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公開番号2025086089
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023199903
出願日2023-11-27
発明の名称ガイド装置
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類B65H 57/18 20060101AFI20250530BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】レベルワウンドコイルから金属管を巻き解く過程における金属管の損傷を抑える。
【解決手段】ガイド装置(10)は、支持部材(20)と、ガイド部材(30)とを備える。支持部材(20)は、中心軸(91)が上下方向となる姿勢のレベルワウンドコイル(90)の内側に設けられる。ガイド部材(30)は、支持部材(20)に連結される。ガイド部材(30)には、レベルワウンドコイル(90)の内側へ巻き解かれた金属管(95)が挿し通される。ガイド部材(30)は、レベルワウンドコイル(90)の周方向に移動自在である。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
中心軸(91)が上下方向となる姿勢のレベルワウンドコイル(90)から巻き解かれた金属管(95)をガイドするガイド装置(10)であって、
上記レベルワウンドコイル(90)の内側に設けられる支持部材(20)と、
上記支持部材(20)に連結され、上記レベルワウンドコイル(90)の内側へ巻き解かれた上記金属管(95)が挿し通されるガイド部材(30)とを備え、
上記ガイド部材(30)は、上記支持部材(20)に対して上記レベルワウンドコイル(90)の径方向の外側に位置し、上記レベルワウンドコイル(90)の周方向に移動自在である
ガイド装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
上記ガイド部材(30)は、上記レベルワウンドコイル(90)の径方向へ移動できる
請求項1に記載のガイド装置。
【請求項3】
上記ガイド部材(30)を上記支持部材(20)に連結する伸縮可能な連結部材(40)を備える
請求項2に記載のガイド装置。
【請求項4】
上記連結部材(40)は、
一端が上記ガイド部材(30)に取り付けられた線状部材(41)と、
上記線状部材(41)の他端が取り付けられ、上記線状部材(41)の巻き取りと送り出しとを行う巻取り器(42)とを備える
請求項3に記載のガイド装置。
【請求項5】
上記巻取り器(42)は、上記線状部材(41)に対して張力を常に作用させる
請求項4に記載のガイド装置。
【請求項6】
上記ガイド部材(30)は、上下方向へ移動できる
請求項1又は2に記載のガイド装置。
【請求項7】
上記ガイド部材(30)を上記支持部材(20)に連結する可撓性の連結部材(40)を備える
請求項6に記載のガイド装置。
【請求項8】
上記連結部材(40)は、一端が上記ガイド部材(30)に取り付けられた線状部材(41)を備える
請求項7に記載のガイド装置。
【請求項9】
上記ガイド部材(30)は、上記金属管(95)を包むように湾曲したシート状の部材である
請求項1~5のいずれか一つに記載のガイド部材。
【請求項10】
上記ガイド部材(30)は、筒状の部材である
請求項1~5のいずれか一つに記載のガイド部材。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、レベルワウンドコイルから巻き解かれた金属管をガイドするガイド装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
冷媒配管用の銅管等の金属管は、レベルワウンドコイルの状態で取引される場合がある。レベルワウンドコイルは、金属管を多層に整列させて巻くことによって形成される円筒状のコイルである。レベルワウンドコイルの状態で搬入された金属管を使用する場合は、レベルワウンドコイルから金属管を巻き解く必要がある。
【0003】
特許文献1には、レベルワウンドコイルから金属管を巻き解く方法が開示されている。特許文献1に開示された方法では、その中心軸が上下方向になる姿勢でレベルワウンドコイルが設置され、レベルワウンドコイルの内周から金属管が巻き解かれる。
【0004】
レベルワウンドコイルから金属管を巻き解く際には、金属管のうち複数周にわたる部分が一度にレベルワウンドコイルから離脱することがある。このような状態になると、金属管のうちレベルワウンドコイルから離脱した部分が絡み合い、金属管が損傷するおそれがある。
【0005】
特許文献1には、レベルワウンドコイルから金属管を巻き解く過程における金属管の損傷を防ぐ方法が開示されている。この方法では、レベルワウンドコイルから巻き解かれた金属管が、筒状の錘部材に挿し通される。
【0006】
特許文献1が開示する方法では、レベルワウンドコイルから巻き解かれた金属管を上方へ引き上げる力の一部が、錘部材に作用する重力によって相殺される。また、錘部材に作用する重力の一部は、金属管をレベルワウンドコイルの内周側へ引き出す方向に作用する。そのため、金属管のうち複数周にわたる部分が一度にレベルワウンドコイルから離脱する現象が抑制され、その現象によって金属管が損傷する可能性が低減する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2004-231348号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1が開示する方法において、レベルワウンドコイルから金属管を巻き解くスピードが高くなると、レベルワウンドコイルから巻き解かれた金属管が上方へ移動するスピードが高くなり、上方へ移動する金属管に伴って錘部材が上方へ持ち上げられる場合がある。そして、持ち上げられた錘部材が落下して金属管に衝突すると、金属管が凹んだり折れ曲がるおそれがある。
【0009】
本開示の目的は、レベルワウンドコイルから金属管を巻き解く過程における金属管の損傷を抑えることにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の第1の態様は、中心軸(91)が上下方向となる姿勢のレベルワウンドコイル(90)から巻き解かれた金属管(95)をガイドするガイド装置(10)であって、上記レベルワウンドコイル(90)の内側に設けられる支持部材(20)と、上記支持部材(20)に連結され、上記レベルワウンドコイル(90)の内側へ巻き解かれた上記金属管(95)が挿し通されるガイド部材(30)とを備え、上記ガイド部材(30)は、上記支持部材(20)に対して上記レベルワウンドコイル(90)の径方向の外側に位置し、上記レベルワウンドコイル(90)の周方向に移動自在である。
(【0011】以降は省略されています)

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