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公開番号
2025005568
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023105785
出願日
2023-06-28
発明の名称
データ処理装置、アクチュエータ装置、および、制御プログラム
出願人
日本精工株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H02P
29/024 20160101AFI20250109BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】正常でないデータが記憶部に書込まれることを防止し、装置の解析や診断に用いるための有用なデータを取得できるようにしたデータ処理装置を提供する。
【解決手段】データ処理装置は、電源電圧が供給されていなくても記憶内容を維持する不揮発性記憶部と、自装置に供給される電源電圧の低下を検出する検出部と、前記電源電圧によって動作し、所定データを、所定の書込みタイミングに、前記不揮発性記憶部に書込む制御部と、を含み、前記制御部は、前記検出部が前記電源電圧の低下を検出した場合に、前記不揮発性記憶部への前記所定データの書込みを抑止し、かつ、前記検出部が前記電源電圧の低下を検出していない場合に、前記不揮発性記憶部への前記所定データの書込みを抑止しない。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電源電圧が供給されていなくても記憶内容を維持する不揮発性記憶部と、
自装置に供給される電源電圧の低下を検出する検出部と、
前記電源電圧によって動作し、所定データを、所定の書込みタイミングに、前記不揮発性記憶部に書込む制御部と、
を含み、
前記制御部は、
前記検出部が前記電源電圧の低下を検出した場合に、前記不揮発性記憶部への前記所定データの書込みを抑止し、かつ、
前記検出部が前記電源電圧の低下を検出していない場合に、前記不揮発性記憶部への前記所定データの書込みを抑止しない
データ処理装置。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記制御部は、自装置の状態に関するデータを前記所定データとして前記不揮発性記憶部に書込む請求項1に記載のデータ処理装置。
【請求項3】
前記検出部は、前記電源電圧を所定閾値電圧と比較することにより、電源電圧の低下を検出する請求項1または請求項2に記載のデータ処理装置。
【請求項4】
前記電源電圧によって充電されるコンデンサをさらに含み、
前記電源電圧が低下した場合に、前記コンデンサの放電電圧を、前記電源電圧として前記制御部に供給する請求項1または請求項2に記載のデータ処理装置。
【請求項5】
前記所定データは、前記電源電圧によって動作するアクチュエータ装置の動作に関するデータである請求項1または請求項2に記載のデータ処理装置。
【請求項6】
自装置に関するデータを取得するためのセンサと、
電源電圧が供給されていなくても記憶内容を維持する不揮発性記憶部と、
自装置に供給される電源電圧の低下を検出する検出部と、
前記電源電圧によって動作し、前記センサによって取得されるデータを、所定の書込みタイミングに、前記不揮発性記憶部に書込む制御部と、
を含み、
前記制御部は、
前記検出部が前記電源電圧の低下を検出した場合に、前記不揮発性記憶部への前記データの書込みを抑止し、かつ、
前記検出部が前記電源電圧の低下を検出していない場合に、前記不揮発性記憶部への前記データの書込みを抑止しない
アクチュエータ装置。
【請求項7】
データ処理装置を制御するための制御プログラムであって、
コンピュータに、
前記データ処理装置に供給される電源電圧によって動作し、所定の書込みタイミングに、所定データを不揮発性記憶部に書込む書込みステップと、
前記電源電圧の低下を検出する検出ステップと、
前記検出ステップにおいて前記電源電圧の低下を検出した場合に、前記不揮発性記憶部への前記所定データの書込みを抑止し、かつ、前記検出ステップにおいて前記電源電圧の低下を検出していない場合に、前記不揮発性記憶部への前記所定データの書込みを抑止しない制御ステップと、
を実行させるための制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、データ処理装置、アクチュエータ装置、および、制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
データ処理装置において、例えば、停電、断線によって電源電圧が低下することがある。また、可搬型のデータ処理装置は、バッテリから電源電圧が供給されることが多く、そのようなバッテリから供給される電源電圧が低下することがある。
【0003】
ここで、特許文献1に記載の技術においては、電源電圧の低下を監視し、電源低下異常が発生したことをメモリに記憶している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-74632号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
データ処理装置において、不具合や異常が発生した時、その時の装置の状態をログデータとして記憶部に記憶しておくことが好ましい。また、装置の状態を周期的に記憶部に記憶したり、任意のタイミングで記憶しておくことにより、不具合や異常が発生した場合に、記憶内容を読み出して解析したり、記憶内容を用いて装置を診断したりすることが好ましい。
【0006】
しかしながら、記憶部への書込み動作中に電源電圧が低下すると、装置の動作が正常でないことがあり、そのような場合には正常でないデータが記憶部に書き込まれてしまうことがある。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、正常でないデータが記憶部に書込まれることを防止し、装置の解析や診断に用いるための有用なデータを取得できるようにしたデータ処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一側面のデータ処理装置は、電源電圧が供給されていなくても記憶内容を維持する不揮発性記憶部と、自装置に供給される電源電圧の低下を検出する検出部と、前記電源電圧によって動作し、所定データを、所定の書込みタイミングに、前記不揮発性記憶部に書込む制御部と、を含み、前記制御部は、前記検出部が前記電源電圧の低下を検出した場合に、前記不揮発性記憶部への前記所定データの書込みを抑止し、かつ、前記検出部が前記電源電圧の低下を検出していない場合に、前記不揮発性記憶部への前記所定データの書込みを抑止しない。
【0009】
本発明の一側面のアクチュエータ装置は、自装置に関するデータを取得するためのセンサと、電源電圧が供給されていなくても記憶内容を維持する不揮発性記憶部と、自装置に供給される電源電圧の低下を検出する検出部と、前記電源電圧によって動作し、前記センサによって取得されるデータを、所定の書込みタイミングに、前記不揮発性記憶部に書込む制御部と、を含み、前記制御部は、前記検出部が前記電源電圧の低下を検出した場合に、前記不揮発性記憶部への前記データの書込みを抑止し、かつ、前記検出部が前記電源電圧の低下を検出していない場合に、前記不揮発性記憶部への前記データの書込みを抑止しない。
【0010】
本発明の一側面の制御プログラムは、データ処理装置を制御するための制御プログラムであって、コンピュータに、前記データ処理装置に供給される電源電圧によって動作し、所定の書込みタイミングに、所定データを不揮発性記憶部に書込む書込みステップと、前記電源電圧の低下を検出する検出ステップと、前記検出ステップにおいて前記電源電圧の低下を検出した場合に、前記不揮発性記憶部への前記所定データの書込みを抑止し、かつ、前記検出ステップにおいて前記電源電圧の低下を検出していない場合に、前記不揮発性記憶部への前記所定データの書込みを抑止しない制御ステップと、を実行させる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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