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公開番号2024167972
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023084320
出願日2023-05-23
発明の名称プラグインブレーカ及びプラグインブレーカにおける設定の選択方法
出願人日東工業株式会社
代理人弁理士法人クスノキ特許事務所
主分類H01H 73/16 20060101AFI20241128BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】プラグインブレーカに関し、2P2Eタイプで利用可能な表示部材を2P1Eタイプで利用可能とすること。
【解決手段】ハンドルを操作することにより操作可能な可動接触子を収納するケースと、平行に並んだ母線バーに対して接続可能なように前記ケースに取り付けられるプラグイン端子と、プラグイン端子が接続される母線バーに応じた情報を表示可能な表示部材と、を備えたプラグインブレーカであって、プラグイン端子は、接続する母線バーを切り替える場合に回転させる回転ホルダに母線バーに接続される端子部材が取り付けられており、表示部材と回転ホルダを第一の態様で取り付けた場合には、接続する母線バーの切り替えのためになされる回転ホルダの回転に応じて表示部材が移動可能となり、表示部材と回転ホルダを第二の態様で取り付けた場合には、回転ホルダが回転して接続される母線バーが切り替わることを表示部材が規制する構成とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ハンドルと、ハンドルを操作することにより操作可能な可動接触子を収納するケースと、平行に並んだ母線バーに対して接続可能なように前記ケースに取り付けられるプラグイン端子と、プラグイン端子が接続される母線バーに応じた情報を表示可能な表示部材と、を備えたプラグインブレーカであって、
プラグイン端子は、接続する母線バーを切り替える場合に回転させる回転ホルダに母線バーに接続される端子部材が取り付けられており、
表示部材と回転ホルダを第一の態様で取り付けた場合には、接続する母線バーの切り替えのためになされる回転ホルダの回転に応じて表示部材が移動可能となり、
表示部材と回転ホルダを第二の態様で取り付けた場合には、回転ホルダが回転して接続される母線バーが切り替わることを表示部材が規制する
プラグインブレーカ。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
プラグイン端子を支持するケースは、表示部材の表示を確認するのに用いることが可能な開口を有し、
表示部材と回転ホルダを第二の態様で取り付けた場合には、表示手段が開口を塞ぐ請求項1に記載のプラグインブレーカ。
【請求項3】
ハンドルと、ハンドルを操作することにより操作可能な可動接触子を収納するケースと、平行に並んだ母線バーに対して接続可能なように前記ケースに取り付けられるプラグイン端子と、プラグイン端子が接続される母線バーに応じた情報を表示可能な表示部材と、を備え、かつ、前記プラグイン端子は、接続する母線バーを切り替える場合に回転させる回転ホルダに母線バーに接続される端子部材が取り付けられているプラグインブレーカにおける設定の選択方法であって、
回転ホルダの回転に応じて表示部材が移動可能な状態とする場合には、表示部材と回転ホルダの取り付け方を第一の態様とし、
表示部材が回転ホルダの回転を規制する状態とする場合には、表示部材と回転ホルダの取り付け方を第一の態様とは異なる第二の態様とする
プラグインブレーカにおける設定の選択方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プラグインブレーカ及びプラグインブレーカにおける設定の選択方法に関するものである。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されているように、上下方向に並んだ母線バーに対してプラグイン接続するプラグイン端子を備えたプラグインブレーカが知られている。特許文献1に開示されたプラグインブレーカは、プラグイン端子を回転することで接続される相の切り替え(接続する母線バーの切り替え)が可能である。また、相の切り替えをした場合に、どの母線バーに接続されているかを表示する接続表示機構も知られている。このような接続表示機構は、例えば、プラグインブレーカの2つの端子部が、「L1相とN相」若しくは「L2相とN相」に接続可能な状態(100V対応状態)であるのか、「L1相とL2相」に接続可能な状態(200V対応状態)であるのか、といったことを表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-134117号公報
【0004】
