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公開番号
2025080539
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-26
出願番号
2023193754
出願日
2023-11-14
発明の名称
液晶表示装置
出願人
上海天馬微電子有限公司
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02F
1/1368 20060101AFI20250519BHJP(光学)
要約
【課題】モアレを抑制した液晶表示装置を提供する。
【解決手段】液晶表示装置は、第1液晶表示パネルと、第1液晶表示パネルに重なり遮光パターンを有する第2液晶表示パネルとを備える。遮光パターンは、所定の方向に延び、所定の方向に対して傾斜した第1傾斜部と所定の方向に対して第1傾斜部と反対方向に傾斜した第2傾斜部とを有する第1遮光線262と、第1遮光線262に隣接し、所定の方向に対して第1遮光線と線対称な第2遮光線264とを含む。第2液晶表示パネルの画素電極250は、複数の歯部254a、254bと複数の歯部254a、254bを接続する接続部252とを有し、接続部252は第1遮光線262又は第2遮光線264に重なっている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
第1主画素を有する第1液晶表示パネルと、
複数の前記第1主画素に対応する第2主画素と、繰り返し配置され遮光性を有する遮光パターンとを有し、前記第1液晶表示パネルに重なる第2液晶表示パネルと、を備え、
前記遮光パターンは、所定の方向に延び、前記所定の方向に対して傾斜した第1傾斜部と前記所定の方向に対して前記第1傾斜部と反対方向に傾斜した第2傾斜部とを有する第1遮光線と、前記第1遮光線に隣接し、前記所定の方向に対して前記第1遮光線と線対称な第2遮光線とを含み、
前記第2主画素の画素電極は、複数の歯部と前記複数の歯部を接続する接続部とを有し、
前記第1遮光線と前記第2遮光線の少なくとも一方は、前記第2液晶表示パネルの走査配線と信号配線のいずれかから形成され、
平面視した場合、前記接続部は前記第1遮光線又は前記第2遮光線に重なっている、
液晶表示装置。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記複数の歯部は、前記接続部から分岐して前記接続部を挟んで互いに反対方向に延び、前記所定の方向に対して互いに反対方向に鋭角に傾斜した、複数の第1歯部と複数の第2歯部とから形成され、
前記第1歯部の間の間隔と前記第2歯部の間の間隔は、等しく、
前記第1歯部の前記所定の方向に対する傾斜角と前記第2歯部の前記所定の方向に対する傾斜角は、等しい、
請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項3】
前記歯部の端部が、前記接続部に重なる前記第1遮光線又は前記第2遮光線に、隣接する前記第1遮光線又は前記第2遮光線に重なっている、
請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項4】
電極又は遮光部を有する素子と、
主画素と、繰り返し配置され遮光性を有する遮光パターンとを有し、前記素子に重なる液晶表示パネルと、を備え、
前記遮光パターンは、所定の方向に延び、前記所定の方向に対して傾斜した第1傾斜部と前記所定の方向に対して前記第1傾斜部と反対方向に傾斜した第2傾斜部とを有する第1遮光線と、前記第1遮光線に隣接し、前記所定の方向に対して前記第1遮光線と線対称な第2遮光線とを含み、
前記主画素の画素電極は、複数の歯部と前記複数の歯部を接続する接続部とを有し、
前記第1遮光線と前記第2遮光線の少なくとも一方は、前記液晶表示パネルの走査配線と信号配線のいずれかから形成され、
平面視した場合、前記接続部は前記第1遮光線又は前記第2遮光線に重なっている、
液晶表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液晶表示装置に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の液晶パネルを重ねることにより、コントラストを向上させた液晶表示装置が知られている。例えば、特許文献1は、表示液晶パネルと光制御パネルとを備える、表示パネルを開示している。
【0003】
特許文献1では、表示液晶パネルが表示機能を実現し、光制御パネルがバックライトから表示液晶パネルに入射する光を制御する。光制御パネルは複数本の信号線(ゲート線とデータ線)を備え、複数本の信号線の少なくとも一部は折れ線である。光制御パネルの信号線を折れ線にすることにより、光制御パネルの信号線と表示液晶パネルのグリッド線(ゲート線とデータ線)とを異なるパターンに形成して、表示パネルのモアレを改善している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2021-535415号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のような折れ曲がった信号線に、櫛歯状の画素電極を組み合わせると、電圧印加時に液晶分子が回転しない領域で生じる暗線と表示液晶パネルのグリッド線との干渉により、モアレが生じる虞がある。例えば、複数の屈曲した歯部と歯部を接続する接続部とを有する画素電極では、接続部の近傍、歯部の屈曲部分、隣接している画素電極の境界等で、液晶分子が回転しない。
