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公開番号
2025083514
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2025040942,2020161369
出願日
2025-03-14,2020-09-25
発明の名称
ヒータ、及びそのヒータを有する像加熱装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G03G
15/20 20060101AFI20250523BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】発熱体の熱がヒータ端部に伝熱することを抑制し、端部の定着性が向上する技術を提供する。
【解決手段】記録材に形成された画像の加熱に用いられるヒータであって、基板と、基板に設けられ、通電により発熱する発熱体と、前記基板の前記発熱体に対して前記基板の長手方向における一方の側に設けられ、前記発熱体に電気的に接続された給電電極部と、を備え、前記基板は、前記基板の長手方向において、前記発熱体と前記給電電極部との間に基板がない領域を有することを特徴とする。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
ヒータであって、
基板と、
前記基板に設けられ、通電により発熱する発熱体と、
前記発熱体に対して前記基板の長手方向における一方の側に設けられ、前記発熱体に電気的に接続された給電電極部と、
を備え、
前記基板には、前記長手方向において、前記発熱体と前記給電電極部との間に基板がない領域があり、
前記基板がない領域は、前記長手方向に沿って前記発熱体から延ばした仮想線と重なる切り欠き部であることを特徴とするヒータ。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記基板は、金属からなり、絶縁層を介して前記発熱体が設けられることを特徴とする請求項1に記載のヒータ。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のヒータと、
筒状のフィルムと、
前記フィルムの外周面に接触する加圧部材と、
を有し、
前記ヒータは前記フィルムの内部空間に配置されており、前記ヒータと前記加圧部材で前記フィルムを挟持しており、記録材上の画像は前記フィルムと前記加圧部材の間に形成されたニップ部で前記フィルムを介して加熱されることを特徴とする像加熱装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真複写機、電子写真プリンタなどの画像形成装置に搭載する定着器、あるいは記録材上の定着済みトナー画像を再度加熱することにより画像の光沢度を向上させる光沢付与装置等の像加熱装置及び像加熱装置に用いれば好適なヒータに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式のプリンタや複写機に搭載する像加熱装置(定着器)として、セラミックス製の基板上に発熱抵抗体を有するヒータ、ヒータに接触しつつ移動可能な可撓性部材、可撓性部材を介してヒータに圧接しニップ部を形成する加圧ローラを有するものがある。未定着トナー像を担持する記録材は定着器のニップ部で挟持搬送されつつ、ヒータの熱を利用して加熱され、これにより記録材上のトナー像は記録材に加熱定着される。また、熱応力に対する強度の観点でセラミックスよりも優れる金属をヒータの基板に用いた金属基板ヒータの提案がされている。(特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-275671号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来例ではヒータ長手方向端部における発熱体の熱が金属基板を通じて発熱体の端部よりも外側に伝熱するため、発熱体端部付近のヒータ温度が中央部付近と比べて低下してしまうという課題(以下、端部温度ダレと記す)があった。
【0005】
したがって、本出願に係る発明の目的は、金属基板ヒータを用いた像加熱装置において、端部温度ダレを改善できる像加熱装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は、
ヒータであって、
基板と、
前記基板に設けられ、通電により発熱する発熱体と、
前記発熱体に対して前記基板の長手方向における一方の側に設けられ、前記発熱体に電気的に接続された給電電極部と、
を備え、
前記基板には、前記長手方向において、前記発熱体と前記給電電極部との間に基板がない領域があり、
前記基板がない領域は、前記長手方向に沿って前記発熱体から延ばした仮想線と重なる切り欠き部であることを特徴とする。
【0007】
また、上記目的を達成するために、本発明は、
ヒータであって、
基板と、
前記基板に設けられ、通電により発熱する発熱体と、
を備え、
前記基板には、前記発熱体に対して前記基板の長手方向における一方の側と他方の側に基板がない領域があることを特徴とする。
【0008】
また、上記発明を達成するために、本発明は、
ヒータであって、
基板と、
前記基板に設けられ、通電により発熱する発熱体と、
を備え、
前記基板は、前記発熱体が載せられた領域の厚みに対し、該領域の前記基板の長手方向における一方の側と他方の側の少なくともいずれかの領域の厚みが薄いことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ヒータ基板の端部に設けられた切り欠き部によって、発熱体の熱がヒータ基板の端部に伝熱することを抑制し、記録材に対して、良好な端部定着性を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施例1に係る一般的な画像形成装置の概略構成図
実施例1に係る像加熱装置を示す断面図
実施例1に係る像加熱装置に用いられる定着フィルムアセンブリユニットの分解斜視図
実施例1に係る定着フィルムガイドにヒータが取り付けられる様子を示した斜視図
実施例1に係る像加熱装置の背面図
実施例1に係る加熱体の構成断面図
実施例1に係る加熱体を製造工程順に示した長手方向の平面図と断面図
比較例に係る加熱体の長手方向の平面図
実施例1および比較例に係る像加熱装置がトナー像を記録材に加熱定着する様子を示した斜視図
実施例1および比較例に係る定着フィルムの長手温度プロファイル
実施例1および比較例に係るヒータ端部の温度分布イメージ
実施例2に係る加熱体を製造工程順に示した長手方向の平面図と断面図
実施例2に係る定着フィルムガイドにヒータが取り付けられる様子を示した斜視図
比較例に係る加熱体の長手方向の平面図
実施例2に係るヒータの変形例
実施例3に係る加熱体の長手方向の平面図と断面図
実施例3に係る定着フィルムガイドにヒータが取り付けられる様子を示した斜視図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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