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公開番号2024101703
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-30
出願番号2023005771
出願日2023-01-18
発明の名称プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法
出願人KDDI株式会社
代理人弁理士法人創光国際特許事務所,個人,個人,個人
主分類H04M 1/00 20060101AFI20240723BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ユーザの発言の一部が伝わらなくなることを抑制する。
【解決手段】音声制御プログラムは、情報処理装置1を、情報処理装置1が有する集音部14が集音した音を示す音データを取得する取得部171、取得部171が取得した音データを記憶部16に記憶させる記憶制御部172、取得部171が取得した音データに基づいて、情報処理装置1のユーザの発言を検知する検知部173、及び、検知部173がユーザの発言を検知すると、検知部173がユーザの発言を検知したタイミングよりも所定時間前のタイミングに記憶部16に記憶された音データと、当該音データよりも後に記憶部16に記憶された音データとを、記憶部16に記憶された時刻が古い順に出力する出力部174、として機能させる。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータを、
前記コンピュータが有する集音部が集音した音を示す音データを取得する取得部、
前記取得部が取得した前記音データを記憶部に記憶させる記憶制御部、
前記取得部が取得した前記音データに基づいて、前記コンピュータのユーザの発言を検知する検知部、及び、
前記検知部が前記ユーザの発言を検知すると、前記検知部が前記ユーザの発言を検知したタイミングよりも所定時間前のタイミングに前記記憶部に記憶された音データと、当該音データよりも後に前記記憶部に記憶された音データとを、前記記憶部に記憶された時刻が古い順に出力する出力部、
として機能させるプログラム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記検知部は、前記ユーザの発言が途切れることを検知し、
前記出力部は、前記ユーザの発言が途切れたことを検知したタイミングまでに前記記憶部に記憶された音データを出力する、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記出力部は、前記ユーザの発言が途切れたことを検知したタイミングに前記記憶部に記憶された音データを出力すると、前記取得部が取得した音データを直接出力する、
請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記出力部は、前記ユーザの発言が途切れたことを検知したタイミングに前記記憶部に記憶された音データを出力してから所定時間以内に前記検知部が前記ユーザの発言を検知しなくなると、前記取得部が取得した音データを出力しないように制御する、
請求項3に記載のプログラム。
【請求項5】
前記プログラムは、前記コンピュータにおいて仮想の集音部として機能し、
前記出力部は、オンラインで会議を行うためのアプリケーションプログラムが実行されることにより機能する会議制御部に対する音データの入力元として前記仮想の集音装置が指定されている場合に、前記会議制御部に音データを出力する、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項6】
前記コンピュータを、
前記検知部が前記ユーザの発言を検知すると、前記会議制御部における音データの外部装置への出力状態を、前記外部装置に音データを送信しない状態から前記外部装置に音データを送信する状態に切り替える切替部、
としてさらに機能させる、
請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
前記検知部は、前記ユーザの発言を検知した後に前記ユーザの発言が途切れたことを検知し、
前記切替部は、前記ユーザの発言が途切れたことを検知したタイミングに前記記憶部に記憶された音データを前記出力部が出力してから所定時間以内に前記検知部が前記ユーザの発言を検知しなかった場合に、前記会議制御部における音データの前記外部装置への出力状態を、前記外部装置に音データを送信する状態から前記外部装置に音データを送信しない状態に切り替える、
請求項6に記載のプログラム。
【請求項8】
前記切替部は、前記ユーザから前記会議制御部における音データの前記外部装置への出力状態を切り替えるか否かの選択を受け付け、前記出力状態を切り替える選択を受け付けていることに応じて、前記検知部による前記ユーザの発言の検出状況に基づいて、前記会議制御部における音データの前記外部装置への出力状態を切り替える、
請求項6又は7に記載のプログラム。
【請求項9】
前記切替部は、前記会議制御部により実現されるオンラインの会議において前記ユーザが前記会議の開催者であるか否かを示す情報を取得し、取得した情報が、前記ユーザが前記会議の開催者であることを示している場合に、前記検知部による前記ユーザの発言の検出状況に基づいて、前記会議制御部における音データの前記外部装置への出力状態を切り替える、
請求項6又は7に記載のプログラム。
【請求項10】
前記検知部は、前記音データが示す音の周波数、音量レベル、音の継続時間の少なくともいずれかに基づいて、前記ユーザの発言を検知する、
請求項1に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
インターネット等の通信ネットワークを利用してオンラインで会議を行うためのシステムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-039129号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
オンライン会議のシステムでは、ユーザが利用する端末側において、ユーザが発言する場合に限定してユーザの音声を発信することができるように、端末が集音した音を示す音データをサーバに送信するか否かを切り替えることができる。しかしながら、ユーザが発言する際に、音データをサーバに送信することを忘れたり、音データをサーバに送信するように切り替えることを忘れたりして、ユーザの発言の一部が伝わらないという問題が生じていた。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ユーザの発言の一部が伝わらなくなることを抑制することを目的とする。
【0006】
本発明の第1の態様に係るプログラムは、コンピュータを、前記コンピュータが有する集音部が集音した音を示す音データを取得する取得部、前記取得部が取得した前記音データを記憶部に記憶させる記憶制御部、前記取得部が取得した前記音データに基づいて、前記コンピュータのユーザの発言を検知する検知部、及び、前記検知部が前記ユーザの発言を検知すると、前記検知部が前記ユーザの発言を検知したタイミングよりも所定時間前のタイミングに前記記憶部に記憶された音データと、当該音データよりも後に前記記憶部に記憶された音データとを、前記記憶部に記憶された時刻が古い順に出力する出力部、として機能させる。
【0007】
前記検知部は、前記ユーザの発言が途切れることを検知し、前記出力部は、前記ユーザの発言が途切れたことを検知したタイミングまでに前記記憶部に記憶された音データを出力してもよい。
【0008】
前記出力部は、前記ユーザの発言が途切れたことを検知したタイミングに前記記憶部に記憶された音データを出力すると、前記取得部が取得した音データを直接出力してもよい。
【0009】
前記出力部は、前記ユーザの発言が途切れたことを検知したタイミングに前記記憶部に記憶された音データを出力してから所定時間以内に前記検知部が前記ユーザの発言を検知しなくなると、前記取得部が取得した音データを出力しないように制御してもよい。
【0010】
前記プログラムは、前記コンピュータにおいて仮想の集音部として機能し、前記出力部は、オンラインで会議を行うためのアプリケーションプログラムが実行されることにより機能する会議制御部に対する音データの入力元として前記仮想の集音装置が指定されている場合に、前記会議制御部に音データを出力してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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