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公開番号2024085838
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022200596
出願日2022-12-15
発明の名称情報処理装置及び情報処理システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G08G 1/00 20060101AFI20240620BHJP(信号)
要約【課題】広範囲において走行路の危険個所を把握することができる情報処理装置及び情報処理システムを得る。
【解決手段】情報処理装置は、所定の地点に対して、人工衛星によって撮影された第1衛星画像と、当該第1衛星画像が撮影されてから所定時間経過後の同地点における第2衛星画像とを取得し、第1衛星画像と第2衛星画像とを比較して状態が変化した変化箇所を特定し、変化箇所が車両の走行に起因して状態が変化した箇所であるか否かを判定し、変化箇所が車両の走行に起因するものであった場合に、当該変化箇所を危険地点として設定する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
所定の地点に対して、人工衛星によって撮影された第1衛星画像と、当該第1衛星画像が撮影されてから所定時間経過後の同地点における第2衛星画像とを取得し、
前記第1衛星画像と前記第2衛星画像とを比較して状態が変化した変化箇所を特定し、
前記変化箇所が車両の走行に起因して状態が変化した箇所であるか否かを判定し、
前記変化箇所が車両の走行に起因するものであった場合に、当該変化箇所を危険地点として設定する、
情報処理装置。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記変化箇所がブレーキ痕を含む箇所であった場合に、車両の走行に起因して状態が変化した箇所であると判定する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
所定の区間内に前記危険地点が複数検出された場合、当該区間を危険区間として設定する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記変化箇所は、道路の附属物が破損した箇所を含んでいる請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
請求項1~4の何れか1項に記載の情報処理装置と、
車両を制御する車両制御装置と、
を備え、
前記車両制御装置は、前記情報処理装置によって危険地点として設定された前記変化箇所の近傍を走行する車両に対して車速の上限を設定する、
情報処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両が走行中の道路上に複数のカメラを配置し、これらのカメラによって車両の周囲を走行する他社を含む路上撮影画像を撮影し、撮影された画像に基づいて車両周囲の俯瞰画像を作成する車両周辺監視装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-191988号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載された装置では、道路上にカメラが設置されていない場所では俯瞰画像が作成できず、広範囲において走行路の危険個所を把握することができない。
【0005】
本発明は、広範囲において走行路の危険個所を把握することができる情報処理装置及び情報処理システムを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る情報処理装置は、所定の地点に対して、人工衛星によって撮影された第1衛星画像と、当該第1衛星画像が撮影されてから所定時間経過後の同地点における第2衛星画像とを取得し、前記第1衛星画像と前記第2衛星画像とを比較して状態が変化した変化箇所を特定し、前記変化箇所が車両の走行に起因して状態が変化した箇所であるか否かを判定し、前記変化箇所が車両の走行に起因するものであった場合に、当該変化箇所を危険地点として設定する。
【0007】
請求項1に係る情報処理装置では、第1衛星画像と同地点において所定時間経過後に撮影された第2衛星画像とを取得する。また、第1衛星画像と第2衛星画像とを比較して状態が変化した変化箇所を特定する。このように、衛星画像を比較して変化箇所を特定することで、道路などにカメラを設置することなく、広範囲で変化箇所を特定できる。
【0008】
また、変化箇所が車両の走行に起因して状態が変化した箇所であるか否かを判定し、変化箇所が車両の走行に起因するものであった場合に、当該変化箇所を危険地点として設定する。これにより、インフラストラクチャが十分に整備されていない地域や、車両の走行台数が少ない地域などであっても、危険地点を特定できる。
【0009】
請求項2に係る情報処理装置は、請求項1において、前記変化箇所がブレーキ痕を含む箇所であった場合に、車両の走行に起因して状態が変化した箇所である判定する。
【0010】
請求項2に係る情報処理装置では、車両の急制動などによってブレーキ痕が生じた箇所が変化箇所として特定される。このように、ブレーキ痕が生じる箇所危険地点として設定できる。
(【0011】以降は省略されています)

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