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公開番号2024130966
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023040953
出願日2023-03-15
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類G10L 19/00 20130101AFI20240920BHJP(楽器;音響)
要約【課題】ユーザが移動体に搭乗して電子会議に参加する場合の音を処理する際に、ユーザの意向を反映させる。
【解決手段】移動体に搭乗しているユーザが参加する電子会議の音を含む電子会議情報の記録、及び、記録された電子会議情報の再生の少なくともいずれかを含む音処理を実行する処理部と、移動体において電子会議とは異なる機能に基づき出力される外部音を、処理部による音処理の対象とするか否かの選択を受け付ける受付部と、受付部によって受け付けた選択に従って、処理部によって音処理を実行させる処理制御部と、を備える、情報処理装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
移動体に搭乗しているユーザが参加する電子会議の音を含む電子会議情報の記録、及び、記録された前記電子会議情報の再生の少なくともいずれかを含む音処理を実行する処理部と、
前記移動体において前記電子会議とは異なる機能に基づき出力される外部音を、前記処理部による前記音処理の対象とするか否かの選択を受け付ける受付部と、
前記受付部によって受け付けた選択に従って、前記処理部によって前記音処理を実行させる処理制御部と、
を備える、情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記処理部は、前記電子会議情報を記録する記録部を含み、
前記外部音は、優先度の高い第1外部音を含み、
前記受付部は、前記第1外部音について前記処理部による前記音処理の対象とするか否かの選択を受け付ける、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記記録部は、マイクにより集音された音の記録を実行し、
前記処理制御部は、
前記マイクにより集音された音について、前記電子会議の参加者が発した会議音声であるか前記第1外部音であるかを識別し、
前記第1外部音を前記音処理の対象としない選択を前記受付部が受け付けた場合であっても前記会議音声を前記記録部により記録させる、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記処理制御部は、前記マイクにより集音された音の発生方向を判定する処理、及び、前記外部音を出力した出力源を判定する処理の少なくともいずれかを行うことによって、前記マイクにより集音された音が前記会議音声であるか前記第1外部音であるかを識別する、請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記外部音は、前記第1外部音と、前記第1外部音よりも優先度の低い第2外部音と、を含み、
前記受付部は、前記第1外部音及び前記第2外部音のそれぞれについて前記処理部による前記音処理の対象とするか否かの選択を受け付ける、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
コンピュータにより、
移動体に搭乗しているユーザが参加する電子会議の音を含む電子会議情報の記録、及び、記録された前記電子会議情報の再生の少なくともいずれかを含む音処理を実行する場合に、前記移動体において前記電子会議とは異なる機能に基づき出力される外部音を前記音処理の対象とするか否かの選択を受け付け、
前記選択に従って前記音処理を実行する、情報処理方法。
【請求項7】
コンピュータを、
移動体に搭乗しているユーザが参加する電子会議の音を含む電子会議情報の記録、及び、記録された前記電子会議情報の再生の少なくともいずれかを含む音処理を実行する処理部と、
前記移動体において前記電子会議とは異なる機能に基づき出力される外部音を、前記処理部による前記音処理の対象とするか否かの選択を受け付ける受付部と、
前記受付部によって受け付けた選択に従って、前記処理部によって前記音処理を実行させる処理制御部と、
して機能させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、交通参加者の中でも高齢者や障がい者や子供といった脆弱な立場にある人々にも配慮した持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する取り組みが活発化している。この実現に向けて車両の居住性に関する開発を通して交通の安全性や利便性をより一層改善する研究開発に注力している。
例えば、特許文献1は、移動体に会議の設備を設け、移動体内のユーザが通信を利用して会議を行うことが可能な構成を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-047501号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電子会議の利用方法として、電子会議の音声や映像を記録することが知られている。しかしながら、移動体にユーザが搭乗しているときに、電子会議とは異なる移動体の機能によって音が出力されることがある。この種の音としては、例えば、移動体の経路案内を行うナビゲーションシステムが出力する音声や、移動体が搭載している警告システムの警告音声が挙げられる。これらの音を電子会議の音声や映像とともに記録すべきか否かは、記録された音声や映像をユーザがどのように利用するかによって異なる。このため、移動体に搭乗するユーザが電子会議に参加する場合に、移動体の音を、ユーザの意向に従って記録することが求められる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ユーザが移動体に搭乗して電子会議に参加する場合の音を処理する際に、ユーザの意向を反映させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様は、移動体に搭乗しているユーザが参加する電子会議の音を含む電子会議情報の記録、及び、記録された前記電子会議情報の再生の少なくともいずれかを含む音処理を実行する処理部と、前記移動体において前記電子会議とは異なる機能に基づき出力される外部音を、前記処理部による前記音処理の対象とするか否かの選択を受け付ける受付部と、前記受付部によって受け付けた選択に従って、前記処理部によって前記音処理を実行させる処理制御部と、を備える、情報処理装置である。
【発明の効果】
【0006】
本発明の一態様によれば、移動体に搭乗しているユーザが電子会議に参加する場合の音を処理する際に、ユーザの意図を反映させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、車両が備える装置の配置例を示す図である。
図2は、情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
図3は、情報処理装置の動作例を示すフローチャートである。
図4は、設定画面の例を示す図である。
図5は、情報処理装置の動作例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[1.車両における装置の配置]
図1は、車両1が備える装置の配置例を示す図である。
車両1は、車両1は「移動体」の一例である。車両1は、ユーザUが搭乗するキャビン(乗員室)を備えていればよく、「移動体」は、4輪の車両に限定されず、5輪以上の車両でもよく、3輪以下の車両でもよい。また、「移動体」としての車両は、バス等の大型車両、商用車両、或いは作業用車両等であってもよい。また、移動体としては、上記の自動車のような陸上移動体のほか、船舶、潜水艇等の海洋移動体、eVTOL(Electric Vertical Take-Off and Landing aircraft)を含む航空機、飛行船等の空中移動体、あるいは、宇宙船、人工衛星などの宇宙移動体であってもよい。
【0009】
ユーザUは、車両1に搭乗し、車両1に搭乗している間に電子会議に参加する人物である。ユーザUは、車両1を操縦する運転者であってもよいし、ユーザUとは異なる人が操縦する車両1に乗車する乗員であってもよい。
【0010】
車両1の車室41には、運転者が着座する運転席43が設けられる。車室41には、運転者以外の人が着座する座席として、助手席44、及び、後部座席45が配置されるが、これらは必須ではない。本実施形態では、運転席43に着座して車両1の操縦を行うユーザUが、電子会議に参加する例を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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