【0006】
本開示は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、モアレを抑制した液晶表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の観点に係る液晶表示装置は、
第1主画素を有する第1液晶表示パネルと、
複数の前記第1主画素に対応する第2主画素と、繰り返し配置され遮光性を有する遮光パターンとを有し、前記第1液晶表示パネルに重なる第2液晶表示パネルと、を備え、
前記遮光パターンは、所定の方向に延び、前記所定の方向に対して傾斜した第1傾斜部と前記所定の方向に対して前記第1傾斜部と反対方向に傾斜した第2傾斜部とを有する第1遮光線と、前記第1遮光線に隣接し、前記所定の方向に対して前記第1遮光線と線対称な第2遮光線とを含み、
前記第2主画素の画素電極は、複数の歯部と前記複数の歯部を接続する接続部とを有し、
前記第1遮光線と前記第2遮光線の少なくとも一方は、前記第2液晶表示パネルの走査配線と信号配線のいずれかから形成され、
平面視した場合、前記接続部は前記第1遮光線又は前記第2遮光線に重なっている。
【0008】
本開示の第2の観点に係る液晶表示装置は、
電極又は遮光部を有する素子と、
主画素と、繰り返し配置され遮光性を有する遮光パターンとを有し、前記素子に重なる液晶表示パネルと、を備え、
前記遮光パターンは、所定の方向に延び、前記所定の方向に対して傾斜した第1傾斜部と前記所定の方向に対して前記第1傾斜部と反対方向に傾斜した第2傾斜部とを有する第1遮光線と、前記第1遮光線に隣接し、前記所定の方向に対して前記第1遮光線と線対称な第2遮光線とを含み、
前記主画素の画素電極は、複数の歯部と前記複数の歯部を接続する接続部とを有し、
前記第1遮光線と前記第2遮光線の少なくとも一方は、前記液晶表示パネルの走査配線と信号配線のいずれかから形成され、
平面視した場合、前記接続部は前記第1遮光線又は前記第2遮光線に重なっている。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、複数の歯部を接続する接続部が第1遮光線又は第2遮光線に重なっているので、液晶に電圧を印加した場合に生じる暗線の数を減らして、モアレを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1に係る液晶表示装置を示す模式図である。
実施形態1に係る第1液晶表示パネルを示す平面図である。
実施形態1に係る液晶表示装置を示す断面図である。
実施形態1に係る第2液晶表示パネルを示す平面図である。
実施形態1に係る第1遮光パターンと第2遮光パターンを示す模式図である。
実施形態1に係る、第2液晶表示パネルの1つの主画素に対応する、第1遮光パターンと第2遮光パターンと第1液晶表示パネルの主画素とを示す模式図である。
実施形態1に係る、第2液晶表示パネルの走査配線と信号配線とスイッチング素子と画素電極を示す平面図である。
実施形態1に係る、第2液晶表示パネルのスイッチング素子とコンタクトホールとを示す断面図である。
実施形態1に係る画素電極を示す平面図である。
実施形態1に係る、液晶に電圧を印加した状態における暗線を説明するための図である。
実施形態1に係る、液晶に電圧を印加した状態における暗線を示す模式図である。
比較例1に係る、液晶に電圧を印加した状態における暗線を示す模式図である。
実施形態1に係る見る方向の角度を示す図である。
実施形態1に係る、見る方向の角度と、白色を表示した状態における液晶表示装置の輝度と比較例1の輝度との関係を示す図である。
実施形態1に係る表示制御部を示すブロック図である。
実施形態2に係る、第2液晶表示パネルの走査配線と信号配線とスイッチング素子と画素電極を示す平面図である。
実施形態2に係る、液晶に電圧を印加した状態における暗線を示す模式図である。
実施形態3に係る、第2液晶表示パネルの走査配線と信号配線とスイッチング素子と画素電極を示す平面図である。
実施形態3に係る画素電極を示す平面図である。
実施形態3に係る、液晶に電圧を印加した状態における暗線を示す模式図である。
実施形態4に係る液晶表示装置を示す模式図である。
実施形態4に係るタッチパネルを示す平面図である。
実施形態4に係る第2液晶表示パネルを示す平面図である。
実施形態4に係る、第2液晶表示パネルの走査配線と信号配線とスイッチング素子と画素電極を示す平面図である。
実施形態4に係る、液晶に電圧を印加した状態における暗線を示す模式図である。
比較例2に係る、液晶に電圧を印加した状態における暗線を示す模式図である。
実施形態5に係る液晶表示装置を示す模式図である。
実施形態5に係る液晶レンズの断面を示す断面図である。
実施形態5に係る、液晶レンズの第3電極と第4電極と遮光部とを示す模式図である。
実施形態5に係る第2液晶表示パネルを示す平面図である。
実施形態5に係る、第2液晶表示パネルの走査配線と信号配線とスイッチング素子と画素電極を示す平面図である。
実施形態5に係る、液晶に電圧を印加した状態における暗線を示す模式図である。
変形例に係る画素電極を示す平面図である。
変形例に係る第2主画素と画素電極を示す模式図である。
変形例に係る視差バリアパネルを示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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