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公開番号2024091095
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022207542
出願日2022-12-23
発明の名称道路表示物管理装置、道路表示物管理システム、道路表示物管理方法及びコンピュータプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20240627BHJP(信号)
要約【課題】 道路表示物の視認性の低下の度合いに関わらず、視認性に問題のある道路表示物を特定する。
【解決手段】 所定地点において視界に入るべき道路表示物に関する情報を基準表示物情報として保持する基準表示物情報保持部と、所定地点にて撮影された画像を取得する画像取得部と、画像内に含まれる道路表示物を表示物情報として抽出する画像分析部と、基準表示物情報と、画像分析部により抽出された表示物情報とを比較し、所定地点において視界に入るべき道路表示物のうち、当該所定地点からの視認性に問題のある道路表示物を特定する道路表示物特定部と、を有する道路表示物管理装置。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定地点において視界に入るべき道路表示物に関する情報を基準表示物情報として保持する基準表示物情報保持部と、
前記所定地点にて撮影された画像を取得する画像取得部と、
前記画像内に含まれる道路表示物を表示物情報として抽出する画像分析部と、
前記基準表示物情報と、前記画像分析部により抽出された表示物情報とを比較し、前記所定地点において視界に入るべき道路表示物のうち、当該所定地点からの視認性に問題のある道路表示物を特定する道路表示物特定部と
を有する道路表示物管理装置。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記道路表示物特定部によって視認性に問題のある道路表示物が特定されると、前記基準表示物情報、前記画像又は前記特定した道路表示物のうちの少なくともいずれかを、前記道路表示物管理装置と通信可能に接続された道路表示物管理サーバへ送信する
ことを特徴とする、請求項1に記載の道路表示物管理装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の道路表示物管理装置と、
前記画像に基づいて、前記特定された道路表示物の視認性に影響を与える要因を特定する要因特定部、
前記要因を解消するための対応の要否を決定する対応要否決定部、及び
前記対応要否決定部によって対応が必要であると決定された場合に、道路表示物の視認性に影響を与える要因と当該要因に対する対応との関係を表す関係情報に基づいて、前記要因特定部が特定した要因についての対応方法を決定する対応方法決定部
を含む道路表示物管理サーバと
を備える道路表示物管理システム。
【請求項4】
前記道路表示物管理サーバは、
交通情報を保持する交通情報保持部から前記所定地点の交通情報を取得する交通情報取得部と、
前記交通情報に基づいて、前記対応を行う時期又は日時の少なくともいずれか一方を決定する対応日時決定部と
をさらに備える、請求項3に記載の道路表示物管理システム。
【請求項5】
前記道路表示物管理サーバは、
道路表示物の情報を含む3D(3-Dimension)地図情報を用いて、前記基準表示物情報を生成する基準表示物情報特定部と
をさらに備える、請求項3に記載の道路表示物管理システム。
【請求項6】
前記道路表示物管理サーバは、
前記対応日時決定部は、あらかじめ定められた前記道路表示物の重要度に基づいて、前記対応を行う時期又は日時の少なくともいずれか一方を決定する
ことを特徴とする、請求項4に記載の道路表示物管理システム。
【請求項7】
前記道路表示物管理サーバは、
前記画像取得部が取得した画像、前記道路表示物特定部が特定した道路表示物、前記要因、前記対応方法、前記時期又は前記日時のうちの少なくともいずれかを含む出力情報を生成する出力情報生成部をさらに備え、
前記道路表示物管理サーバは、前記特定された道路表示物の種類、前記要因又は前記対応方法に応じた出力先に、前記出力情報を出力する
ことを特徴とする、請求項6に記載の道路表示物管理システム。
【請求項8】
位置情報取得部及び撮影部を備える道路表示物管理装置と、
前記道路表示物管理装置と通信可能に接続された道路表示物管理サーバと、から構成される道路表示物管理システムであって、
前記道路表示物管理サーバは、
前記位置情報取得部が取得する位置情報が所定地点の位置情報と一致すると、前記道路表示物管理装置に対し当該所定地点の画像の撮影を要求する要求部と、
前記道路表示物管理装置から前記画像を取得する画像取得部と、
所定地点において視界に入るべき道路表示物に関する情報を基準表示物情報として保持する基準表示物情報保持部と、
