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公開番号
2025087465
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023202143
出願日
2023-11-29
発明の名称
脱水システム及び脱水方法
出願人
個人
代理人
個人
主分類
B04B
3/00 20060101AFI20250603BHJP(物理的または化学的工程を行なうための遠心装置または機械)
要約
【課題】生ごみの処理において、環境負荷を低減することのできる脱水システム及び脱水方法を提供する。
【解決手段】回転かご2と前記回転かごを回転させる駆動装置を備えた脱水システムであって、前記回転かごは、多数の貫通孔211が形成された底部材21と、前記底部材の周囲を覆う、多数の貫通孔が形成された側壁を備えた円筒形状の本体部材22と、前記底部材に固定されている板状部材23を備える。また、回転かごと前記回転かごを回転させる駆動装置を備えた脱水システムを用いる脱水方法であって、前記回転かごは、多数の貫通孔が形成された底部材と、前記底部材の周囲を覆う、多数の貫通孔が形成された側壁を備えた円筒形状の本体部材と、前記底部材及び前記本体部材に設けられる板状部材を備えたものであり、脱水対象物を前記回転かご内に挿入し、前記回転かごの板状部材に脱水対象物を押し当てて脱水する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回転かごと、
前記回転かごを回転させる駆動装置と、を備えた脱水システムであって、
前記回転かごは、
多数の貫通孔が形成された底部材と、
前記底部材の周囲を覆う、多数の貫通孔が形成された側壁を備えた円筒形状の本体部材と、
前記底部材に固定されている板状部材と、を備えたものである脱水システム。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記板状部材は、前記本体部材にも固定されている板状部材と、を備えた請求項1記載の脱水システム。
【請求項3】
前記板状部材にも、多数の貫通孔が形成されている請求項1記載の脱水システム。
【請求項4】
前記板状部材は、前記底部材及び前記本体部材が凹んだことにより形成される中空空間を備える請求項1記載の脱水システム。
【請求項5】
前記回転かごの前記底部材、前記本体部材及び前記板状部材は、一体に形成されたものである請求項1記載の脱水システム。
【請求項6】
前記複数の貫通孔の大きさは、1mm以上5mm以下の範囲内にある請求項1記載の脱水システム。
【請求項7】
前記板状部材の数は、3個以上5個以下の範囲内である請求項1記載の脱水システム。
【請求項8】
前記板状部材の高さは、1cm以上3cm以下の範囲内である請求項1記載の脱水システム。
【請求項9】
前記板状部材の径方向の長さは、1cm以上5cm以下の範囲内である請求項1記載の脱水システム。
【請求項10】
前記板状部材の形状は、四分円、四分楕円、又は角丸の台形である請求項1記載の脱水システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、脱水システム及び脱水方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
日常生活において、食事の準備等によって生ずる生ごみは、現状、焼却可能なごみ、いわゆる「燃えるごみ」として廃棄回収され、焼却炉によって焼却される。
【0003】
しかしながら、生ごみは水分を多く含むものであり、水分を多く含む場合、その分重量が増えるため回収が難しく、また水分を含んでいるため焼却も容易ではなく、その分燃料を消費するため二酸化炭素発生量が増加するといった課題がある。
【0004】
一方で、マンションなど新規に建築される集合住宅においては、ディスポーザーが設置されていることが多い。ディスポーザーは、台所のシンク内に粉砕機を設け、この粉砕機内に生ごみを挿入し水を流しながら排水として流してしまうという装置である。
【0005】
例えばディスポーザーに関する技術としては、下記非特許文献1にその記載がある。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/ms_shinchiku/ms_knowhow/mansion_disposer/
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、ディスポーザーの場合、本来生ごみとすべきものを排水として排出するものとなるため、結局処理に対する負荷が大きくなるといった課題がある。具体的には、ディスポーザーを用いると、生ごみは粘性の高い泥状となり、ディスポーザーから離れるに従い水分が抜けてその粘性はさらに高くなり配管の詰まりの原因となる。そのため、ディスポーザーからの排水を処理する排水処理槽を設ける必要が生じ、結局処理とそのメンテナンスを行うことが重要となる。特に、卵の殻等の固く水に溶解困難なものは粉砕しきれずそのまま排水管等への損傷の原因となるなど、逆にメンテナンスの負担などが増大してしまうといった課題がある。
【0008】
そこで、本発明では、上記課題に鑑み、生ごみを処理するにおいて、より環境負荷を低減することのできる脱水システム及び脱水方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決する本発明の一観点にかかる脱水システムは、回転かごと、回転かごを回転させる駆動装置と、を備えた脱水システムであって、回転かごは、多数の貫通孔が形成された底部材と、底部材の周囲を覆う、多数の貫通孔が形成された側壁を備えた円筒形状の本体部材と、底部材及び本体部材に設けられる板状部材と、を備えたものである。
【0010】
また、本観点において、限定されるわけではないが、板状部材は、本体部材にも固定されている板状部材と、を備えることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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