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公開番号2024167713
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-04
出願番号2023083968
出願日2023-05-22
発明の名称蓄電セル
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 10/04 20060101AFI20241127BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】巻回体における電解液の不足を抑制することが可能な蓄電セルを提供すること。
【解決手段】蓄電セル1は、電極体100と、電極体を収容するセルケースと、セルケース内に収容された電解液と、を備える。電極体100は、正極電極シートと負極電極シートとがセパレータを介して巻回されてなる巻回体101と、巻回体101のうち当該巻回体101の軸方向における一端部に貼着された第1テープ141と、巻回体101のうち前記軸方向における他端部に貼着された第2テープ142と、を有する。第1テープ141による巻回体101の固定力は、第2テープ142による巻回体の固定力より小さい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電極体と、
前記電極体を収容するセルケースと、
前記セルケース内に収容された電解液と、を備え、
前記電極体は、
正極電極シートと負極電極シートとがセパレータを介して巻回されてなる巻回体と、
前記巻回体のうち当該巻回体の軸方向における一端部に貼着された第1テープと、
前記巻回体のうち前記軸方向における他端部に貼着された第2テープと、を有し、
前記第1テープによる前記巻回体の固定力は、前記第2テープによる前記巻回体の固定力より小さい、蓄電セル。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記第1テープは、鉛直方向における前記第2テープの下方に設けられている、請求項1に記載の蓄電セル。
【請求項3】
前記第1テープは、第1接着層を有し、
前記第2テープは、第2接着層を有し、
前記第1接着層の前記巻回体に対する接着面積は、前記第2接着層の前記巻回体に対する接着面積より小さい、請求項1又は2に記載の蓄電セル。
【請求項4】
前記第1テープは、第1接着層を有し、
前記第2テープは、第2接着層を有し、
前記第1接着層の前記巻回体に対する接着力は、前記第2接着層の前記巻回体に対する接着力より小さい、請求項1又は2に記載の蓄電セル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電セルに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
国際公開第2018/168628号には、正極板と負極板とをセパレータが介して巻回された巻回体と、巻回体及び非水電解質を収用する電池ケースと、を備える非水電解質二次電池が開示されている。巻回体の巻き終わりは、テープで固定されている。具体的には、巻回体のうち当該巻回体の軸方向の一端部及び他端部にテープが貼着されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/168628号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
国際公開第2018/168628号に記載される非水電解質二次電池では、特にハイレート充放電時に巻回体から電解液が流出するため、巻回体において電解液が不足する懸念がある。
【0005】
本開示の目的は、巻回体における電解液の不足を抑制することが可能な蓄電セルを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面に従った蓄電セルは、電極体と、前記電極体を収容するセルケースと、前記セルケース内に収容された電解液と、を備え、前記電極体は、正極電極シートと負極電極シートとがセパレータを介して巻回されてなる巻回体と、前記巻回体のうち当該巻回体の軸方向における一端部に貼着された第1テープと、前記巻回体のうち前記軸方向における他端部に貼着された第2テープと、を有し、前記第1テープによる前記巻回体の固定力は、前記第2テープによる前記巻回体の固定力より小さい。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、巻回体における電解液の不足を抑制することが可能な蓄電セルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態における蓄電セルを概略的に示す断面図である。
電極体を概略的に示す正面図である。
第1テープの断面図である。
第2テープの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
【0010】
図1は、本開示の一実施形態における蓄電セルを概略的に示す一部断面図である。図2は、電極体を概略的に示す正面図である。この蓄電セル1は、車両に好ましく搭載される。
(【0011】以降は省略されています)

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