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公開番号2025076580
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188195
出願日2023-11-02
発明の名称粉体分離装置
出願人丸高興業株式会社
代理人個人,個人
主分類B04C 5/12 20060101AFI20250509BHJP(物理的または化学的工程を行なうための遠心装置または機械)
要約【課題】容易に粉体を分離することができる、粉体分離装置を提供する。
【解決手段】気体及び紛体を含む流動体である第1流動体Aが流入する流入部2と、前記第1流動体Aに含まれる紛体Bが流出する第1流出部3と、流出した前記紛体B以外の流動体である第2流動体Cが流出する第2流出部4と、を備え、前記流入部2は、第1筒体1Aの内部における一方端側に位置し、前記第1筒体1Aの内壁面の近傍において開口する第1流入口2Aを有し、前記第1流出部3は、前記第1筒体1Aの内部における他方端側に位置し、前記第2流出部4は、第1方向に延びる第2筒体4Aを有する、紛体分離装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
一方端側から他方端側に向かった第1方向に延びる第1筒体を有する紛体分離装置であって、
気体及び紛体を含む流動体である第1流動体が流入する流入部と、
前記第1流動体に含まれる紛体が流出する第1流出部と、
流出した前記紛体以外の流動体である第2流動体が流出する第2流出部と、を備え、
前記流入部は、
前記第1筒体の内部における一方端側に位置し、
前記第1筒体の内壁面の近傍において開口する第1流入口を有し、
前記第1流出部は、前記第1筒体の内部における他方端側に位置し、
前記第2流出部は、前記第1方向に延びる第2筒体を有し、
前記第2筒体は、
前記第1筒体の内部における前記第1流入部と前記第1流出部との間に位置し、
前記第1流入口より前記第1筒体における内側に位置し、
前記第2流動体が前記第1筒体の外部に流出する流出口と接続しており、
前記他方端側における該第2筒体の端部は閉口しており、
前記一方端側における該第2筒体の端部は、前記第2流動体が該第2筒体に流入する第2流入口を含む、紛体分離装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記第2流出部は、前記第1方向に延びる第3筒体をさらに有し、
前記第3筒体は、
前記第1筒体の内部における前記第1流入部と前記第1流出部との間に位置し、
前記一方端側および前記他方端側の其々の端部が開口しており、
前記第2筒体は、
前記第3筒体の内部に位置する、
請求項1に記載の粉体分離装置。
【請求項3】
前記流入部は、
前記第1流入口より上流側に位置し、前記第1流動体が前記第1流入口とは異なる方向から前記第1筒体の内部に流入する上流側第1流入口と、
前記上流側第1流入口と前記第1流入口とを接続する接続流路と、をさらに有しており、
前記接続流路は、前記上流側第1流入口から流入した前記第1流動体が循環して流れることが可能な環状の流路であり、
前記第1流入口は、前記接続流路の環状に沿って開口している部分であり、
前記接続流路の流路幅は一定でない、
請求項1に記載の粉体分離装置。
【請求項4】
前記第3筒体は、前記他方端側の端部に、前記第2筒体の前記他方端側の端部に接する底面を有しており、
前記底面は、前記第2筒体と重ならない位置に、前記第3筒体の前記他方端側の端部の開口となる第1貫通孔を有する、請求項2に記載の粉体分離装置。
【請求項5】
前記底面は、前記第2筒体と重なる位置に第2貫通孔を有している、請求項4に記載の粉体分離装置。
【請求項6】
前記第1筒体の前記他方端側の端部に接続される第4筒体と、
前記第4筒体の前記他方端側の端部に接続され、前記粉体を回収する粉体回収部と、をさらに有し、
前記第4筒体の内壁は、前記粉体回収部に近づくにつれて内側に傾斜している、請求項1に記載の粉体分離装置。
【請求項7】
前記粉体回収部は、前記第1流動体と接触する複数の板状弾性体と、前記複数の板状弾性体を回転させる回転部と、を有しており、
前記板状弾性体は、前記第4筒体の内壁に接触可能に回転する、請求項6に記載の粉体分離装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、粉体分離装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
本技術分野の背景技術として、特開2003-327328号公報(特許文献1)がある。この公報には、「バッチ式吸引式空気輸送装置」が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-327328号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
気体と粉体とを容易に分離できないおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、例えば以下の構成を採用する。
一方端側から他方端側に向かった第1方向に延びる第1筒体を有する紛体分離装置であって、
気体及び紛体を含む流動体である第1流動体が流入する流入部と、
前記第1流動体に含まれる紛体が流出する第1流出部と、
流出した前記紛体以外の流動体である第2流動体が流出する第2流出部と、を備え、
前記流入部は、
前記第1筒体の内部における一方端側に位置し、
前記第1筒体の内壁面の近傍において開口する第1流入口を有し、
前記第1流出部は、前記第1筒体の内部における他方端側に位置し、
前記第2流出部は、前記第1方向に延びる第2筒体を有し、
前記第2筒体は、
前記第1筒体の内部における前記第1流入部と前記第1流出部との間に位置し、
前記第1流入口より前記第1筒体における内側に位置し、
前記第2流動体が前記第1筒体の外部に流出する流出口と接続しており、
前記他方端側における該第2筒体の端部は閉口しており、
前記一方端側における該第2筒体の端部は、前記第2流動体が該第2筒体に流入する第2流入口を含む、
紛体分離装置。
【0006】
前記第2流出部は、前記第1方向に延びる第3筒体をさらに有し、
前記第3筒体は、前記第1筒体の内部における前記第1流入部と前記第1流出部との間に位置し、
前記一方端側および前記他方端側の其々の端部が開口しており、
前記第2筒体は、前記第3筒体の内部に位置する、
粉体分離装置。
【0007】
前記流入部は、
前記第1流入口より上流側に位置し、前記第1流動体が前記第1流入口とは異なる方向から前記第1筒体の内部に流入する上流側第1流入口と、
前記上流側第1流入口と前記第1流入口とを接続する接続流路と、をさらに有しており、
前記接続流路は、前記上流側第1流入口から流入した前記第1流動体が循環して流れることが可能な環状の流路であり、
前記第1流入口は、前記接続流路の環状に沿って開口している部分であり、
前記接続流路の流路幅は一定でない、
粉体分離装置。
【0008】
前記第3筒体は、前記他方端側の端部に、前記第2筒体の前記他方端側の端部に接する底面を有しており、
前記底面は、前記第2筒体と重ならない位置に、前記第3筒体の前記他方端側の端部の開口となる第1貫通孔を有する、
粉体分離装置。
【0009】
前記底面は、前記第2筒体と重なる位置に第2貫通孔を有している、
粉体分離装置。
【0010】
前記第1筒体の前記他方端側の端部に接続される第4筒体と、
前記第4筒体の前記他方端側の端部に接続され、前記粉体を回収する粉体回収部と、をさらに有し、
前記第4筒体の内壁は、前記粉体回収部に近づくにつれて内側に傾斜している、
粉体分離装置。
(【0011】以降は省略されています)

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