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公開番号
2024158047
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072887
出願日
2023-04-27
発明の名称
処理装置及び学習済みモデルの生成方法
出願人
株式会社ディスコ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01L
21/301 20060101AFI20241031BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】構成要素の状態を簡易且つ高精度に判定することが可能な処理装置を提供する。
【解決手段】対象物を処理する処理装置であって、処理装置を構成する所定の構成要素を撮像する撮像ユニットと、撮像ユニットによって取得された構成要素の画像が入力されると構成要素の状態を示す判定結果を出力するように機械学習によって構成された学習済みモデルを含むコントローラと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
対象物を処理する処理装置であって、
該処理装置を構成する所定の構成要素を撮像する撮像ユニットと、
該撮像ユニットによって取得された該構成要素の画像が入力されると該構成要素の状態を示す判定結果を出力するように機械学習によって構成された学習済みモデルを含むコントローラと、を備えることを特徴とする処理装置。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
該構成要素は、該対象物を搬送する搬送ユニットであることを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
【請求項3】
該学習済みモデルは、該構成要素の画像が入力される入力層と、該判定結果を出力する出力層と、を含むニューラルネットワークであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の処理装置。
【請求項4】
該判定結果が該構成要素の状態が異常であることを示す場合に該判定結果を報知する報知ユニットをさらに備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の処理装置。
【請求項5】
対象物を処理する処理装置の状態を判定する学習済みモデルの生成方法であって、
該処理装置を構成する所定の構成要素の状態ごとの画像を学習用画像として収集する画像収集ステップと、
該学習用画像を用いた機械学習によって、該構成要素の画像が入力されると該構成要素の状態を示す判定結果を出力する学習済みモデルを生成する学習ステップと、を含むことを特徴とする学習済みモデルの生成方法。
【請求項6】
該画像収集ステップでは、該構成要素を撮像することにより、正常な状態の該構成要素の画像に相当する複数の第1学習用画像と、異常な状態の該構成要素の画像に相当する複数の第2学習用画像と、を該学習用画像として収集することを特徴とする請求項5に記載の学習済みモデルの生成方法。
【請求項7】
該構成要素は、該対象物を搬送する搬送ユニットであることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の学習済みモデルの生成方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、対象物に加工等の処理を施す処理装置、及び、該処理装置の状態を判定する学習済みモデルの生成方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
複数のデバイスが形成されたウェーハを分割して個片化することにより、デバイスをそれぞれ備える複数のチップ(デバイスチップ)が製造される。また、所定の基板上に複数のデバイスチップを実装し、実装されたデバイスチップを樹脂層(モールド樹脂)で被覆して封止することにより、パッケージ基板が形成される。パッケージ基板を分割して個片化することにより、パッケージ化された複数のデバイスチップをそれぞれ備える複数のチップ(パッケージデバイス)が製造される。デバイスチップやパッケージデバイスは、携帯電話、パーソナルコンピュータ等の様々な電子機器に組み込まれる。
【0003】
ウェーハ、パッケージ基板等の対象物(被加工物)をチップ化する際には、対象物が各種の処理装置によって処理される。例えば、切削装置、レーザー加工装置等の加工装置によって対象物が加工され、複数のチップに分割される。また、対象物の分割前に、研削装置、研磨装置等の加工装置によって対象物を加工して薄化しておくことにより、薄型のチップが得られる。さらに、対象物の加工の前後には、洗浄装置を用いた対象物の洗浄や、検査装置を用いた対象物の検査が実施されることもある。
【0004】
加工装置、洗浄装置、検査装置等の処理装置は、対象物を保持する保持テーブル、対象物を搬送する搬送ユニット、対象物に所定の処理を施す処理ユニット等の様々な構成要素によって構成される。そして、処理装置の各構成要素の動作をコントローラで制御することにより、対象物に対して所定の処理が施される。例えば特許文献1には、稼働部の位置を画像に基づいて検出し、その検出結果に基づいて稼働部を駆動制御する半導体製造装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平9-167020号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
加工装置、洗浄装置、検査装置等の処理装置でウェーハ、パッケージ基板等の対象物を処理する際には、処理装置による対象物の一連の処理が適切に進行するように、処理装置を構成する構成要素の状態が監視されることがある。例えば、処理装置は対象物を搬送する搬送ユニットを備えており、搬送ユニットの状態(損傷の有無、設定の適否等)が所定のタイミングで検査される。これにより、搬送ユニットが対象物を適切に搬送可能な状態に維持され、対象物の誤搬送が防止される。
【0007】
処理装置の構成要素の状態は、例えば、構成要素を撮像ユニット(カメラ)で撮像することによって取得された画像に基づいて判定される。しかしながら、撮像時における構成要素の位置及び角度のばらつき、撮像ユニットの撮像特性のばらつき、構成要素を照らす照明の光量及び色彩のばらつき等に起因して、構成要素の画像に含まれる像のパターン、濃淡等にもばらつきが生じ得る。また、構成要素の経年劣化(傷、変色等)によって、構成要素の画像が変化することもある。
【0008】
上記のように、構成要素が様々な撮像条件下で撮像される処理装置においては、取得される構成要素の画像も一様でないことが多く、画一的な画像処理によって構成要素の状態を高精度で判定することは難しい。一方、撮像条件に応じて個別の画像処理を実施しようとすると、画像処理のアルゴリズムの再構成やパラメータの最適化等に費やされる手間とコストが増大する。また、実際に構成要素の状態を判定する際、画像処理に要する時間が長期化し、処理装置による対象物の円滑な処理が阻害される。
【0009】
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、構成要素の状態を簡易且つ高精度に判定することが可能な処理装置及び学習済みモデルの生成方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一態様によれば、対象物を処理する処理装置であって、該処理装置を構成する所定の構成要素を撮像する撮像ユニットと、該撮像ユニットによって取得された該構成要素の画像が入力されると該構成要素の状態を示す判定結果を出力するように機械学習によって構成された学習済みモデルを含むコントローラと、を備える処理装置が提供される。
(【0011】以降は省略されています)
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