ところで、2P2Eタイプのプラグインブレーカの場合、100V対応状態と200V対応状態のいずれの状態とすることも可能であるため、移動可能な表示部材により、状態の表示を行っているが、2P1Eタイプのプラグインブレーカの場合、100V対応状態とすることしかできないため、表示部材は不要である。そこで、従来の構造においては、2P2Eタイプのプラグインブレーカでは表示部材を移動可能とするパーツを使用し、2P1Eタイプのプラグインブレーカでは異なるパーツを使用するように対応していた。このため、2P2Eタイプと2P1Eタイプでパーツが兼用されていなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより解決を試みた。本発明が解決しようとする課題は、プラグインブレーカに関し、2P2Eタイプで利用可能な表示部材を2P1Eタイプで利用可能とすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、ハンドルと、ハンドルを操作することにより操作可能な可動接触子を収納するケースと、平行に並んだ母線バーに対して接続可能なように前記ケースに取り付けられるプラグイン端子と、プラグイン端子が接続される母線バーに応じた情報を表示可能な表示部材と、を備えたプラグインブレーカであって、プラグイン端子は、接続する母線バーを切り替える場合に回転させる回転ホルダに母線バーに接続される端子部材が取り付けられており、表示部材と回転ホルダを第一の態様で取り付けた場合には、接続する母線バーの切り替えのためになされる回転ホルダの回転に応じて表示部材が移動可能となり、表示部材と回転ホルダを第二の態様で取り付けた場合には、回転ホルダが回転して接続される母線バーが切り替わることを表示部材が規制するプラグインブレーカとする。
【0007】
また、プラグイン端子を支持するケースは、表示部材の表示を確認するのに用いることが可能な開口を有し、表示部材と回転ホルダを第二の態様で取り付けた場合には、表示手段が開口を塞ぐ構成とすることが好ましい。
【0008】
また、ハンドルと、ハンドルを操作することにより操作可能な可動接触子を収納するケースと、平行に並んだ母線バーに対して接続可能なように前記ケースに取り付けられるプラグイン端子と、プラグイン端子が接続される母線バーに応じた情報を表示可能な表示部材と、を備え、かつ、前記プラグイン端子は、接続する母線バーを切り替える場合に回転させる回転ホルダに母線バーに接続される端子部材が取り付けられているプラグインブレーカにおける設定の選択方法であって、回転ホルダの回転に応じて表示部材が移動可能な状態とする場合には、表示部材と回転ホルダの取り付け方を第一の態様とし、表示部材が回転ホルダの回転を規制する状態とする場合には、表示部材と回転ホルダの取り付け方を第一の態様とは異なる第二の態様とするプラグインブレーカにおける設定の選択方法とすることが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明では、プラグインブレーカに関し、2P2Eタイプで利用可能な表示部材を2P1Eタイプで利用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1におけるプラグインブレーカの斜視図である。ただし、ケースに取り付けたカバーでプラグイン端子を覆っている状態である。
実施例1におけるプラグインブレーカの斜視図である。ただし、ケースに取り付けたカバーを開いた状態であり、一方のプラグイン端子の向きが図1とは90度ずれている。
表示部材とプラグイン端子が第一の態様で取り付けられていることを示した図である。ただし、プラグインブレーカのケースの一部を取り外し、図1のX-X断面で切った状態として表している。
図3に示す状態からプラグイン端子を回転させて表示部材を移動させた例を示した図である。
表示部材とプラグイン端子が第二の態様で取り付けられていることを示した図である。ただし、プラグインブレーカのケースの一部を取り外し、図1のX-X断面で切った状態として表している。
図5に示す例における表示部材とプラグイン端子だけを示した図である。
実施例1のプラグイン端子を各方向から見た状態を示す図である。ただし(a)は右斜め上からプラグイン端子の後側を見た例であり、(b)は後からプラグイン端子を見た例であり、(c)は左斜め後からプラグイン端子を見た例である。
第二の態様の例における表示部材とプラグイン端子の位置関係を示す図である。ただし、左側面から見た図である。
実施例1の表示部材の右側面図である。
実施例1の表示部材の斜視図である。
第一の態様の例における表示部材とプラグイン端子の位置関係を示す図である。ただし、左側面から見た図である。
実施例2におけるプラグインブレーカの斜視図である。ただし、ケースに取り付けた保護部材でプラグイン端子を覆っている状態である。
実施例2におけるプラグインブレーカの斜視図である。ただし、ケースに取り付けた保護部材を開いた状態であり、一方のプラグイン端子の向きが図12とは90度ずれている。
第一の態様で取り付けられており、プラグイン端子を回転させて表示部材を移動させた例を示した図である。ただし、プラグインブレーカのケースの一部を取り外し、図12のY-Y断面で切った状態として表している。
第一の態様で取り付けられており、プラグイン端子を回転させて表示部材を移動させた例を示した図である。
第二の態様で取り付けられており、プラグイン端子の向きを変えて表示部材の向きを変えることが規制されていることを示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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