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公開番号2024074896
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-31
出願番号2024059678,2023014406
出願日2024-04-02,2018-10-31
発明の名称振動アクチュエータ及び振動呈示装置
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類B06B 1/14 20060101AFI20240524BHJP(機械的振動の発生または伝達一般)
要約【課題】タッチパネルに取り付けても、薄型化及び低コスト化を図りつつ、タッチパネルの操作時にユーザに好適な操作感を付与すること。
【解決手段】コイルと、コイルが巻回され、両端部が前記コイルから突出するコアと、コイルの巻回軸と直交する方向でコアの両端部との間にギャップを空けて、コアの両端部に対向するように配置され、且つ、磁性体からなるヨークと、コアとヨークとの間に配設され、且つ、ヨークと少なくとも両端部の一方の端部とを互いが対向する方向で、相対移動自在に弾性支持する弾性部とを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
コアとコイルからなる電磁石が配置された板状のベース部と、
前記電磁石とギャップを設けて対向配置された磁性ヨークを含む可動体と、
前記電磁石への通電により前記ベース部と前記磁性ヨークとが相対的に変位するよう、前記ベース部と前記磁性ヨークとに夫々接続された弾性体と、を備え、
前記可動体は、前記コイルと対向する位置に、前記コイルの一部が挿入可能な形状を有する、
振動アクチュエータ。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記弾性体は、前記ベース部の対向する一対の辺で、前記ベース部と前記可動体とを接続する、
請求項1記載の振動アクチュエータ。
【請求項3】
前記ベース部は、対向する一対の辺に、弾性体支持部を有する、
請求項1記載の振動アクチュエータ。
【請求項4】
前記可動体は、前記コイルの一部を収容する厚さを有する、
請求項1記載の振動アクチュエータ。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一項に記載の振動アクチュエータと、
前記振動アクチュエータを実装したタッチパネルと、
を有する、
振動呈示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、振動アクチュエータ及びこれを備える振動呈示装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、感知パネルであるタッチパネルの操作の際に、タッチパネルに表示された表示画面をユーザの指腹等が接触した際に振動アクチュエータにより指腹に振動を付与する構成が知られている(特許文献1及び特許文献2参照)。
【0003】
特許文献1には、タッチパネルの裏面に、振動伝達部を介して振動アクチュエータが取り付けられた携帯端末装置が開示されている。この振動アクチュエータは、振動伝達部に固定されるハウジング内に、可動子が、タッチパネルに対して垂直に配置されたガイドシャフトに沿って往復移動可能に配置されている。この振動アクチュエータでは、タッチパネルへの操作に対応して可動子をハウジングに衝突させることで、振動伝達部を介してタッチパネルに接触する指腹に振動を付与する。
【0004】
また、特許文献2では、タッチパネルへの操作に対応して振動を付与する振動呈示装置が開示されている。この振動呈示装置では、振動を呈示する振動部である振動パネルと振動パネルを支持する筐体との間に、振動を発生させるボイスコイルモータと、振動パネルと配置されて所定の力で圧縮される支持部と、振動部の振動に制動作用を付与するダンパと、支持部及びダンパに圧縮力を付与するばねと、が並行して介設されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-070729号公報
特開2016-163854号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、タッチパネルの表示画面等のような接触して操作する操作接触面に、振動を用いて操作感を付与する装置では、極力薄型の装置が望まれる。
【0007】
特許文献1、2の装置のように、タッチパネルへの操作に対応して、可動子をタッチパネルに対して垂直に往復動させる装置では、タッチパネルと平行に振動させる装置よりもタッチパネルに接触する指腹に強い振動を付与できる。
【0008】
しかしながら、可動子をタッチパネルに対して垂直に移動させるために、特許文献1ではシャフト及びシャフトの支持機構が必要であり、特許文献2では、筐体及び振動パネル間に支持部、ダンパ及びばねを介設する必要があり、それぞれを配置するスペースを確保できる厚みが必要になる。
【0009】
また、特許文献1及び特許文献2では、マグネットが必須構成要素であり、マグネットを装着せず極力低コスト化を図りたいという要望がある。
【0010】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、タッチパネルに取り付けた場合でも、薄型化及び低コスト化を図りつつ、タッチパネルの操作時にユーザに好適な操作感を付与できる振動アクチュエータおよびこれを備える振動呈示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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