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公開番号
2024157009
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-06
出願番号
2024137017,2023204699
出願日
2024-08-16,2010-04-08
発明の名称
画像符号化方法及び画像復号化方法
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
H04N
19/52 20140101AFI20241029BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】符号化効率を向上させる動画像及び静止画像のための符号化及び復号化方法を提供する。
【解決手段】画像符号化部100において、予測部は、動き情報を有する符号化済みの画素ブロックの中から、少なくとも1つの動き参照ブロックを選択するステップと、符号化対象ブロックに適用する動き情報の候補を有する画素ブロックであって、互いに異なる動き情報を有する少なくとも1つの利用可能ブロックを、動き参照ブロックの中から選択するステップと、利用可能ブロックの中から、1つの選択ブロックを選択するステップと、選択ブロックの動き情報を使用して、符号化対象ブロックの予測画像を生成するステップと、予測画像と原画像との間の予測誤差を符号化するステップと、利用可能ブロックの数に応じて予め定められた符号表を参照して、選択ブロックを特定する選択情報を符号化するステップと、を含む動作を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
符号化データを送信する回路を備え、
前記符号化データは、対象ブロックの予測モードに関するモード情報を含み、
前記符号化データは、所定の条件が満たされる場合に、選択ブロックを特定する識別情報をさらに含み、前記所定の条件が満たされない場合に、前記識別情報を含まず、
前記識別情報は、前記モード情報が所定の情報を示す場合に、前記対象ブロックに対して予め定められた位置関係にある複数の候補ブロックが利用可能か否かを前記位置関係に応じて予め定められた順番に従って判定することと、前記利用可能と判定された候補ブロックの中から、動き情報が前記対象ブロックの動き情報として使用される1つのブロックを前記選択ブロックとして選択することと、により、生成され、
前記判定することは、候補ブロックが既に利用可能と判定された候補ブロックに対応する動き情報と一致しない動き情報を有する場合に前記候補ブロックを利用可能と判定することを含み、
前記所定の条件は、前記利用可能と判定された候補ブロックの数が1を超えるという条件である、
送信装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、動画像及び静止画像のための符号化及び復号化方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、大幅に符号化効率を向上させた動画像符号化方法が、ITU-TとISO/IECとの共同で、ITU-T Rec. H.264及びISO/IEC 14496-10(以下、H.264という)として勧告されている。H.264では、予測処理、変換処理及びエントロピー符号化処理は、矩形ブロック単位(例えば、16×16画素ブロック単位、8×8画素ブロック単位等)で行われる。予測処理においては、符号化対象の矩形ブロック(符号化対象ブロック)に対して、既に符号化済みのフレーム(参照フレーム)を参照して、時間方向の予測を行う動き補償が行われる。このような動き補償では、符号化対象ブロックと参照フレーム内において参照されるブロックとの空間的シフト情報としての動きベクトルを含む動き情報を符号化して復号化側に送る必要がある。さらに、複数の参照フレームを用いて動き補償を行う場合、動き情報とともに参照フレーム番号も符号化する必要がある。このため、動き情報及び参照フレーム番号に関する符号量が増大する場合がある。
【0003】
動き補償予測において動きベクトルを求める方法の一例としては、既に符号化済みのブロックに割り当てられている動きベクトルから、符号化対象ブロックに割り当てるべき動きベクトルを導出し、導出した動きベクトルに基づいて予測画像を生成するダイレクトモードがある(特許文献1及び特許文献2参照)。ダイレクトモードでは、動きベクトルを符号化しないことから、動き情報の符号量を低減することができる。ダイレクトモードは、例えばH.264/AVCに採用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4020789号
米国特許第7233621号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ダイレクトモードでは、符号化対象ブロックに隣接する符号化済みのブロックの動きベクトルのメディアン値から動きベクトルを算出するという固定された方法で、符号化対象ブロックの動きベクトルを予測生成する。このため、動きベクトル算出の自由度が低い。
【0006】
動きベクトル算出の自由度を上げるために、複数の符号化済みブロックの中から1つを選択して符号化対象ブロックに動きベクトルを割り当てる方法が提案されている。この方法では、選択した符号化済みのブロックを復号側が特定することができるように、選択したブロックを特定する選択情報が常に送信されなければならない。従って、複数の符号化済みブロックの中から1つを選択して符号化対象ブロックに割り当てるべき動きベクトルを決定する場合、選択情報に関する符号量が増加される問題がある。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、符号化効率の高い画像符号化及び画像復号化方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態に係る画像符号化方法は、動き情報を有する符号化済みの画素ブロックの中から、少なくとも1つの動き参照ブロックを選択する第1ステップと、符号化対象ブロックに適用する動き情報の候補を有する画素ブロックであって、互いに異なる動き情報を有する少なくとも1つの利用可能ブロックを、前記動き参照ブロックの中から選択する第2ステップと、前記利用可能ブロックの中から、1つの選択ブロックを選択する第3ステップと、前記選択ブロックの動き情報を使用して、前記符号化対象ブロックの予測画像を生成する第4ステップと、前記予測画像と原画像との間の予測誤差を符号化する第5ステップと、前記利用可能ブロックの数に応じて予め定められた符号表を参照して、前記選択ブロックを特定する選択情報を符号化する第6ステップと、を具備する。
【0009】
本発明の他の実施形態に係る画像復号化方法は、動き情報を有する復号化済みの画素ブロックの中から、少なくとも1つの動き参照ブロックを選択する第1ステップと、復号化対象ブロックに適用する動き情報の候補を有する画素ブロックであって、互いに異なる動き情報を有する少なくとも1つの利用可能ブロックを、前記動き参照ブロックの中から選択する第2ステップと、前記利用可能ブロックの数に応じて予め定められた符号表を参照して、入力された符号化データを復号化することにより、選択ブロックを特定するための選択情報を求める第3ステップと、前記選択情報に従って、前記利用可能ブロックの中から1つの選択ブロックを選択する第4ステップと、前記選択ブロックの動き情報を使用して、前記復号化対象ブロックの予測画像を生成する第5ステップと、前記符号化データから前記復号化対象ブロックの予測残差を復号化する第6ステップと、前記予測画像と前記予測残差から復号画像を求める第7ステップと、を具備する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、符号化効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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