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公開番号2024157036
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-06
出願番号2024139893,2024520630
出願日2024-08-21,2023-09-26
発明の名称導電部材、電気化学セル装置、モジュールおよびモジュール収容装置
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01M 8/0245 20160101AFI20241029BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】耐久性が高い導電部材、電気化学セル装置、モジュールおよびモジュール収容装置を提供する。
【解決手段】導電部材は、クロムを含有する基材と、導電性酸化物の第1粒子を含む第1層と、導電性酸化物の第2粒子を含む第2層とを備える。第1層は、基材上に位置する。第2層は、第1層上に位置する。第1層は、第2層との界面に開口する開気孔を有する。第2粒子は、開気孔の径より小さい粒径の粒子を含む。
【選択図】図3B
特許請求の範囲【請求項1】
クロムを含有する基材と、
前記基材上に位置し、導電性酸化物の第1粒子を含む第1層と、
前記第1層上に位置し、導電性酸化物の第2粒子を含む第2層と
を備え、
前記第1層は、前記第2層との界面に開口する開気孔を有し、
前記第2粒子は、前記開気孔の径より小さい粒径の粒子を含む
導電部材。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記第2粒子の平均粒径は、前記第1層に含まれる第1気孔の平均気孔径より小さい
請求項1に記載の導電部材。
【請求項3】
前記第2層に含まれる第2気孔の平均気孔径は、前記第1層に含まれる第1気孔の平均気孔径より小さい
請求項1に記載の導電部材。
【請求項4】
前記第1層は、前記基材と向かい合う第1領域と、前記第2層と向かい合い、前記第1領域よりも気孔率が大きい第2領域とを有する
請求項1に記載の導電部材。
【請求項5】
前記第2層上に位置し、前記第2粒子よりも平均粒径の大きい第3粒子を含む第3層を備える
請求項1に記載の導電部材。
【請求項6】
前記第3層に含まれる第3気孔の平均気孔径は、前記第2粒子の平均粒径より大きい
請求項5に記載の導電部材。
【請求項7】
前記第3層は、前記第2層に含まれる金属元素のうち少なくとも1種の元素を含む
請求項5に記載の導電部材。
【請求項8】
請求項5~7のいずれか1つに記載の導電部材と、
第1電極を有する電気化学セルと
を備え、
前記第1電極は、前記第3層と接合されている
電気化学セル装置。
【請求項9】
請求項8に記載の電気化学セル装置と、
前記電気化学セル装置を収納する収納容器と
を備えるモジュール。
【請求項10】
請求項9に記載のモジュールと、
前記モジュールの運転を行うための補機と、
前記モジュールおよび前記補機を収容する外装ケースと
を備えるモジュール収容装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、導電部材、電気化学セル装置、モジュールおよびモジュール収容装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、次世代エネルギーとして、燃料電池セルを複数有する燃料電池セルスタック装置が種々提案されている。燃料電池セルは、水素含有ガス等の燃料ガスと空気等の酸素含有ガスとを用いて電力を得ることができる電気化学セルの一種である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2009/131180号
【発明の概要】
【0004】
実施形態の一態様に係る導電部材は、クロムを含有する基材と、導電性酸化物の第1粒子を含む第1層と、導電性酸化物の第2粒子を含む第2層とを備える。第1層は、前記基材上に位置する。第2層は、前記第1層上に位置する。前記第1層は、前記第2層との界面に開口する開気孔を有する。前記第2粒子は、前記開気孔の径より小さい粒径の粒子を含む。
【0005】
また、本開示の電気化学セル装置は、上記に記載の導電部材と、第1電極を有する電気化学セルとを備える。前記第1電極は、前記第2層上に位置する第3層と接合されている。第3層は、前記第2粒子よりも平均粒径の大きい第3粒子を含む。
【0006】
また、本開示のモジュールは、上記に記載の電気化学セル装置と、電気化学セル装置を収納する収納容器とを備える。
【0007】
また、本開示のモジュール収容装置は、上記に記載のモジュールと、モジュールの運転を行うための補機と、モジュールおよび補機を収容する外装ケースとを備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1Aは、第1の実施形態に係る電気化学セルの一例を示す横断面図である。
図1Bは、第1の実施形態に係る電気化学セルの一例を空気極側からみた側面図である。
図1Cは、第1の実施形態に係る電気化学セルの一例をインターコネクタ側からみた側面図である。
図2Aは、第1の実施形態に係る電気化学セル装置の一例を示す斜視図である。
図2Bは、図2Aに示すX-X線の断面図である。
図2Cは、第1の実施形態に係る電気化学セル装置の一例を示す上面図である。
図3Aは、第1の実施形態に係る電気化学セル装置の一例を示す横断面図である。
図3Bは、図3Aに示すA-A線に沿った断面図である。
図4Aは、図3Bに示す領域Bの拡大図である。
図4Bは、図4Aに示す領域Cの拡大図である。
図5は、第1の実施形態に係るモジュールの一例を示す外観斜視図である。
図6は、第1の実施形態に係るモジュール収容装置の一例を概略的に示す分解斜視図である。
図7Aは、第2の実施形態に係る電気化学セル装置の一例を示す断面図である。
図7Bは、第2の実施形態に係る電気化学セル装置の他の一例を示す断面図である。
図8Aは、図7Aに示すD-D線に沿った断面の拡大図である。
図8Bは、図7Aに示すD-D線に沿った断面の拡大図である。
図8Cは、第2の実施形態に係る導電部材の他の一例を示す拡大断面図である。
図9は、第3の実施形態に係る電気化学セル装置の一例を示す断面図である。
図10は、図9に示す領域Eの拡大図である。
図11Aは、第4の実施形態に係る電気化学セルの一例を示す斜視図である。
図11Bは、図11Aに示す電気化学セルの部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
上述の燃料電池セルスタック装置では、燃料電池セルと接合される導電部材の耐久性に改善の余地があった。
【0010】
そこで、耐久性が高い導電部材、電気化学セル装置、モジュールおよびモジュール収容装置の提供が期待されている。
(【0011】以降は省略されています)

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