TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024157462
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-07
出願番号2023071850
出願日2023-04-25
発明の名称粒子の製造方法
出願人三井化学株式会社
代理人弁理士法人いくみ特許事務所
主分類C08F 2/16 20060101AFI20241030BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】粒子のサイズを小さくできる、粒子の製造方法を提供すること。
【解決手段】粒子の製造方法は、工程(1)と、工程(2)と、を備える。工程(1)では、水性媒体中、界面活性剤の不存在下で、第1重合性ビニルモノマーを重合させてシード粒子を生成する。工程(2)では、水性媒体中、界面活性剤の不存在下で、シード粒子をシードとして、第2重合性ビニルモノマーを重合させて、粒子を製造する。水性媒体100質量部に対する第1重合性ビニルモノマーの配合割合が、2.5質量部以下である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
水性媒体中、界面活性剤の不存在下で、第1重合性ビニルモノマーを重合させてシード粒子を生成する工程(1)と、
水性媒体中、界面活性剤の不存在下で、前記シード粒子をシードとして、第2重合性ビニルモノマーを重合させて、粒子を製造する工程(2)と、を備え、
前記水性媒体100質量部に対する前記第1重合性ビニルモノマーの配合割合が、2.5質量部以下である、粒子の製造方法。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記第1重合性ビニルモノマーは、炭素数が1以上3以下のアルキルエステル部分を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルを50質量%以上含有する、請求項1に記載の粒子の製造方法。
【請求項3】
前記水性媒体100質量部に対する前記第1重合性ビニルモノマーの配合割合が、0.01質量部以上、1.0質量部以下である、請求項1または請求項2に記載の粒子の製造方法。
【請求項4】
前記シード粒子の溶解度パラメータは、18.0MPa
1/2
以上、24.0MPa
1/2
未満である、請求項1または請求項2に記載の粒子の製造方法。
【請求項5】
前記シード粒子のガラス転移温度(Tg)は、90℃以下である、請求項1または請求項2に記載の粒子の製造方法。
【請求項6】
前記第2重合性ビニルモノマーは、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを含有する、請求項1または請求項2に記載の粒子の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、粒子の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
水性媒体中、界面活性剤の不存在下で、第1重合性ビニルモノマーを重合させてシード粒子を生成する工程(1)と、水性媒体中、界面活性剤の不存在下で、シード粒子をシードとして、第2重合性ビニルモノマーを重合させて、粒子を製造する工程(2)と、を備える、粒子の製造方法が知られている(例えば、下記特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭52-10397号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
製造される粒子の用途および目的に応じて、粒子のサイズを小さくしたいという要求がある。例えば、粒子を塗料に配合する場合において、上記した要求は、スプレー塗装において塗料をノズルで吐出するときに、ノズルの目詰まりを抑制するために、粒子のサイズを小さくすることを含む。
【0005】
しかし、特許文献1に記載の製造方法では、上記した要求を満足できないという不具合がある。
【0006】
本発明は、粒子のサイズを小さくできる、粒子の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明[1]は、水性媒体中、界面活性剤の不存在下で、第1重合性ビニルモノマーを重合させてシード粒子を生成する工程(1)と、水性媒体中、界面活性剤の不存在下で、前記シード粒子をシードとして、第2重合性ビニルモノマーを重合させて、粒子を製造する工程(2)と、を備え、前記水性媒体100質量部に対する前記第1重合性ビニルモノマーの配合割合が、2.5質量部以下である、粒子の製造方法を含む。
【0008】
本発明[2]は、前記第1重合性ビニルモノマーは、炭素数が1以上3以下のアルキルエステル部分を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルを50質量%以上含有する、[1]に記載の粒子の製造方法を含む。
【0009】
本発明[3]は、前記水性媒体100質量部に対する前記第1重合性ビニルモノマーの配合割合が、0.01質量部以上、1.0質量部以下である、[1]または[2]に記載の粒子の製造方法を含む。
【0010】
本発明[4]は、前記シード粒子の溶解度パラメータは、18.0MPa
1/2
以上、24.0MPa
1/2
未満である、[1]から[3]のいずれか一項に記載の粒子の製造方法を含む。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

三井化学株式会社
粒子の製造方法
9日前
三井化学株式会社
粒子の製造方法
9日前
三井化学株式会社
粒子の製造方法
9日前
三井化学株式会社
評価装置及びプログラム
8日前
三井化学株式会社
評価装置及びプログラム
8日前
三井化学株式会社
リン酸化合物縮合体の製造方法
9日前
三井化学株式会社
立体造形物の製造方法及び立体造形物
23日前
三井化学株式会社
樹脂組成物および成形体
10日前
東レ株式会社
フィルム
2か月前
東ソー株式会社
配管材
1か月前
東ソー株式会社
ゴム組成物
2か月前
東ソー株式会社
ゴム組成物
16日前
東ソー株式会社
樹脂組成物
1か月前
東ソー株式会社
ゴム組成物
16日前
東レ株式会社
フィルムロール
2か月前
日本化薬株式会社
樹脂微粒子
1か月前
東レ株式会社
多孔質フィルム
2か月前
三菱ケミカル株式会社
テープ
1か月前
三菱ケミカル株式会社
フィルム
29日前
三菱ケミカル株式会社
フィルム
29日前
三菱ケミカル株式会社
樹脂組成物
1か月前
東ソー株式会社
エチレン系重合体
1か月前
株式会社カネカ
液晶ポリエステル
1か月前
株式会社カネカ
液晶ポリエステル
1か月前
東レ株式会社
ポリエステルフィルム
2か月前
東レ株式会社
繊維強化樹脂中空構造体
1か月前
花王株式会社
乳化組成物
1か月前
アイカ工業株式会社
メラミン樹脂発泡体
9日前
住友精化株式会社
粘性組成物の製造方法
3日前
JNC株式会社
白色熱硬化性樹脂組成物
1か月前
株式会社スリーボンド
導電性樹脂組成物
2か月前
JNC株式会社
白色熱硬化性樹脂組成物
1か月前
株式会社大阪ソーダ
熱伝導用素材組成物
2か月前
株式会社大阪ソーダ
熱可塑性材料用組成物
8日前
積水フーラー株式会社
硬化性組成物
1か月前
株式会社カネカ
硬化性組成物
9日前
続きを見る