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公開番号
2024096099
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-11
出願番号
2023222842
出願日
2023-12-28
発明の名称
フック構造及び排気後処理システム
出願人
フォルシア・エミッション・コントロール・テクノロジーズ・(シャンハイ)・カンパニー・リミテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F01N
3/00 20060101AFI20240704BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】フック構造及び排気後処理システムを提供する。
【解決手段】フック構造は、フック部材と、前記フック部材が固定的に取付けられた取付位置と、前記フック部材が取り外し可能に接続可能である第1位置又は第2位置と、を備え、前記フック構造は、第1構造又は第2構造を有し、前記第1構造において、前記フック部材は、前記取付位置、前記第1位置のそれぞれに接続され、前記第2構造において、前記フック部材は、前記取付位置、前記第2位置のそれぞれに接続される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
フック構造(10)であって、
フック部材(1)と、
前記フック部材(1)が固定的に取付けられた取付位置(2)と、
前記フック部材(1)が取り外し可能に接続可能である第1位置(31)又は第2位置(32)と、を備え、
前記フック構造(10)は、第1構造又は第2構造を有し、
前記第1構造において、前記フック(1)は、前記取付位置(2)、前記第1位置(31)のそれぞれに接続され、
前記第2構造において、前記フック(1)は、前記取付位置(2)、前記第2位置(32)のそれぞれに接続されることを特徴とするフック構造(10)。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記取付位置(2)、前記第1位置(31)は、一つの取外し可能な部品(20)に位置し、前記第2位置(32)は、一つの固定部品(30)に位置することを特徴とする請求項1に記載のフック構造(10)。
【請求項3】
前記フック部材(1)は、前記取付位置(2)と回動可能に接続され、前記フック部材(1)は、前記第1位置(31)又は前記第2位置(32)に切替可能に接続するように、前記取付位置(2)の周りに回動可能であることを特徴とする請求項1に記載のフック構造(10)。
【請求項4】
前記フック部材(1)の両端は、それぞれ第1リング部(11)及び第2リング部(12)であり、前記第1リング部(11)は、前記取付位置(2)に接続され、前記第2リング部(12)は、前記第2位置(32)にフック接続されることを特徴とする請求項1に記載のフック構造(10)。
【請求項5】
前記フック部材(1)は、その両端間に位置する第3接続部(13)を備え、前記第3接続部(13)は、前記第1位置(31)に取り外し可能に接続されることを特徴とする請求項4に記載のフック構造(10)。
【請求項6】
前記第3接続部(13)と前記第1位置(31)のうちの一方に対して係止座(41)を提供し、そのうちの他方に対して係止体(42)を提供し、前記係止体(42)は、前記係止座(41)に取り外し可能に接続されることを特徴とする請求項5に記載のフック構造(10)。
【請求項7】
前記第2位置(32)は、突起(43)を備え、前記第2リング部(12)は、前記フック部材(1)が前記第2位置(32)にフック接続するように、前記突起(43)と係合することを特徴とする請求項4に記載のフック構造(10)。
【請求項8】
排気後処理システム(100)であって、
請求項1から7のいずれか1項に記載のフック構造(10)と、
第1部品(101)と、
第2部品(102)と、を備え、前記第1部品(101)と前記第2部品(102)とは、接続構造(103)を介して取り外し可能に接続され、前記第1部品(101)は、前記取付位置(2)及び前記第1位置(31)を有し、前記第2部品(102)は、前記第2位置(32)を有することを特徴とする排気後処理システム(100)。
【請求項9】
前記排気後処理システム(100)の運転状態において、前記フック構造(10)は、前記第1構造であり、前記排気後処理システム(100)のメンテナンス状態において、前記フック構造(10)は、前記第2構造であり、前記第1部品(101)と前記第2部品(102)とは、前記接続構造(103)の接続を解除するように、前記フック構造(10)を介して接続を保持することを特徴とする請求項8に記載の排気後処理システム(100)。
【請求項10】