前記画像内に含まれる道路表示物を表示物情報として抽出する画像分析部と、
前記基準表示物情報と、前記画像分析部により抽出された表示物情報とを比較し、前記所定地点において視界に入るべき道路表示物のうち、当該所定地点からの視認性に問題のある道路表示物を特定する道路表示物特定部と、
を備えることを特徴とする、道路表示物管理システム。
【請求項9】
所定地点において視界に入るべき道路表示物に関する情報を基準表示物情報として保持し、
前記所定地点にて撮影された画像を取得し、
前記画像内に含まれる道路表示物を表示物情報として抽出し、
前記基準表示物情報と、前記表示物情報とを比較し、前記所定地点において視界に入るべき道路表示物のうち、当該所定地点からの視認性に問題のある道路表示物を特定する
ことを特徴とする、道路表示物管理方法。
【請求項10】
コンピュータに、
所定地点において視界に入るべき道路表示物に関する情報を基準表示物情報として保持する処理と、
前記所定地点にて撮影された画像を取得する処理と、
前記画像内に含まれる道路表示物を表示物情報として抽出する処理と、
前記基準表示物情報と、前記表示物情報とを比較し、前記所定地点において視界に入るべき道路表示物のうち、当該所定地点からの視認性に問題のある道路表示物を特定する処理と
を実行させる、コンピュータプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、視認性に問題のある道路表示物を特定するための道路表示物管理装置等に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
道路に設置された道路表示物の視認性の低下が問題となっている。道路表示物とは、例えば、信号機や道路標識を指す。視認性の低下は、例えば以下のような場合に生じる。以下のような場合とは、すなわち、樹木等の障害物によって道路表示物が遮蔽されている場合、道路表示物が経年等により劣化した場合等である。
【0003】
この問題に対して、専用の調査員を乗車させた巡回車によって定期的に視認性の調査を行う手法が知られている。しかしながら、この手法は効率的ではない。
【0004】
視認性が劣化した道路標識を特定するための技術の一例が、特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の情報処理装置は、走行中の車両が生成した前方画像中に道路標識が存在すると、画像データを情報処理サーバへ送信する。情報処理サーバは、受信した画像データと基準画像とを比較することで、視認性の劣化度を評価する。
【0005】
また、道路標識の種類を特定するための技術の一例が、特許文献2に開示されている。特許文献2に記載の情報認識装置は、車両が撮影した画像に含まれる道路標識と、データベースに保持された道路標識との一致度を算出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-126359号公報
特開2017-162356号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に開示された技術又は特許文献2に開示された一致度を用いれば、道路表示物が一定以上の視認性を保っている場合であれば、当該道路表示物の視認性に問題があることを特定することができる。しかしながら、道路表示物が一定以上の視認性を満たさない場合には、特許文献1又は特許文献2に記載された技術では、当該道路表示物の視認性に問題があることを特定することができない。
【0008】
具体的には、特許文献1又は特許文献2に開示された技術は、例えば以下のような場合には視認性に問題があることを特定できない。以下のような場合とは、すなわち、画像認識で道路表示物が検出できない程まで道路表示物が障害物によって遮蔽されている場合や、画像認識で道路表示物が検出できない程までに著しく道路表示物が劣化している場合、道路標識が盗難にあった場合等である。
【0009】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、道路表示物の視認性の低下の度合いに関わらず、視認性に問題のある道路表示物を特定するための道路表示物管理装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明の道路表示物管理装置は、所定地点において視界に入るべき道路表示物に関する情報を基準表示物情報として保持する基準表示物情報保持部と、所定地点にて撮影された画像を取得する画像取得部と、画像内に含まれる道路表示物を表示物情報として抽出する画像分析部と、基準表示物情報と、画像分析部により抽出された表示物情報とを比較し、所定地点において視界に入るべき道路表示物のうち、当該所定地点からの視認性に問題のある道路表示物を特定する道路表示物特定部とを有する。
(【0011】以降は省略されています)

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