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公開番号
2025057814
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167570
出願日
2023-09-28
発明の名称
車両冷却装置、車両冷却装置用ダクト
出願人
株式会社明電舎
,
独立行政法人自動車技術総合機構
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01M
17/007 20060101AFI20250402BHJP(測定;試験)
要約
【課題】車両に供給される冷却風の風速分布を可変とすることで送風口の風速を一様分布化し、車両の冷却効率の向上を図る。
【解決手段】ダクト2を通じて車両冷却装置の冷却風を試験車両に供給する。このダクト2は、冷却風の取込口2bおよび送風口2cの形成されたダクト本体2aと、ダクト本体2aの幅方向に設けられた回転自在な駆動ロッド12群と、各駆動ロッド12から取込口2bの方向に延設されたブレード15群とを備える。この各ブレード15は、駆動ロッド12の回転方向に応じて上下動するメインブレード20と、メインブレード20に前後方向にスライド自在に設けられたスライド板21とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両にダクトを通じて冷却風を供給する車両冷却装置であって、
前記ダクトは、
前記冷却風の取込口と、
前記冷却風の送風口と、
前記取込口と前記送風口との間に配置されたブレード群と、
を備え、
前記各ブレードは、前記取込口の方向に対する長さの伸縮および角度調整を可能に構成されていることを特徴とする車両冷却装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
冷却風を車両に供給する車両冷却装置用のダクトであって、
前記冷却風の取込口と、
前記冷却風の送風口と、
前記取込口と前記送風口との間の配置されたブレード群と、
を備え、
前記各ブレードは、前記取込口の方向に対する長さの伸縮および角度調整を可能に構成されている
ことを特徴とする車両冷却装置用のダクト。
【請求項3】
前記送風口および前記取込口を形成されたダクト本体と、
前記ダクト本体の幅方向に設けられた回転自在な駆動ロッド群と、
前記各駆動ロッドの回転方向に応じて上下に回動自在な前記ブレードと、
を備え、
前記各駆動ロッドを回転させて前記各ブレードの上下方向の角度を調整可能なことを特徴とする請求項2記載の車両冷却装置用のダクト。
【請求項4】
前記各ブレードは、
前記駆動ロッドの軸方向に沿って設けられたベースブレードと、
前記ベースブレードに前後方向にスライド自在に設けられたスライド板と、
を備え、
前記スライド板をスライド移動させることで長さを伸縮自在なことを特徴とする請求項2記載の車両冷却装置用のダクト。
【請求項5】
前記送風口の開口面積が、前記取込口の開口面積より拡張されたダクト本体と、
前記ダクト本体の上下方向に設けられた回転自在な駆動ロッド群と、
前記各駆動ロッドの回転方向に応じて左右に回動自在な前記ブレードと、
を備え、
前記各駆動ロッドを回転させて前記各ブレードの左右方向の角度を調整可能なことを特徴とする請求項2記載の車両冷却装置用のダクト。
【請求項6】
前記各ブレードは、
前記駆動ロッドの軸方向に沿って固定されたベースブレードと、
前記ベースブレードの前後方向にスライド自在に設けられた一対のスライド板と、
を備え、
前記各スライド板は、前記各ベースブレードの左右に上下対称に設けられ、
前記各スライド板をスライド移動させることで前記ブレードの長さを伸縮可能なことを特徴とする請求項5記載の車両冷却装置用のダクト。
【請求項7】
請求項3または4記載の前記ダクトと、
請求項5または6記載の前記ダクトと、
を冷却風の送風方向に沿って順に設けたことを特徴とする冷却装置用のダクト。
【請求項8】
車両試験装置のローラ装置上にタイヤを載せられた前記車両の前方に配置されることを特徴とする請求項2記載の車両冷却装置用のダクト。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、室内で試験車両の路上走行をシミュレートする車両試験装置の車両冷却装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
シャシダイナモメータシステムの冷却装置は、ローラ上にタイヤを載せられた試験車両の前方に配置され、冷却ファンのダクト先端の送風口から試験車両に冷却風を供給することでエンジンやインタークーラーなどを冷却する。
【0003】
冷却ファンは、定格により冷却風速の設定範囲が定まっているため、送風口を試験車両に近離させることで試験車両の車速に応じて風量を調整していた。ところが、スペース的な問題などから風量調整が困難な場合が生じ、特許文献1の冷却装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5304167号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の冷却装置は、冷却ファンのダクト先端の送風口に可変機構を設けることで開口面積を増減させている。この構成によれば、車速に応じた風量(風速)を得ることは可能なものの、ダクト内に局所的な風速差が生じ、送風口の風速分布を調整することができない。
【0006】
その結果、送風口に局所的な風速の強弱が生じ、風速を一様分布化することが困難な場合が生じ、冷却効率を悪化させるおそれがあった。特にダクト形状が裾広がり状の場合、冷却ファン側の取込口よりも送風口の開口面積が広いため、風速分布の一様分布化がさらに難しくなってしまう。
【0007】
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされ、車両に供給される冷却風の風速分布を可変とすることで送風口の風速を一様分布化し、車両の冷却効率の向上を図ることを解決課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)本発明の一態様は、車両にダクトを通じて冷却風を供給する車両冷却装置であって、
前記ダクトは、
前記冷却風の取込口と、
前記冷却風の送風口と、
前記取込口と前記送風口との間に配置されたブレード群と、
を備え、
前記各ブレードは、前記取込口の方向に対する長さの伸縮および角度調整を可能に構成されていることを特徴としている。
【0009】
(2)本発明の他の態様は、冷却風を車両に供給する車両冷却装置用のダクトであって、
前記冷却風の取込口と、
前記冷却風の送風口と、
前記取込口と前記送風口との間の配置されたブレード群と、
を備え、
前記各ブレードは、前記取込口の方向に対する長さの伸縮および角度調整を可能に構成されていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、車両に供給される冷却風の風速分布を可変とすることで送風の風速を一様分布化し、車両の冷却効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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