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公開番号
2025085229
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023198951
出願日
2023-11-24
発明の名称
取付部材、取付ベース及び取付ベース付き車両用窓ガラス
出願人
AGC株式会社
代理人
個人
主分類
B60R
11/02 20060101AFI20250529BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両用窓ガラスへの接着強度を向上可能な取付部材、取付ベース及び取付ベース付き車両用窓ガラスを提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係る取付部材100は、車両用窓ガラス400の車内側の面に車載部材500を取り付けるための取付ベース200と、車両用窓ガラス400と取付ベース200との間に設けられ、取付ベース200を車両用窓ガラス400に固定する接着部材300と、を備え、取付ベース200は、樹脂を用いて構成され、かつ、接着部材300と接する接着面220にシボが設けられており、接着面220に設けられたシボの深さが2μm以上100μm以下である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用窓ガラスの車内側の面に車載部材を取り付けるための取付ベースと、
前記車両用窓ガラスと前記取付ベースとの間に設けられ、前記取付ベースを前記車両用窓ガラスに固定する接着部材と、を備え、
前記取付ベースは、樹脂を用いて構成され、かつ、前記接着部材と接する接着面にシボが設けられており、
前記接着面に設けられたシボの深さが2μm以上100μm以下である、
取付部材。
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【請求項2】
前記接着面には、少なくとも1つの溝部が設けられており、
前記接着部材は、前記溝部に入り込むように形成される、
請求項1に記載の取付部材。
【請求項3】
前記溝部は、前記取付ベースの前記接着面の一方の縁から他方の縁まで直線状に延びる溝であり、
前記溝部の両側壁は、前記溝部の底から前記溝部の前記車両用窓ガラス側の端に向かうにつれて互いに近づく、
請求項2に記載の取付部材。
【請求項4】
前記取付ベースには、前記接着面から前記車載部材側の面まで貫通する少なくとも1つの貫通孔が設けられており、
前記接着部材は、前記貫通孔に入り込むように形成され、
前記貫通孔の延伸方向に直交する方向に切断した際における前記貫通孔の断面積は、前記車載部材側の端よりも前記車両用窓ガラス側の端において小さい、
請求項1に記載の取付部材。
【請求項5】
前記貫通孔の前記車両用窓ガラス側の端には、前記貫通孔の中心に向かう方向に延びるフランジが設けられている、
請求項4に記載の取付部材。
【請求項6】
前記貫通孔の前記車両用窓ガラス側の端には、前記貫通孔の側壁同士をつなぐ橋状部材が設けられており、
前記接着部材は、前記橋状部材を覆うように形成される、
請求項4に記載の取付部材。
【請求項7】
前記接着部材は、JIS K6253に準拠して測定されるショアA硬度が75以上である、
請求項1~6のいずれか1項に記載の取付部材。
【請求項8】
破壊強度が400N以上である、
請求項1~6のいずれか1項に記載の取付部材。
【請求項9】
変位量が1.2mm以下である、
請求項1~6のいずれか1項に記載の取付部材。
【請求項10】
車両用窓ガラスの車内側の面に車載部材を取り付けるための取付ベースであって、
樹脂を用いて構成され、
接着部材によって前記車両用窓ガラスの車内側の面に固定され、かつ、
前記接着部材と接する接着面にシボが設けられており、
前記接着面に設けられたシボの深さが2μm以上100μm以下である、
取付ベース。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、取付部材、取付ベース及び取付ベース付き車両用窓ガラスに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
フロントガラス等の車両用窓ガラスには、ルームミラー等の車載部材が取り付けられることがある。車載部材は、例えば、フロントガラスの車内側の面に固定された取付部材を用いて、フロントガラスに取り付けられる。
【0003】
特許文献1には、ルームミラーを取り付けるためのミラーベースを、ルームミラー以外の車載部品を取り付けるための部品ベースに固定し、各部品の相対的な取付けの精度を向上させる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-006827号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、ルームミラー等の車載部材の高性能化に伴い、車載部材が重くなる傾向にある。そのため、取付部材の車両用窓ガラスへの接着強度を向上させ、車載部材を支持可能とすることが求められている。
【0006】
上記課題に鑑み、本発明の目的は、車両用窓ガラスへの接着強度を向上可能な取付部材、取付ベース及び取付ベース付き車両用窓ガラスを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る取付部材は、
車両用窓ガラスの車内側の面に車載部材を取り付けるための取付ベースと、
前記車両用窓ガラスと前記取付ベースとの間に設けられ、前記取付ベースを前記車両用窓ガラスに固定する接着部材と、を備え、
前記取付ベースは、樹脂を用いて構成され、かつ、前記接着部材と接する接着面にシボが設けられており、
前記接着面に設けられたシボの深さが2μm以上100μm以下である。
【0008】
本開示の一態様に係る取付ベースは、
車両用窓ガラスの車内側の面に車載部材を取り付けるための取付ベースであって、
樹脂を用いて構成され、
接着部材によって前記車両用窓ガラスの車内側の面に固定され、かつ、
前記接着部材と接する接着面にシボが設けられており、
前記接着面に設けられたシボの深さが2μm以上100μm以下である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、車両用窓ガラスへの接着強度を向上可能な取付部材、取付ベース及び取付ベース付き車両用窓ガラスを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1に係る取付部材が固定された車両用窓ガラスの一例を示す図である。
実施形態1に係る取付部材の三面図である。
実施形態1に係る取付ベースの斜視図である。
実施形態2に係る取付ベースの斜視図である。
実施形態2に係る取付部材の三面図である。
実施形態2に係る取付部材の一変形例の下面図である。
実施形態2に係る取付部材の一変形例の下面図である。
実施形態2に係る取付部材の一変形例の下面図である。
実施形態3に係る取付ベースの斜視図である。
実施形態3に係る取付部材の三面図である。
図10のXI-XI線に沿う断面図である。
実施形態3に係る取付部材の一変形例の正面図である。
図12のXIII-XIII線に沿う断面図である。
実施形態3に係る取付部材の一変形例の正面図である。
図14のXV-XV線に沿う断面図である。
破壊強度測定装置の構成を示す図である。
図16のXVII-XVII線に沿う断面図である。
変位量測定装置の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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