前記第1部品(101)は、ミキサー(1003)を備え、前記第2部品(102)は、タンク部材(104)と固定ブラケット(105)とを備え、前記タンク部材(104)は、クリップ(106)を介して前記ミキサー(103)に取り外し可能に接続され、前記固定ブラケット(105)は、前記第2位置(32)を有することを特徴とする請求項8に記載の排気後処理システム(100)。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は、エンジンの排気後処理の技術分野に関わるものであり、特にフック構造及び排気後処理システムに関わるものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
エンジンの排気後処理システムは、エンジンによって生じる温かい排気を様々な上流排気部品を介して処理して排出汚染物質を低減する。様々な上流排気部品は、チューブ、フィルタ、バルブ、触媒、マフラーなどの部品のうちの1つ又は複数を備えることができる。例えば、上流排気部品は、排気を入口と出口を有するディーゼル酸化触媒(DieselOxidationCatalyst;DOC)に導く。ディーゼル酸化触媒の下流には、ディーゼル粒子捕捉器(DieselParticulateFilter;DPF)が設けられてもよい。ディーゼル酸化触媒及び選択可能なディーゼル粒子フィルタの下流には、入口及び出口を有する選択的な触媒還元(SCR)触媒がある。出口は、排気を下流の排気部品に通す。ミキサー(mixer)は、DOCの出口又はDPFの下流、SCR触媒の入口の上流に位置する。ミキサー内では、排気は、スワール運動(swirling)又は回転運動を発生する。定量フィーダ(doser)は、尿素水溶液などの還元剤をSCR触媒の上流から排気流に噴射するために使用され、これにより、ミキサーは、尿素と排気を十分に混合してSCR触媒に排出し、還元反応により窒素と水とを生成させて、エンジンの窒素酸化物の排出を低減することができる。
【0003】
一般に、ミキサーと上流及び下流の排気部品とは、例えばフープなどの接続構造を介して接続されている。
【0004】
排気後処理システムのメンテナンス作業では、例えばディーゼル微粒子捕集器に対する点検又は交換が必要となるが、現状の構造では、一般的に複数の作業者が同時に操作し、一方のメンテナンス要員が保護の接続構造の取り外しを行い、他方のメンテナンス要員がミキサー部品を支え、フープを取り外した後、取り外したミキサーを地面に置いてディーゼル微粒子捕集器の点検又は交換作業を行う。以上のメンテナンス作業は、不便であり、改善すべき点がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願の目的は、フック構造を提供することである。
【0006】
本願の別の目的は、排気後処理システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願の第1の態様によるフック構造は、フック部材と、前記フック部材が固定的に取付けられた取付位置と、前記フック部材が取り外し可能に接続可能である第1位置又は第2位置と、を備え、前記フック構造は、第1構造又は第2構造を有し、前記第1構造において、前記フック部材は、前記取付位置、前記第1位置のそれぞれに接続され、前記第2構造において、前記フック部材は、前記取付位置、前記第2位置のそれぞれに接続される。
【0008】
本実施例の技術案では、取付位置、第1位置、第2位置を設けることで、フック構造が第1構造又は第2構造を有することになる。そして、フック構造は、排気システムの運転時に第1構造であり、排気システムのメンテナンス時に第2構造である。このように、対応する取り外し可能な部品、例えばミキサーを保持して、接続構造、例えばフープの取り外しを行うことができ、二人のメンテナンス要員が同時に操作する必要がなくなり、また、ミキサーを一時的に吊り下げながら、固定部品内の操作、例えばDPFの点検や交換などの操作を行うこともできる。そこで、以上に説明したフック構造によれば、対応する排気後処理システムなどの装置の取り外し操作が容易になる。
【0009】
前記ミキサーの1つ又は複数の実施例において、前記取付位置、前記第1位置は、一つの取外し可能な部品に位置し、前記第2位置は、一つの固定部品に位置する。
【0010】
前記ミキサーの1つ又は複数の実施例において、前記フック部材は、前記取付位置と回動可能に接続され、前記フック部材は、前記第1位置又は前記第2位置に切替可能に接続するように、前記取付位置の周りに回動可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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