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公開番号2024123809
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023031516
出願日2023-03-02
発明の名称文字入力装置、文字入力方法、および文字入力プログラム
出願人オムロン株式会社
代理人弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類G06F 3/023 20060101AFI20240905BHJP(計算;計数)
要約【課題】対象のアプリケーションプログラムの種類に関係なく、文字入力にかかるユーザの操作性を向上する。
【解決手段】変換候補取得部が、入力された入力文字列について、辞書を用いて検索された変換候補を取得する。調整部が、変換候補の並びを調整する。確定操作受付部は、変換候補取得部が取得した変換候補を、調整部によって調整された並びで表示させ、選択された確定文字列を対象のアプリケーションプログラムに出力する。調整部は、各変換候補の優先度を、その変換候補が検索された辞書の種類に応じて推定し、変換候補取得部が取得した変換候補の並びを、推定した優先度に基づいて調整する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
入力された入力文字列について、辞書を用いて検索された変換候補を取得する変換候補取得部と、
前記変換候補取得部が取得した前記変換候補の並びを調整する調整部と、
前記変換候補取得部が取得した前記変換候補を、前記調整部によって調整された並びで表示させ、選択された確定文字列を対象のアプリケーションプログラムに出力する確定操作受付部と、
前記アプリケーションプログラムの種類を示す分類データを記憶する記憶部と、を備え、
前記辞書は、前記アプリケーションプログラムの種類別に設けられ、
前記調整部は、各変換候補の優先度を、その変換候補が検索された辞書の種類に応じて推定し、前記変換候補取得部が取得した前記変換候補の並びを、推定した優先度に基づいて調整する、
文字入力装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
入力された入力文字列について、辞書を用いて検索された変換候補を取得する変換候補取得部と、
前記変換候補取得部が取得した前記変換候補を表示させ、選択された確定文字列を対象のアプリケーションプログラムに出力する確定操作受付部と、
前記アプリケーションプログラムの種類を示す分類データを記憶する記憶部と、を備え、
前記辞書は、前記アプリケーションプログラムの種類別に設けられ、
前記変換候補取得部は、前記確定文字列を出力する対象の前記アプリケーションプログラムの種類に応じた辞書を用いて検索された前記変換候補を取得する、
文字入力装置。
【請求項3】
前記アプリケーションプログラムとともに、このアプリケーションプログラムの種類を上位装置から取得する分類取得部を備えた、請求項1、または2に記載の文字入力装置。
【請求項4】
前記アプリケーションプログラム毎に、そのアプリケーションプログラムに出力された前記確定文字列が検索された辞書の種類を集計し、その集計結果に基づき、当該アプリケーションプログラムの種類を決定する種類決定部を備えた、請求項1、または2に記載の文字入力装置。
【請求項5】
前記アプリケーションプログラム毎に、そのアプリケーションプログラムの種類を設定する設定操作を受け付ける設定操作受付部を備えた、請求項1、または2に記載の文字入力装置。
【請求項6】
アプリケーションプログラムの種類を示す分類データを記憶部に記憶するとともに、辞書が前記アプリケーションプログラムの種類別に設けられた文字入力装置のコンピュータが、
入力された入力文字列について、前記辞書を用いて検索された変換候補を取得する変換候補取得ステップと、
前記変換候補取得ステップで取得した前記変換候補の並びを調整する調整ステップと、
前記変換候補取得ステップで取得した前記変換候補を、前記調整ステップで調整した並びで表示させ、選択された確定文字列を対象のアプリケーションプログラムに出力する確定操作受付ステップと、を実行し、
前記調整ステップは、各変換候補の優先度を、その変換候補が検索された辞書の種類に応じて推定し、前記変換候補取得ステップで取得した前記変換候補の並びを、推定した優先度に基づいて調整するステップである、
文字入力方法。
【請求項7】
アプリケーションプログラムの種類を示す分類データを記憶部に記憶するとともに、辞書が前記アプリケーションプログラムの種類別に設けられた文字入力装置のコンピュータが、
入力された入力文字列について、前記辞書を用いて検索された変換候補を取得する変換候補取得ステップと、
前記変換候補取得ステップで取得した前記変換候補を表示させ、選択された確定文字列を対象のアプリケーションプログラムに出力する確定操作受付ステップと、を実行し、
