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公開番号
2025096922
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023212919
出願日
2023-12-18
発明の名称
バスバー及び当該バスバーを用いた電池モジュール
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
50/522 20210101AFI20250623BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】コストの増加を回避しつつ電極タブの接続を確実に行うとともに、充放電に伴う電池セルの膨張や収縮に追随可能な構造を備えるバスパー及び当該バスバーを用いた電池モジュールを提供する。
【解決手段】極性の異なる電極を接続するバスバー5であって、異種金属からなる複数のバスバーシート51と、正極と接合されるバスバーシート51の一端部52と、負極と接合されるバスバーシートの他端部53と、を備え、バスバーシート51の一端部52において、正極と対向する位置に、正極を構成する金属と同種の金属が配置され、バスバーシート51の他端部53において、負極と対向する位置に、負極を構成する金属と同種の金属が配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
極性の異なる電極を接続するバスバーであって、
異種金属からなる複数のバスバーシートと、
正極と接合される前記バスバーシートの一端部と、
負極と接合される前記バスバーシートの他端部と、を備え、
前記バスバーシートの一端部において、前記正極と対向する位置に、前記正極を構成する金属と同種の金属が配置され、前記バスバーシートの他端部において、前記負極と対向する位置に、前記負極を構成する金属と同種の金属が配置されていることを特徴とするバスバー。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記バスバーシートの一端部、及び、前記バスバーシートの他端部は、ヘミング加工されていることを特徴とする請求項1に記載のバスバー。
【請求項3】
複数の前記バスバーシートは、前記バスバーシートの一端部、及び、前記バスバーシートの他端部の間において、隙間を設けるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のバスバー。
【請求項4】
複数の前記バスバーシートは、前記バスバーシートの一端部、及び、前記バスバーシートの他端部の間において、隙間を設けるように配置されていることを特徴とする請求項2に記載のバスバー。
【請求項5】
複数の前記バスバーシートは、前記バスバーシートの一端部、及び、前記バスバーシートの他端部の間において、複数の屈曲部を備えていることを特徴とする請求項3に記載のバスバー。
【請求項6】
複数の前記バスバーシートは、前記バスバーシートの一端部、及び、前記バスバーシートの他端部の間において、複数の屈曲部を備えていることを特徴とする請求項4に記載のバスバー。
【請求項7】
正極と、電解質と、負極と、を有し、電極タブとして積層方向と直交する方向に突出する正極タブ、及び、負極タブを備える電池セルと、
積層方向において隣り合う前記電池セルにおける、一方の前記電池セルの前記正極タブと他方の前記電池セルの前記負極タブとを接合する請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のバスバーと、
を備えることを特徴とする電池モジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施の形態は、バスバー及び当該バスバーを用いた電池モジュールに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、正負の電極端子を異種金属とする複数の電池セルを備える組電池に関する発明が開示されている。当該組電池における各々の電池セルの正負の電極端子については、それぞれの電極端子を構成する金属と同種の金属である第1の金属板と第2の金属板からなる金属プレートで接続している。また、この金属プレートは、第1の金属板と第2の金属板とが正負の電極端子への接続部の間で接合されるクラッド材である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5528746号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、一般的にクラッド材は異種金属を接続してなる材料であることから、単一の金属からなる材料に比べてコスト増を招く。また、異種金属を接合したクラッド材を使用すると、電極端子を接続する際の締結強度にバラツキが生じかねない。
【0005】
また、電池セルを複数連結して電池モジュールとする場合には、いわゆるバスバーを用いて隣り合う電池セルの電極タブを接続する。この際、電池の種類によっては、充放電に伴って電池セルの積層方向の厚みが変化する場合がある。
【0006】
すなわち、例えば、リチウムイオン電池の場合、放電後の電池セルの積層方向の厚みを基準とした場合、充電後の電池セルの積層方向の厚みは厚くなる。つまり、電池の充放電に伴って電池セルは膨張と収縮を繰り返し、その厚みが変化する。
【0007】
このような変化が現れる場合に、例えば上述した特許文献1に開示されているような金属プレートを用いると、充放電に伴う電池セルの膨張や収縮に金属プレートが追随することができず、特に締結部分に余計な応力が掛かってしまう。そしてこのような余計な応力が掛かることによって締結部分が破損すると、断線した状態になるため、電池モジュールとしての機能を果たさなくなる。
【0008】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、コストの増加を回避しつつ電極タブの接続を確実に行うとともに、充放電に伴う電池セルの膨張や収縮に追随可能な構造を備えるバスパー及び当該バスバーを用いた電池モジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の実施の形態におけるバスバーは、極性の異なる電極を接続するバスバーであって、異種金属からなる複数のバスバーシートと、正極と接合されるバスバーシートの一端部と、負極と接合されるバスバーシートの他端部と、を備え、バスバーシートの一端部において、正極と対向する位置に、正極を構成する金属と同種の金属が配置され、バスバーシートの他端部において、負極と対向する位置に、負極を構成する金属と同種の金属が配置されている。
【発明の効果】
【0010】
本発明はこのような構成を採用したことから、コストの増加を回避しつつ電極タブの接続を確実に行うとともに、充放電に伴う電池セルの膨張や収縮に追随することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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