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公開番号
2024147266
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-16
出願番号
2023060175
出願日
2023-04-03
発明の名称
無停電電源システム
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人サトー
主分類
H02J
9/06 20060101AFI20241008BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】無停電電源装置の運転を継続したまま、冷却ファンを交換できる無停電電源システムを提供する。
【解決手段】実施形態の無停電電源システムによれば、インバータと、無停電電源装置を冷却する冷却ファン、及びこの冷却ファンを駆動するモータからなるファンユニットの複数に対して、前記インバータから同時に給電可能な給電部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
インバータと、
無停電電源装置を冷却する冷却ファン、及びこの冷却ファンを駆動するモータからなるファンユニットの複数に対して、前記インバータから同時に給電可能な給電部と
を備える無停電電源システム。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記給電部は、前記無停電電源装置の上部に配置され、前記ファンユニットを、前記無停電電源装置の接地面を基準とする高さ方向に、少なくとも2つ並べて配置する構成である請求項1記載の無停電電源システム。
【請求項3】
複数の前記ファンユニットを内部に収容する収容部を備え、
前記収容部は、前記複数のファンユニットの間を仕切る仕切り部材を着脱可能な構成である請求項2記載の無停電電源システム。
【請求項4】
前記収容部は、側面に少なくとも1つの前記ファンユニットを出し入れ可能な開口部を備える請求項3記載の無停電電源システム。
【請求項5】
前記給電部は、前記ファンユニットそれぞれへの給電経路にヒューズを備える請求項1から4の何れか一項に記載の無停電電源システム。
【請求項6】
前記給電部は、前記ファンユニットそれぞれへの給電経路に、各ファンユニットを電気的に接続するためのコネクタを備える請求項1から4の何れか一項に記載の無停電電源システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、無停電電源装置を冷却するファンを備える無停電電源システムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
無停電電源装置は、整流装置であるコンバータやインバータ等を内蔵しているため、運用時に熱が発生する。この熱による装置の故障を防止するため、一般には、盤の背面又は盤の平面に冷却ファンが取り付けられる。また、一般的な無停電電源装置の耐用年数は15年程度であり、冷却ファンの耐用年数は8年程度であるため、無停電電源装置の運用期間中に冷却ファンの交換作業が必要となる。
【0003】
交換作業時において、無停電電源装置を停止させ、負荷への給電を一時的に停止させることを回避する技術として、例えば特許文献1には、以下のような交換技術が開示されている。冷却ファンの交換時には、保守用バイパス回路として負荷に商用交流電源を直接給電する経路に切り替え、冷却ファンに接続されているスイッチを開放することで、冷却ファンをシステムから解列して交換する。交換した後、冷却ファンに接続されているスイッチを投入してシステムへ復帰させる。負荷に直送で給電する保守用バイパス回路は、その経路にコンバータ及びインバータを含まないのでこれらを冷却する必要が無く、負荷への給電を継続したままで冷却ファンの交換を可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3417117号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の従来技術では、ファン交換時に負荷給電を継続させることが可能だが、コンバータ及びインバータの運転が停止するため、その停止期間中における給電の信頼性を保証することができない。加えて、ファンの交換後にインバータへの給電を復帰させる際に、電源周波数の同期処理等が必要となり、制御が複雑になってしまう。
そこで、無停電電源装置の運転を継続したまま、冷却ファンを交換できる無停電電源システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の無停電電源システムによれば、
インバータと、
無停電電源装置を冷却する冷却ファン、及びこの冷却ファンを駆動するモータからなるファンユニットの複数に対して、前記インバータから同時に給電可能な給電部とを備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態であり、無停電電源システムの構成を、一部を透過させた状態で示す斜視図
無停電電源システムの側面図
無停電電源システムの電気的構成を示す図
ファンユニットの交換手順を概略的に示すフロー図
第2実施形態であり、無停電電源システムの構成を、一部を透過させた状態で示す斜視図
第3実施形態であり、無停電電源システムの構成を、一部を透過させた状態で示す斜視図
第4実施形態であり、無停電電源システムの構成を、一部を透過させた状態で示す斜視図
第5実施形態であり、無停電電源システムの構成を、一部を透過させた状態で示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1実施形態)
図1及び図2に示すように、本実施形態の無停電電源システムは、内部に無停電電源装置の本体を収容している筐体1の上部に、2つのファンユニット2(1)及び2(2)を図中の上下方向に、すなわち筐体1の接地面を基準とする高さ方向に並べるように配置したものである。ファンユニット2は、冷却ファン及びその冷却ファンを駆動するモータを備えるが、本実施形態では、図1等に示すように詳細を省略して全体をモデル的に円盤状で示したり、図3に示すように、冷却ファンを省略してモータのみをファンユニット2として示す場合がある。また、無停電電源装置をUPS(Uninterruptible Power Supply)と称する場合がある。
【0009】
筐体1の上部には、収容部である筐体3が配置され、筐体3の内部には、2つのファンユニット2(1)及び2(2)と、これらにそれぞれ給電を行う給電部である電源ボックス4(1)及び4(2)が収容されている。電源ボックス4(1)及び4(2)は、図示しないインバータを内蔵しており、筐体1側よりスイッチ5を介して供給される交流電源6の周波数を変換する。変換された交流電源は、それぞれヒューズ7(1)及び7(2)、並びにコネクタ8(1)及び8(2)を介してファンユニット2(1)及び2(2)に供給される。すなわち、電源ボックス4(1)及び4(2)とファンユニット2(1)及び2(2)との接続は、コネクタ8(1)及び8(2)を介して行われる。コネクタ8(1)及び8(2)は、例えば樹脂製のハウジングを有しており、接続の一方が雄側、他方が雌側となっている。
【0010】
図1及び図2において、図中の右方がUPS本体の前面側であり、左方が背面側である。システムが運用される際には、ファンユニット2は1つあれば良く、例えば図示のようにファンユニット2(1)だけがコネクタ8(1)に接続されている。筐体1の前面下部側には、矩形の窓状又は格子状等の吸気口9が形成されている。ファンユニット2のファンが回転すると、外部より吸気口9を介して筐体1の内部に吸気が行われ、その吸気された空気は、筐体1の下方から上方に向かって流通することでUPS本体を冷却すると、筐体3の上方より外部に排出される。
(【0011】以降は省略されています)
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