前記変換候補取得ステップは、前記確定文字列を出力する対象の前記アプリケーションプログラムの種類に応じた辞書を用いて検索された前記変換候補を取得するステップである、
文字入力方法。
【請求項8】
アプリケーションプログラムの種類を示す分類データを記憶部に記憶するとともに、辞書が前記アプリケーションプログラムの種類別に設けられた文字入力装置のコンピュータに、
入力された入力文字列について、前記辞書を用いて検索された変換候補を取得する変換候補取得ステップと、
前記変換候補取得ステップで取得した前記変換候補の並びを調整する調整ステップと、
前記変換候補取得ステップで取得した前記変換候補を、前記調整ステップで調整した並びで表示させ、選択された確定文字列を対象のアプリケーションプログラムに出力する確定操作受付ステップと、を実行させ、
前記調整ステップは、各変換候補の優先度を、その変換候補が検索された辞書の種類に応じて推定し、前記変換候補取得ステップで取得した前記変換候補の並びを、推定した優先度に基づいて調整するステップである、
文字入力プログラム。
【請求項9】
アプリケーションプログラムの種類を示す分類データを記憶部に記憶するとともに、辞書が前記アプリケーションプログラムの種類別に設けられた文字入力装置のコンピュータに、
入力された入力文字列について、前記辞書を用いて検索された変換候補を取得する変換候補取得ステップと、
前記変換候補取得ステップで取得した前記変換候補を表示させ、選択された確定文字列を対象のアプリケーションプログラムに出力する確定操作受付ステップと、を実行させ、
前記変換候補取得ステップは、前記確定文字列を出力する対象の前記アプリケーションプログラムの種類に応じた辞書を用いて検索された前記変換候補を取得するステップである、
文字入力プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、文字列を入力する技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、携帯端末(スマートフォン、タブレット端末等)、パーソナルコンピュータ(PC)等の様々な電子機器には、文字入力装置が適用されている。文字入力装置は、ユーザの入力操作によって入力された入力文字列に対する変換候補を抽出する。例えば、日本語入力の文字入力装置は、入力文字列がかな文字列で入力され、入力文字列をかな漢字変換した文字列を変換候補として抽出する。変換候補には、予測変換候補も含まれる。文字入力装置は、ユーザによって選択された変換候補を、入力文字列に対する確定文字列に確定する。
【0003】
ユーザは、表示された変換候補の中から、所望の変換候補を確定文字列として選択する。したがって、文字入力装置は、変換候補の表示において、ユーザが入力したい文字列(確定文字列)を上位に表示させることによって、ユーザの操作性を向上できる。
【0004】
文字入力装置は、入力文字列に対する確定文字列の履歴(文字列の入力履歴)に基づいて学習した学習結果を基に、変換候補を表示する順番(変換候補の並び)を調整する構成のものがあった(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-310589号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、ユーザが文字列を入力する対象のアプリケーションプログラム(以下、単にアプリと言う。)には、様々な種類のものがある。例えば、ビジネスにかかる連絡で使用するメッセージアプリ、SNS(Social Networking Service)等で友人等との会話や連絡に使用するSNSアプリ、移動経路等の検索に用いる地図アプリがある。
【0007】
ユーザは、様々な種類のアプリを、状況に応じて使い分けている。また、ユーザは、アプリの種類で、入力したい語彙(確定文字列)が変化する。例えば、対象のアプリが地図アプリである場合、地名(住所)、駅名、ランドマーク名等がユーザの入力したい語彙であり、SNSアプリである場合、流行語、注目語がユーザの入力したい語彙である。
【0008】
したがって、従来の文字入力装置は、ある種類のアプリでは、ユーザが入力したい語彙を変換候補の上位に表示させることはできるが、他の種類のアプリでは、ユーザが入力したい語彙を変換候補の上位に表示させることができないことがあった。すなわち、従来の文字入力装置は、ある種類のアプリでは、ユーザの操作性の向上が図れるだけであって、他の種類のアプリでは、ユーザの操作性を低下させるという問題があった。
【0009】
この発明の目的は、対象のアプリケーションプログラムの種類に関係なく、文字入力にかかるユーザの操作性を向上できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この発明の文字入力装置は、上記目的を達成するため以下に示すように構成している。
(【0011】以降は省略されています)

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