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公開番号2025067827
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2024169454
出願日2024-09-27
発明の名称マルチロー同軸メルトブローンシステムのためのチューブ
出願人フラテッリ チェカット ミラノ エス.アール.エル.
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類D01D 5/08 20060101AFI20250417BHJP(天然または人造の糸または繊維;紡績)
要約【課題】異なる機械的特性を有する不織布の生産を可能にするマルチロー同軸メルトブローンシステムのためのチューブを提供する。
【解決手段】展開軸(1a)を画定しているとともに、展開軸(1a)の周囲に延在し且つ展開軸(1a)に沿って順次配置された複数の互いに同一の輪郭(3)を画定している少なくとも1つの閉じた内表面(2)を有する、マルチロー同軸メルトブローンシステムのためのチューブ(1)であって;輪郭(3)は、展開軸(1a)に垂直な断面(1b)において画定されており、断面(1b)において第1の延在領域を画定しており、断面(1b)において画定された円に内接可能であるとともに断面(1b)において第2の延在領域を画定しており、第1の延在領域は、第2の延在領域の90%未満である、チューブ(1)が提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
展開軸を画定しているとともに、前記展開軸の周囲に延在し且つ前記展開軸に沿って順次配置された複数の互いに同一の輪郭を画定している少なくとも1つの閉じた内表面を有する、マルチロー同軸メルトブローンシステムのためのチューブであって;
- 前記輪郭は、前記展開軸に垂直な断面において画定されており、前記断面において第1の延在領域を画定しており、前記断面において画定された円に内接可能であるとともに前記断面において第2の延在領域を画定しており;
- 前記第1の延在領域は、前記第2の延在領域の90%未満である、チューブ。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記第1の延在領域は、前記第2の延在領域の60%未満である、請求項1に記載のチューブ。
【請求項3】
前記輪郭は、凸状であるとともに、少なくとも第1の最大寸法及び前記第1の最大寸法に垂直な第2の最大寸法を画定しており、前記第2の最大寸法は、前記第1の最大寸法の90%未満である、請求項1又は2に記載のチューブ。
【請求項4】
前記第2の最大寸法は、前記第1の最大寸法の60%未満である、請求項3に記載のチューブ。
【請求項5】
前記輪郭は、略正三角形又は略矩形を画定している、請求項1又は2に記載のチューブ。
【請求項6】
前記輪郭は、凹状であるとともに、それが前記輪郭によって少なくとも部分的に区切られているように、前記輪郭内で識別可能であり、且つ少なくとも第3の最大寸法及び前記第3の最大寸法に垂直な第4の最大寸法を画定している、少なくとも1つの凸状部を有し、前記第4の最大寸法は、前記第3の最大寸法の90%未満である、請求項1又は2に記載のチューブ。
【請求項7】
前記第4の最大寸法は、前記第3の最大寸法の60%未満である、請求項6に記載のチューブ。
【請求項8】
前記輪郭は、2つ又はそれよりも多い交差する凸状部によって形成されている、請求項6に記載のチューブ。
【請求項9】
前記輪郭は、3つから5つの尖端部を有する交差形状を画定している、請求項8に記載のチューブ。
【請求項10】
前記内表面の周囲に延在し且つ壁を介して前記内表面に接続されている少なくとも1つの閉じた外表面を有し、それにより、前記内表面及び前記外表面は、前記壁の対向面を画定し、前記外表面は、円筒形であるか又は前記内表面と同様の形状になっており、それにより、前記壁のための一定の厚さを定める、請求項1又は2に記載のチューブ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1のプリアンブルにおいて規定されているタイプのマルチロー同軸メルトブローンシステム(multirow coaxial melt-blown system)のためのチューブに関する。
続きを表示(約 970 文字)【0002】
特に、本発明は、TNTとしても知られている不織布(non-woven fabric)を直接又は間接的に生産することを意図した押出ポリマーフィラメントの作成を可能にするように設計されたシステムの一部である要素に関する。
【背景技術】
【0003】
知られているように、不織布、又はTNTは、布(fabric)と類似しているが、織り及び編みとは異なるプロセスを通じて生産される工業製品である。
【0004】
したがって、不織布においては、繊維は、いかなる識別可能な秩序立った構造も有さずに不規則に配置されており、布においては、繊維は、典型的には、緯糸及び経糸と一般に称される、2つの、主及び直交する方向を有する。
【0005】
現在、主に製品の使用目的に関連した、用いられる生産技法に応じて、TNTを含む多様な製品が生産されている。
【0006】
特に、高品質TNTは、衛生製品(hygienic and sanitary product)に使用されており、低品質TNTは、主としてジオテキスタイルにおいて使用されている。
【0007】
技術的な観点から、「不織布(nonwoven fabric)」という英語の用語でも知られている不織布は、スパンレース、スパンボンド、及びメルトブローンに概ね分類することができる。
【0008】
メルトブローン技術の中でも、マルチロー同軸メルトブローンシステム、又はマルチロー同軸メルトブローンシステムが、特に知られている。
【0009】
一般に、これらのシステムは、複数の行に並べて配置されたチューブから出るポリマーを、チューブの外部から同軸に通過して繊維を下向きに押す空気を介して伸長させる。
【0010】
特に、マルチロー同軸メルトブローンシステムは、ポリマー流体を拡散させるとともに同時に同軸穴の少なくとも一部から空気又はガスを拡散させるように上記穴の内側を同軸に通過する前述したチューブの少なくとも一部を収容するように適合された、複数の行に並べて配置された上記穴を画定する構成要素を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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