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公開番号
2024169094
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023086287
出願日
2023-05-25
発明の名称
半導体装置および車両
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
主分類
H01L
23/48 20060101AFI20241128BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】 製造時における構成要素のずれをより適切に検出することが可能な半導体装置および車両を提供する。
【解決手段】 半導体装置A10は、互いに離れて配置された第1リード3および第2リード4と、第1リード3に搭載された半導体素子1と、半導体素子1および第2リード4に対して半導体素子1の厚さ方向zにおける第1z1側に導通接合された第1接続部材61と、を備え、第1接続部材61は、厚さ方向z周りに回転した場合に厚さ方向zから視た形態が変化する第1マーク71が形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに離れて配置された第1リードおよび第2リードと、
前記第1リードに搭載された半導体素子と、
前記半導体素子および前記第2リードに対して前記半導体素子の厚さ方向における第1側に導通接合された第1接続部材と、を備え、
前記第1接続部材は、前記厚さ方向周りに回転した場合に前記厚さ方向から視た形態が変化する第1マークが形成されている、半導体装置。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記第1接続部材は、前記半導体素子に導通接合された第1接続部と、前記第2リードに導通接合された第2接続部と、前記第1接続部および前記第2接続部のそれぞれに繋がる第1中継部と、を有する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1マークは、前記第1中継部に配置されている、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第1中継部は、前記第1接続部および前記第2接続部に対して前記厚さ方向の前記第1側に位置する平坦部を含み、
前記第1マークは、前記平坦部に配置されている、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記平坦部は、前記厚さ方向に対して直角である、請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1中継部は、前記平坦部および前記第1接続部の間に介在する傾斜部と、前記平坦部および前記第2接続部の間に介在する傾斜部と、をさらに含む、請求項4に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1マークは、前記第2接続部に配置されている、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第2接続部は、前記厚さ方向に対して直角である、請求項7に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第1マークは、前記第1接続部に配置されている、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第1接続部は、前記厚さ方向に対して直角である、請求項9に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置および車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ダイオード、トランジスタおよびICなどの半導体素子を樹脂パッケージで覆った半導体装置が知られている。特許文献1には、従来の半導体装置の一例が開示されている。特許文献1に記載の半導体装置は、半導体素子、リードおよび樹脂パッケージを備えている。この半導体装置において、半導体素子は、たとえばMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)チップである。半導体素子は、リードに接合される。リードは、半導体素子を搭載するとともに、半導体素子に導通する。樹脂パッケージは、リードの一部および半導体素子を覆っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-300492号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
半導体装置の製造時において、構成要素にずれが生じることは好ましくない。
【0005】
本開示は、上記事情に鑑みて考え出されたものであり、その目的は、製造時における構成要素のずれをより適切に検出することが可能な半導体装置および車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の側面によって提供される半導体装置は、互いに離れて配置された第1リードおよび第2リードと、前記第1リードに搭載された半導体素子と、前記半導体素子および前記第2リードに対して前記半導体素子の厚さ方向における第1側に導通接合された第1接続部材と、を備え、前記第1接続部材は、前記厚さ方向周りに回転した場合に前記厚さ方向から視た形態が変化する第1マークが形成されている。
【0007】
本開示の第2の側面によって提供される車両は、駆動源と、本開示の第1の側面によって提供される半導体装置と、を備え、前記半導体装置は、前記駆動源に導通している。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、製造時における構成要素のずれをより適切に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態に係る半導体装置を示す斜視図である。
図2は、第1実施形態に係る半導体装置を示す斜視図である。
図3は、第1実施形態に係る半導体装置を示す平面図である。
図4は、図3のIV-IV線に沿う断面図である。
図5は、図3のV-V線に沿う断面図である。
図6は、図3のVI-VI線に沿う断面図である。
図7は、第1実施形態に係る半導体装置の第1マークまたは第2マークを示す平面図である。
図8は、第1実施形態に係る半導体装置を備える車両を示す概要図である。
図9の(a)~(e)は、第1実施形態に係る半導体装置の第1マークまたは第2マークの変形例を示す平面図である。
図10は、第2実施形態に係る半導体装置を示す平面図である。
図11は、第3実施形態に係る半導体装置を示す平面図である。
図12は、第4実施形態に係る半導体装置を示す平面図である。
図13は、第5実施形態に係る半導体装置を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の半導体装置の好ましい実施の形態について、図面を参照して、以下に説明する。以下では、同一あるいは類似の構成要素に、同じ符号を付して、重複する説明を省略する。本開示における「第1」、「第2」、「第3」等の用語は、単にラベルとして用いたものであり、必ずしもそれらの対象物に順列を付することを意図していない。
(【0011】以降は省略されています)
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