィックが競合ベースのアクセスを許可される少なくとも1つの第1の予約済みリソースを示し、前記少なくとも1つの第1の予約済みリソースは、前記第1のトラフィックのために予約された時間領域リソースのみを含む、ステップと、
前記第1のデバイスによって、前記少なくとも1つの第1の予約済みリソース上でチャネルアクセスを開始し、前記第1のトラフィックを伝送するステップと
を含む、チャネルアクセス方法。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
チャネルアクセス方法であって、
第1のアクセスポイントAPによって、管理フレームを生成するステップであって、前記管理フレームは、第1の指示情報を含み、前記第1の指示情報は、第1のトラフィックが競合ベースのアクセスを許可される少なくとも1つの第1の予約済みリソースを示し、前記少なくとも1つの第1の予約済みリソースは、前記第1のトラフィックのために予約された時間領域リソースのみを含む、ステップと、
前記第1のAPによって、前記管理フレームを第1のデバイスに送信するステップと
を含む、チャネルアクセス方法。
【請求項3】
前記予約された時間領域リソースは、ターゲットビーコン伝送時間TBTTの間の部分時間領域リソースである、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1のAPは、マルチリンクデバイスMLD APに所属するAPであり、前記第1のAPは、複数のリンク上で動作し、前記第1の指示情報は、前記複数のリンクのうちの1つのリンクの時間領域リソースを示すか、または前記第1の指示情報は、前記複数のリンクのうちの第1のリンクの部分時間領域リソースを示す、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
2つの隣接する第1の予約済みリソースの間の間隔T
r
は、前記第1のトラフィックの遅延要件に基づいて決定され、各第1の予約済みリソースによって占有される持続時間は、前記第1のトラフィックのトラフィック量に基づいて決定される、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
T
r
は、T
r
≦t
delay
/2を満たし、t
delay
は、前記第1のトラフィックによって許容される最大遅延である、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記第1の指示情報は、前記第1のトラフィックが前記少なくとも1つの第1の予約済みリソース内の部分周波数領域リソースに競合ベースでアクセスすることを許可されることをさらに示し、および/または前記第1の指示情報は、前記少なくとも1つの第1の予約済みリソース内の前記周波数領域リソースが前記第1のトラフィックをスケジューリングもしくは伝送するために使用されることをさらに示す、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記管理フレームは、ビーコンBeaconフレーム、アソシエーション応答association responseフレーム、プローブ応答probe responseフレーム、またはactionフレームである、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記管理フレームは、第1の要素フィールドおよびクワイエット要素フィールドを含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記第1の指示情報は、前記第1の要素フィールドで搬送される、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2020年8月14日に中国国家知識産権局に出願された「CHANNEL ACCESS METHOD AND COMMUNICATION APPARATUS」という名称の中国特許出願第202010820393.6号に基づく優先権を主張するものであり、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,700 文字)【0002】
本出願は、ワイヤレスフィデリティ技術の分野に関し、特に、チャネルアクセス方法および通信装置に関する。
【背景技術】
【0003】
WLANは、ライセンス不要の周波数帯域で動作する。換言すれば、無線仕様を満たすいかなるデバイスもこの周波数帯域上でデータを送信または受信しうる。WLAN内のデバイス間の衝突を低減するために、WLAN内の全てのデバイスが、衝突回避付きキャリア検知多重アクセス(carrier sense multiple access with collision avoidance、CSMA/CA)機構を使用することによって通信を行い得ることが規定されている。具体的には、データを送信する前に、WLAN内の全てのデバイスは、チャネルアクセス手順をアクティブに開始することができ、次いで、CSMA/CA機構を使用することによってチャネル状態を監視し、チャネルがアイドルであるかどうかを決定することができる。チャネルは、チャネルがアイドルであるときにのみデータを送信するために使用される。チャネルがアイドルでないならば、そのことは、チャネルが他のデバイスによって使用されており、チャネルがデータを送信するために使用されていないことを示す。トラフィックの伝送遅延を短くするために、拡張分散チャネルアクセス(enhanced distributed channel access、EDCA)技術がさらに導入されている。しかしながら、これは、より深刻なトラフィック衝突およびより長いトラフィック遅延を引き起こす。
