TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024079988
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2022192777
出願日2022-12-01
発明の名称戸の製造方法
出願人三協立山株式会社
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類E06B 3/70 20060101AFI20240606BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】化粧材を容易に取付けることができ、組立性が良い戸の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明にかかる戸の製造方法は、戸本体3と、キャップ5と、化粧材7とを備え、戸本体3には、化粧材7の端7a、7bに対応する位置に係合部23を設けており、各キャップ5(5a、5b)には、被係合部29が設けてあり、キャップ5の被係合部29を戸本体3の係合部23に係合により取付けた後に、キャップ5(5a、5b)間に化粧材7を取り付ける。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
戸本体と、キャップと、化粧材とを備え、
戸本体には、化粧材の端に対応する位置に係合部を設けており、
各キャップには、被係合部が設けてあり、
キャップの被係合部を戸本体の係合部に係合により取付けた後に、キャップ間に化粧材を取り付けることを特徴とする戸の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、戸の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
図7に示すように、化粧材103を戸本体107の表面に取付けた戸101が公知である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、戸101は、化粧材103を一つ一つ位置決めしながら、両面テープ105で戸本体107の表面に取付けていたため組立性が悪いという問題があった。
【0004】
そこで、本発明は、化粧材を容易に取付けることができ、組立性が良い戸の製造方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の発明は、戸本体と、キャップと、化粧材とを備え、戸本体には、化粧材の端に対応する位置に係合部を設けており、各キャップには、被係合部が設けてあり、キャップの被係合部を戸本体の係合部に係合により取付けた後に、キャップ間に化粧材を取り付けることを特徴とする戸の製造方法である。
【発明の効果】
【0006】
請求項1に記載の発明によれば、キャップに設けた被係合部を戸本体に設けた係合部に係合により取付けた後に、キャップ間に化粧材を取り付けるだけであり、従来のように化粧材を一つ一つ位置決めしないから、化粧材を取付け易く、戸の組立性が良い。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態にかかる戸において、化粧材を取り付けた部分を示す図であり、(a)は室外側から見た正面図、(b)はキャップのキャップ本体を除いて示す(a)の平面図であり、(c)は(a)に示すC-C断面図である。
戸本体にキャップを取付ける工程を示す斜視図である。
キャップを取付けた戸本体の図であり、(a)は室外側から見た正面図であり、(b)はキャップのキャップ本体を除いて示す(a)の平面図である。
キャップ間に化粧材を取付ける工程を示す斜視図である。
戸本体に化粧材を取り付けた戸を室外側から見た正面図である。
図5に示す戸の平面図であって、キャップのキャップ本体を除いて示す図である。
従来の戸であって、戸本体の表面に化粧材を取付ける工程を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図5及び図6に示すように、本実施形態にかかる戸1はドアであり、戸本体3と、キャップ5と、化粧材7とを備えている。キャップ5及び化粧材7は戸本体3の室外側面に取り付けている。
【0009】
図2及び図3に示すように、戸本体3は、上フレーム11と、下フレーム13と、吊元フレーム15と、戸先フレーム17とで周囲を囲んだフレーム体9と、フレーム体9の室内側面に貼られた室内側表面材19と、フレーム体9の室外側面に貼られた室外側表面材21とを備えている。
図2に示すように、戸本体3において、室外側表面材21には、各化粧材7の端に対応する位置には係合部23が設けてある。係合部23は本実施形態では丸形状の貫通孔である。係合部23の位置は、各化粧材7(図5参照)の一端7aと他端7bとが配置される位置に対応して戸本体3に設けてある。本実施形態では、化粧材7の一端7aは上端であり、化粧材7の他端7bは下端であり、係合部23は、戸本体3の室外側表面材21の上側と下側で、左右方向に所定間隔を空けて横一列に形成されている。
【0010】
図1に示すように、キャップ5には、化粧材7の一端7aに取り付ける一端側キャップ5aと、化粧材7の他端7bに取り付ける他端側キャップ5bとがある。一端側キャップ5aと他端側キャップ5bとは同一の形状及び構成であるから、以下の説明では、一端側キャップ5aについて説明し、他端側キャップ5bには、同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することによって、その部分の詳細な説明を省略する。また、以下の説明において、一端側キャップ5aと他端側キャップ5bを区別するときには、キャップ5a、キャップ5bの符号を用いて説明するが、特に区別することなく用いる場合には単にキャップ5として説明する。
図1に示すように、キャップ5は、戸本体3に取り付ける取付部25と、化粧材7の端を覆うキャップ本体27とを備えている。取付部25は戸本体3の外側面に重ねて配置されており、キャップ本体27(図4参照)は化粧材7の端面と同じ形状としてある。また、キャップ本体27は、戸本体3の上面又は下面と平行に配置してあり、取付部25とキャップ本体27とで側面視略L字形状を成している。
取付部25は、戸本体3の係合部23(図2参照)に係合する被係合部29と、化粧材7の取り付けを案内する一対の化粧材案内部31とが設けてある。
被係合部29は取付部25の巾方向(左右方向)の略中央で戸本体3側に突設した突起である。本実施の形態では、被係合部29はリベットであり、リベットの一端(室外側端)を潰して取付部25に固定してある。
一対の化粧材案内部31は、それぞれ取付部25の巾方向の両端(左右端)から室外側に突設して設けてあり、その先端(室外端)側には、互いに対向する側と反対側の面にそれぞれ傾斜面31aが形成されている。傾斜面31aは、室外側から室内側(戸本体3側)ほど化粧材案内部31の厚みが大きくなるように傾斜した面である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

三協立山株式会社
ドア
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
3日前
三協立山株式会社
開口部装置
10日前
三協立山株式会社
開口部装置
10日前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
三協立山株式会社
戸の製造方法
17日前
三協立山株式会社
パネル構造体
27日前
三協立山株式会社
パネル構造体
27日前
三協立山株式会社
パネル構造体
27日前
個人
対震ユニット丁番
2か月前
個人
板ルーバー通気ドア
2か月前
個人
引き違い窓構造
1か月前
積水樹脂株式会社
柵用門扉
12日前
個人
窓ガラス補強断熱防音施工
13日前
三協立山株式会社
構造体
1か月前
三協立山株式会社
構造体
1か月前
株式会社ニチベイ
遮蔽装置
1か月前
YKK AP株式会社
建具
19日前
三協立山株式会社
開口部装置
10日前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
2か月前
株式会社大林組
扉装置
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
10日前
三協立山株式会社
開口部装置
3日前
三協立山株式会社
開口部装置
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
2か月前
株式会社サン製作所
多機能建具
1か月前
日本フネン株式会社
改修枠
1か月前
泉株式会社
窓ガラス保護具
2か月前
個人
引戸の気密パッキンの取付構造
1か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社横引SR
蓋付きガイドレール
1か月前
昭和フロント株式会社
建具
1か月前
続きを見る