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公開番号2024111598
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-19
出願番号2023016198
出願日2023-02-06
発明の名称自動食器洗浄機洗浄用のタブレット型洗浄剤及びこれを用いた洗浄方法
出願人ライオンハイジーン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類C11D 17/06 20060101AFI20240809BHJP(動物性または植物性油,脂肪,脂肪性物質またはろう;それに由来する脂肪酸;洗浄剤;ろうそく)
要約【課題】自動食器洗浄機の洗浄において優れた洗浄効果を発揮できる、自動食器洗浄機洗浄用のタブレット型洗浄剤の提供。
【解決手段】自動食器洗浄機の洗浄に用いられるタブレット型洗浄剤であって、塩素系除菌剤である(A)成分、有機酸及び有機酸塩からなる群から選ばれる1種以上である(B)成分、炭酸化合物及び炭酸水素化合物からなる群から選ばれる1種以上である(C)成分、結合剤である(D)成分、及び消泡剤である(E)成分を含有し、前記(B)成分に対する前記(C)成分のモル比を表すC/Bが1.6超、8.8未満である、タブレット型洗浄剤。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
自動食器洗浄機の洗浄に用いられるタブレット型洗浄剤であって、
塩素系除菌剤である(A)成分、
有機酸及び有機酸塩からなる群から選ばれる1種以上である(B)成分、
炭酸化合物及び炭酸水素化合物からなる群から選ばれる1種以上である(C)成分、
結合剤である(D)成分、及び
消泡剤である(E)成分を含有し、
前記(B)成分に対する前記(C)成分のモル比を表すC/Bが1.6超、8.8未満である、タブレット型洗浄剤。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
自動食器洗浄機の自動掃除機能を使用して、自動食器洗浄機を洗浄する方法であって、
請求項1に記載のタブレット型洗浄剤が溶解した洗浄液を前記自動食器洗浄機の内部に接触させて洗浄する、洗浄方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動食器洗浄機の洗浄に用いられるタブレット型洗浄剤、及びこれを用いた自動食器洗浄機の洗浄方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ホテル、レストラン、給食会社、病院、会社の食堂等において、使用後のグラスや食器を効率よく洗浄するために、また衛生管理等の観点から、自動食器洗浄機が広く用いられている。
【0003】
自動食器洗浄機では、専用の洗浄剤を用いて、洗浄室に収容した食器類を自動運転で洗浄する。運転終了後は、洗浄室等に汚れが付着しているため、定期的に自動食器洗浄機の内部を洗浄することが必要である。一般的には、排水後、外せる部品は外し、外せない部分はそのままで、食器用洗剤を用いてスポンジ等でこすり洗いを行う。また、機種によっては自動掃除機能が搭載されているものもある。
自動食器洗浄機で使用される洗浄剤の効果の高まりに比例して、自動食器洗浄機内部に残る汚れが増加し、自動食器洗浄機内部の洗浄にかかる人的、時間的負担が課題となっている。
【0004】
特許文献1には、自動食器洗浄機の洗浄室内に、タブレット型洗浄剤を収容するケーシングを設け、ケーシング内のタブレット型洗浄剤に、洗浄室内で噴射される洗浄水またはすすぎ水を接触させて漸次溶解させながら食器類を洗浄する方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-44972号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載されている方法は、自動食器洗浄機で食器類を洗浄する方法であり、自動食器洗浄機内部の洗浄に適用しようとしても洗浄効果は不十分である。
特に、自動食器洗浄機の自動掃除機能を使用して自動食器洗浄機内部を洗浄する場合は、限られた水量と時間内に洗浄剤が溶解して、洗浄、すすぎ工程が完了することが要求される。
本発明は、自動食器洗浄機の洗浄において優れた洗浄効果を発揮できる、自動食器洗浄機洗浄用のタブレット型洗浄剤及びこれを用いた洗浄方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は以下の態様を有する。
[1]自動食器洗浄機の洗浄に用いられるタブレット型洗浄剤であって、
塩素系除菌剤である(A)成分、
有機酸及び有機酸塩からなる群から選ばれる1種以上である(B)成分、
炭酸化合物及び炭酸水素化合物からなる群から選ばれる1種以上である(C)成分、
結合剤である(D)成分、及び
消泡剤である(E)成分を含有し、
前記(B)成分に対する前記(C)成分のモル比を表すC/Bが1.6超、8.8未満である、タブレット型洗浄剤。
[2]自動食器洗浄機の自動掃除機能を使用して、自動食器洗浄機を洗浄する方法であって、請求項1に記載のタブレット型洗浄剤が溶解した洗浄液を前記自動食器洗浄機の内部に接触させて洗浄する、洗浄方法。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、自動食器洗浄機の洗浄において優れた洗浄効果を発揮できる、自動食器洗浄機洗浄用のタブレット型洗浄剤及びこれを用いた洗浄方法が得られる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<タブレット型洗浄剤>
本発明のタブレット型洗浄剤(以下、単に「本洗浄剤」ともいう。)は、(A)~(E)成分を含有する組成物であり、タブレット型に成形されたものである。
本明細書において、「~」で表される数値範囲は、~の前後の数値を下限値及び上限値とする数値範囲を意味する。
【0010】
[(A)成分]
(A)成分は塩素系除菌剤である。水に溶解して塩素を発生する公知の塩素系除菌剤を用いることができる。
塩素系除菌剤の具体例としては、ジクロロイソシアヌル酸塩、トリクロロイソシアヌル酸、次亜塩素酸塩、亜塩素酸塩、二酸化塩素等が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)

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