【0004】
そこで、現在、トラフィック衝突を低減することができる方法が提案されている。1つの方法では、アクセスポイント(access point、AP)は、クワイエット時間期間セットアップ(quiet time period setup)フレームを全ての端末に送信しうる。各端末は、フレームを受信した後にバックオフすべきかどうかを決定しうる。しかしながら、端末がアクティブにバックオフしない場合、トラフィック衝突が依然として存在し、依然としてトラフィック遅延は短くすることができない。他の方法では、ユーザ優先度に基づいてチャネルが使用される。例えば、特定のユーザに対して指定されたスロットの場合、特定のユーザのみがチャネルにアクセスすることを許可され、ユーザに対して指定されていないスロットの場合、全てのユーザが競合しうる。これは、高優先度ユーザがチャネルにアクセスするより多くの機会を取得することを保証することができ、高優先度ユーザのトラフィック伝送遅延が短くなる。このように、ユーザが高優先度に設定される場合、ユーザの低優先度トラフィックは、他のユーザの高優先度トラフィックよりも多くの機会を有する。これは、他のユーザの優先度の高いトラフィックに対して不公平であり、高い遅延要件を有するトラフィックを満たすことができない。
【発明の概要】
【0005】
本出願は、チャネルアクセス遅延を短くし、低遅延トラフィック要件を満たすためのチャネルアクセス方法および通信装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様によれば、本出願の一実施形態は、チャネルアクセス方法を提供する。方法は、第1の通信装置によって行われ得る。第1の通信装置は、方法に必要とされる機能を実装するために通信デバイスをサポートすることができる通信デバイスまたは通信装置、例えば、チップシステムであり得る。以下では、通信デバイスが第1のデバイスである例について説明する。第1のデバイスは、APまたはSTAであり得る。方法は、以下のステップを含む。
【0007】
第1のデバイスは、第1のAPから管理フレームを受信し、管理フレームは、第1の指示情報を含み、第1の指示情報は、第1のトラフィックが競合ベースのアクセスを許可される少なくとも1つの第1の予約済みリソースを示し、少なくとも1つの第1の予約済みリソースは、第1のトラフィックのために予約された時間周波数リソースのみを含む。次いで、第1のデバイスは、少なくとも1つの第1の予約済みリソース上でチャネルアクセスを開始し、第1のトラフィックを伝送する。
【0008】
本出願のこの実施形態では、少なくとも1つの第1の予約済みリソースは、第1のトラフィックのために予約された時間周波数リソースのみを含む。時間周波数リソースは、競合ベースのアクセスに対する第1のトラフィックのために第1のAPによって予約される。少なくとも1つの第1の予約済みリソースは第1のトラフィックのために特別に予約されるので、第1のトラフィック以外のトラフィックは少なくとも1つの第1の予約済みリソースに競合ベースでアクセスしないと考えられ得る。換言すれば、第1のトラフィック以外のトラフィックは、少なくとも1つの第1の予約済みリソース上でクワイエットである。このようにして、第1のトラフィック以外のトラフィックは、少なくとも1つの第1の予約済みリソースについて第1のトラフィックと競合しない。したがって、第1のトラフィックがチャネルにアクセスする機会は増やされることができる。加えて、チャネルに毎回アクセスした後、第1のデバイスは、少なくとも1つの第1の予約済みリソース上で第1のトラフィックを送信またはスケジューリングし続けることができ、それにより、第1のトラフィックの伝送遅延が短くされる。
【0009】
可能な実装形態では、少なくとも1つの第1の予約済みリソースは、ターゲットビーコン伝送時間(target beacon transmission time、TBTT)の間のいくつかの時間周波数リソースである。例えば、少なくとも1つの第1の予約済みリソースは、チャネル全体の時間期間でありえ、または、チャネルのいくつかのリソース要素(resource unit、RU)の時間期間でありうる。
【0010】
可能な実装形態では、APは、マルチリンクデバイス(Multi-link device、MLD)AP内のAPである。第1のAPは、複数のリンク上で動作する。第1の指示情報は、複数のリンクのうちの1つのリンクの時間周波数リソースを示すか、または第1の指示情報は、複数のリンクのうちの第1のリンクのいくつかの時間周波数リソースを示す。この解決策は、他のトラフィックのチャネル使用に対するリソース予約の影響を最小限に抑えることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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