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公開番号
2024097102
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-18
出願番号
2021081112
出願日
2021-05-12
発明の名称
太陽電池装置
出願人
株式会社ジャパンディスプレイ
,
国立大学法人大阪大学
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
H10K
39/10 20230101AFI20240710BHJP()
要約
【課題】光の利用効率を向上することが可能な太陽電池装置を提供する。
【解決手段】太陽電池装置100は、第1主面F1と、第2主面F2と、側面F3と、を有する光導波部1と、コレステリック液晶3を有し、光導波部1を介して入射した光の少なくとも一部を光導波部1に向けて反射する光学素子3と、第1光電変換素子51と、第2光電変換素子52と、を備え、第1光電変換素子51の厚さは、第2光電変換素子52の厚さより厚い。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1主面と、前記第1主面と対向する第2主面と、側面と、を有する光導波部と、
前記第2主面と対向し、コレステリック液晶を有し、前記光導波部を介して入射した光の少なくとも一部を前記光導波部に向けて反射する光学素子と、
前記側面と対向する第1光電変換素子と、
前記第1主面及び前記第2主面の少なくとも一方と対向し、前記側面に沿った帯状に形成された第2光電変換素子と、を備え、
前記第1光電変換素子の厚さは、前記第2光電変換素子の厚さより厚い、太陽電池装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1光電変換素子のpin層は、n型半導体層、空乏層、及び、p型半導体層が積層されたヘテロ接合型であり、
前記第2光電変換素子の活性層は、電子供与体と電子受容体とが混合されたバルクヘテロ接合型である、請求項1に記載の太陽電池装置。
【請求項3】
さらに、前記光導波部を囲むフレームを備え、
前記第2光電変換素子は、前記第1主面及び前記第2主面の少なくとも一方において枠状に形成され、前記フレームに重畳している、請求項1に記載の太陽電池装置。
【請求項4】
前記光学素子は、赤外線の少なくとも一部を反射し、
前記第1光電変換素子及び前記第2光電変換素子は、赤外線を受光して発電する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の太陽電池装置。
【請求項5】
第1主面と、前記第1主面と対向する第2主面と、側面と、を有する光導波部と、
前記第2主面と対向し、コレステリック液晶を有し、前記光導波部を介して入射した光の少なくとも一部を前記光導波部に向けて反射する光学素子と、
前記側面と対向する第1光電変換素子と、
前記第1主面及び前記第2主面の少なくとも一方に対向し、前記側面に沿った帯状に形成された波長変換層と、
を備えている、太陽電池装置。
【請求項6】
さらに、前記光導波部を囲むフレームを備え、
前記波長変換層は、前記第1主面及び前記第2主面の少なくとも一方において枠状に形成され、前記フレームに重畳している、請求項5に記載の太陽電池装置。
【請求項7】
前記光学素子は、赤外線の少なくとも一部を反射し、
前記波長変換層は、可視光を赤外線に変換し、
前記第1光電変換素子は、赤外線を受光して発電する、請求項5または6に記載の太陽電池装置。
【請求項8】
前記光学素子は、前記フレームで囲まれた内側に配置されている、請求項3または6に記載の太陽電池装置。
【請求項9】
さらに、前記第1主面と対向し、前記フレームで囲まれた内側に配置された透明な薄膜を備え、
前記薄膜の屈折率は、前記光導波部の屈折率より小さい、請求項3または6に記載の太陽電池装置。
【請求項10】
前記光学素子は、
前記コレステリック液晶からなる第1層と、
前記コレステリック液晶からなる第2層と、を備え、
前記第1層及び前記第2層において、前記コレステリック液晶は、同等の螺旋ピッチを有し、逆回りに旋回している、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の太陽電池装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、太陽電池装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、透明な太陽電池が種々提案されている。例えば、透明な色素増感型太陽電池を表示装置の表面に配置した太陽電池付き表示装置が提案されている。
太陽電池装置において、光の利用効率を向上することが要望されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-229472号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本実施形態の目的は、光の利用効率を向上することが可能な太陽電池装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本実施形態の太陽電池装置は、
第1主面と、前記第1主面と対向する第2主面と、側面と、を有する光導波部と、前記第2主面と対向し、コレステリック液晶を有し、前記光導波部を介して入射した光の少なくとも一部を前記光導波部に向けて反射する光学素子と、前記側面と対向する第1光電変換素子と、前記第1主面及び前記第2主面の少なくとも一方と対向し、前記側面に沿った帯状に形成された第2光電変換素子と、を備え、前記第1光電変換素子の厚さは、前記第2光電変換素子の厚さより厚い。
【0006】
本実施形態の太陽電池装置は、
第1主面と、前記第1主面と対向する第2主面と、側面と、を有する光導波部と、前記第2主面と対向し、コレステリック液晶を有し、前記光導波部を介して入射した光の少なくとも一部を前記光導波部に向けて反射する光学素子と、前記側面と対向する第1光電変換素子と、前記第1主面及び前記第2主面の少なくとも一方に対向し、前記側面に沿った帯状に形成された波長変換層と、を備えている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態1に係る太陽電池装置100を模式的に示す断面図である。
図2は、光学素子3の構造を模式的に示す断面図である。
図3は、太陽電池装置100を模式的に示す平面図である。
図4は、光学素子3の構造を模式的に示す他の断面図である。
図5は、図1に示した太陽電池装置100の動作を説明するための図である。
図6は、実施形態2に係る太陽電池装置100を模式的に示す断面図である。
図7は、太陽電池装置100の外観を示す平面図である。
図8は、図7に示した太陽電池装置100のA-B線に沿った断面図である。
図9は、図7に示した太陽電池装置100のA-B線に沿った他の断面図である。
図10は、図7に示した太陽電池装置100のA-B線に沿った他の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
【0009】
なお、図面には、必要に応じて理解を容易にするために、互いに直交するX軸、Y軸、及び、Z軸を記載する。Z軸に沿った方向をZ方向または第1方向A1と称し、Y軸に沿った方向をY方向または第2方向A2と称し、X軸に沿った方向をX方向または第3方向A3と称する。X軸及びY軸によって規定される面をX-Y平面と称し、X軸及びZ軸によって規定される面をX-Z平面と称し、Y軸及びZ軸によって規定される面をY-Z平面と称する。
【0010】
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る太陽電池装置100を模式的に示す断面図である。
太陽電池装置100は、光導波部1と、光学素子3と、第1光電変換素子51と、第2光電変換素子52と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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