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公開番号2025092923
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-23
出願番号2023208340
出願日2023-12-11
発明の名称電子機器、報知制御方法、プログラム及び報知システム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G08B 21/02 20060101AFI20250616BHJP(信号)
要約【課題】必要な期間にわたって報知を実行可能とする。
【解決手段】電子機器は、報知部の動作を制御する制御部を備え、制御部は、ユーザが所定の身体状態にあるか否かを所定の方法により判別し、ユーザが所定の身体状態にあると判別した場合に、所定の身体状態にあることを表す報知を所定の周期及び強度で報知部に繰り返し行わせる報知制御を実行し、報知制御において、報知部に電力を供給する電池の電池残量情報を取得し、当該電池残量情報に基づいて、報知の周期及び強度の少なくとも一方を調整する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
報知部の動作を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
ユーザが所定の身体状態にあるか否かを所定の方法により判別し、前記ユーザが前記所定の身体状態にあると判別した場合に、前記所定の身体状態にあることを表す報知を所定の周期及び強度で前記報知部に繰り返し行わせる報知制御を実行し、
前記報知制御において、前記報知部に電力を供給する電池の電池残量情報を取得し、当該電池残量情報に基づいて、前記報知の前記周期及び前記強度の少なくとも一方を調整する、
電子機器。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記報知制御において、音による前記報知及び光による前記報知のうち少なくとも一方を前記報知部に行わせる、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記制御部は、前記報知制御において、前記ユーザの周囲の明るさを検出するセンサの検出結果、又は現在時刻に基づいて、前記周囲の明るさが所定の明るさ条件を満たすか否かを判別し、前記明るさ条件を満たすと判別した場合に、前記音による前記報知のみを前記報知部に行わせ、前記明るさ条件を満たさないと判別した場合に、少なくとも前記光による前記報知を前記報知部に行わせる、
請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記制御部は、
ユーザが、異なる複数の前記所定の身体状態のうちいずれの身体状態にあるかを特定し、
前記報知制御において、前記電池残量情報に基づいて、特定した前記身体状態に対応して予め定められている報知継続時間にわたって前記報知を継続できるように前記報知の前記周期及び前記強度の少なくとも一方を調整する、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記制御部は、前記報知制御において、前記電池残量情報を取得した後の所定のタイミングで前記電池残量情報を再度取得し、最新の前記電池残量情報に基づいて前記周期及び前記強度の少なくとも一方を調整する、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記制御部は、前記ユーザの動き、前記ユーザの生体情報、及び前記ユーザの周囲の環境に係る情報のうち少なくとも1つを検出するセンサによる検出結果に基づいて、前記ユーザが前記所定の身体状態にあるか否かを判別する、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
前記所定の身体状態は危険状態である、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
コンピュータが実行する報知制御方法であって、
ユーザが所定の身体状態にあるか否かを所定の方法により判別し、前記ユーザが前記所定の身体状態にあると判別した場合に、前記所定の身体状態にあることを表す報知を所定の周期及び強度で報知部に繰り返し行わせる報知制御を実行し、
前記報知制御において、前記報知部に電力を供給する電池の電池残量情報を取得し、当該電池残量情報に基づいて、前記報知の前記周期及び前記強度の少なくとも一方を調整する、
報知制御方法。
【請求項9】
コンピュータを、報知部の動作を制御する制御手段として機能させ、
前記制御手段は、
ユーザが所定の身体状態にあるか否かを所定の方法により判別し、前記ユーザが前記所定の身体状態にあると判別した場合に、前記所定の身体状態にあることを表す報知を所定の周期及び強度で前記報知部に繰り返し行わせる報知制御を実行し、
前記報知制御において、前記報知部に電力を供給する電池の電池残量情報を取得し、当該電池残量情報に基づいて、前記報知の前記周期及び前記強度の少なくとも一方を調整する、
プログラム。
【請求項10】
報知部と、当該報知部に電力を供給する電池と、を有する端末装置と、
前記報知部の動作を制御する制御部を有する電子機器と、
を備え、
前記制御部は、
前記端末装置及び前記電子機器のユーザが所定の身体状態にあるか否かを所定の方法により判別し、前記ユーザが前記所定の身体状態にあると判別した場合に、前記所定の身体状態にあることを表す報知を所定の周期及び強度で前記報知部に繰り返し行わせる報知制御を実行し、
前記報知制御において、前記電池の電池残量情報を取得し、当該電池残量情報に基づいて、前記報知の前記周期及び前記強度の少なくとも一方を調整する、
報知システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、報知制御方法、プログラム及び報知システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ユーザに装着されて用いられる電子機器により、ダイビング等のアクティビティ中にユーザが危険状態等の所定の身体状態に陥っていることを検出し、電子機器に搭載されている光源を点灯又は点滅させるといった方法で周囲に対して報知を行う技術が知られている(例えば、特許文献1)。ユーザが自身で危険状態から脱することができない状況においては、上記の報知により、周囲にいる他の人に対して救助を求めることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-43090号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ユーザの周囲に他の人がいない場合には、ユーザの近くに救助が到着するまで報知を継続する必要がある。このような場合においてむやみに報知を行うと、電池残量に限りがある装着型や携帯型の電子機器では、救助が到着する前に電池残量が尽きて報知を行えなくなる場合があるという課題がある。
【0005】
本発明は、必要な期間にわたって報知を実行可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る電子機器は、
報知部の動作を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
ユーザが所定の身体状態にあるか否かを所定の方法により判別し、前記ユーザが前記所定の身体状態にあると判別した場合に、前記所定の身体状態にあることを表す報知を所定の周期及び強度で前記報知部に繰り返し行わせる報知制御を実行し、
前記報知制御において、前記報知部に電力を供給する電池の電池残量情報を取得し、当該電池残量情報に基づいて、前記報知の前記周期及び前記強度の少なくとも一方を調整する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、必要な期間にわたって報知を実行可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
電子時計の機能構成を示すブロック図である。
電子時計及びその表示部を示す図である。
報知を実行中の電子時計を示す図である。
発光部及び音出力部による報知のパターンを示す図である。
報知設定テーブルの内容例を示す図である。
報知制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
危険状態検出処理の制御手順を示すフローチャートである。
第2の実施形態に係る報知システムの構成を示す図である。
スマートフォンの機能構成を示すブロック図である。
第2の実施形態に係る報知制御処理のステップS102及びS103を示す図である。
変形例に係る電子時計及びその表示部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
(第1の実施形態)
<電子時計の構成>
図1は、電子時計10(電子機器)の機能構成を示すブロック図である。電子時計10は、ユーザの手首に装着されて用いられる腕時計(装着型機器)である。電子時計10は、CPU11(Central Processing Unit)(制御部、制御手段)と、RAM12(Random Access Memory)と、記憶部13と、表示部14と、操作部15と、計時部16と、位置情報取得部17と、通信部18と、センサ部19と、報知部20と、電源部21と、を備える。電子時計10の各部は、バス等の通信経路を介して接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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