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公開番号
2025043443
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-01
出願番号
2023150713
出願日
2023-09-19
発明の名称
ドアのストッパ
出願人
ダイムラー トラック エージー
代理人
個人
,
弁理士法人真田特許事務所
主分類
E05F
3/22 20060101AFI20250325BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】部材同士の干渉を防止するとともにドアを開放状態に保持することができる、ドアのストッパを提供する。
【解決手段】手動で開閉されるドアのストッパ1は、ドアの開閉に伴い相対位置が変化する二つの部材4,5の一方に固定された雄部材10と、二つの部材4,5の他方に固定された雌部材20とを備えている。雄部材10は、柱状に突設された支持部11と、支持部11の外周に鍔状に設けられた爪部12とを有する。雌部材20は、弾性体で形成されており、二つの部材4,5が互いに近接するドアの開放状態において、雄部材10の爪部12が当接可能な端面23と、端面23に押し当てられた雄部材10の爪部12が嵌合可能な溝部22とを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
手動で開閉されるドアのストッパであって、
前記ドアの開閉に伴い相対位置が変化する二つの部材の一方に固定され、柱状に突設された支持部、及び前記支持部の外周に鍔状に設けられた爪部を有する雄部材と、
前記二つの部材の他方に固定されるとともに弾性体で形成され、前記二つの部材が互いに近接する前記ドアの開放状態において、前記爪部が当接可能な端面、及び前記端面に押し当てられた前記爪部が嵌合可能な溝部を有する雌部材と、を備えたことを特徴とする、ドアのストッパ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本件は、手動で開閉されるドアのストッパに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ドアの開閉に伴って部材同士が干渉することを防止するために、弾性体が用いられている。例えば特許文献1には、車両のスライドドアの閉動作時にスライドドアと車体との干渉を防止するためのストッパ構造において、ストッパ体の一部をゴム製とすることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-172069号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、手動で開閉されるドアは、使用状況によっては、使用者の意思に反して開放状態から勝手に閉まることがある。例えば、車両の乗降口に設けられた手動開閉式の折れ戸やスライドドアは、坂道での停車中に開放されると自重で勝手に閉まってしまうことがある。このため、ドアのストッパは、部材同士の干渉を防止する機能に加えて、ドアを開放状態に保持する機能も持つことが望ましい。
【0005】
本件は、上記のような課題に鑑み創案されたものであり、部材同士の干渉を防止するとともにドアを開放状態に保持することができる、ドアのストッパを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本件は上記の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現できる。
本適用例に係るドアのストッパは、手動で開閉されるドアのストッパであって、前記ドアの開閉に伴い相対位置が変化する二つの部材の一方に固定され、柱状に突設された支持部、及び前記支持部の外周に鍔状に設けられた爪部を有する雄部材と、前記二つの部材の他方に固定されるとともに弾性体で形成され、前記二つの部材が互いに近接する前記ドアの開放状態において、前記爪部が当接可能な端面、及び前記端面に押し当てられた前記爪部が嵌合可能な溝部を有する雌部材と、を備えたことを特徴としている。
【0007】
本適用例によれば、ドアの開放状態において、ドアの開閉に伴い相対位置が変化する二つの部材の一方に固定された雄部材の爪部が、二つの部材の他方に固定された雌部材の端面に当接することで、二つの部材同士の干渉を防止できる。また、ドアの開放状態において、雄部材の爪部が、弾性体で形成された雌部材の端面に押し当てられた結果、雌部材の溝部に嵌合することで、二つの部材の相対的な位置が固定される。これにより、ドアを開放状態に保持できる。
【発明の効果】
【0008】
本件によれば、部材同士の干渉を防止できるとともにドアを開放状態に保持できる、ドアのストッパを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係るドアのストッパが適用された車両の左側面図である。
図1の車両に設けられたドアを外側(車両の左方)から視た拡大図である。
図1のストッパが固定されたドアの模式的な要部断面図である。
図1のストッパの作用を説明する、図3と同様の断面図であり、ドアが開放状態であるものの開放状態に保持されていない場合を示す。
図1のストッパの作用を説明する、図3と同様の断面図であり、ドアが開放状態に保持されている場合を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図面を参照して、本件の実施形態(適用例)について説明する。以下の実施形態はあくまでも例示に過ぎず、この実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。下記の実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。また、必要に応じて取捨選択でき、あるいは適宜組み合わせられる。
(【0011】以降は省略されています)
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