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公開番号2024070438
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022180933
出願日2022-11-11
発明の名称採光装置
出願人株式会社大林組
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類E06B 9/24 20060101AFI20240516BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】メンテナンス性の向上を可能にする採光装置を提供する。
【解決手段】採光装置1は、ライトシェルフ10と、調光窓WU,WLと、を備える。ライトシェルフ10は、建物Bの外壁BWに設けられ、建物Bの居住空間R側又は建物Bの外部O側に延在する。調光窓WU,WLは、ライトシェルフ10の上側に位置する外壁BWの上側開口部62、及び、ライトシェルフ10の下側に位置する外壁BWの下側開口部64、の少なくとも一方に配置され、居住空間Rに入る光の量を調整可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
建物の外壁に設けられ、前記建物の居住空間側又は前記建物の外部側に延在するライトシェルフと、
前記ライトシェルフの上側に位置する前記外壁の上側開口部、及び、前記ライトシェルフの下側に位置する前記外壁の下側開口部、の少なくとも一方に配置され、前記居住空間に入る光の量を調整可能な調光窓と、を備える、
ことを特徴とする採光装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記調光窓は、
前記上側開口部に配置される上側調光窓と、
前記下側開口部に配置される下側調光窓と、を有し、
前記ライトシェルフは、
前記居住空間側に延在し、上下方向に貫通する貫通孔を有し、
前記上側調光窓よりも前記居住空間側において、前記建物の天井面から前記ライトシェルフへ上下に延びるように配置され、開閉可能な上側遮蔽部材と、
前記下側調光窓よりも前記居住空間側において、前記ライトシェルフから前記建物の床面へ上下に延びるように配置され、開閉可能な下側遮蔽部材と、
前記居住空間の空気を、前記下側調光窓及び前記下側遮蔽部材の間の空間、前記貫通孔、並びに、前記上側調光窓及び前記上側遮蔽部材の間の空間を介して、吸引する換気装置と、をさらに備える、
請求項1に記載の採光装置。
【請求項3】
前記換気装置は、
前記上側遮蔽部材が前記ライトシェルフに接触した状態で、前記居住空間の空気を吸引する、
請求項2に記載の採光装置。
【請求項4】
前記調光窓は、
前記上側開口部に配置される上側調光窓と、
前記下側開口部に配置される下側調光窓と、を有し、
前記上側調光窓及び前記下側調光窓よりも前記建物の外部側において、前記外壁の外側開口部に上下に延びるように配置されるガラス窓と、
前記居住空間の空気を、前記下側調光窓及び前記ガラス窓の間の空間、並びに、前記上側調光窓及び前記ガラス窓の間の空間を介して、吸引する換気装置と、をさらに備える、
請求項1に記載の採光装置。
【請求項5】
前記調光窓は、
前記上側開口部に配置される上側調光窓と、
前記下側開口部に配置される下側調光窓と、を有し、
前記ライトシェルフは、
前記居住空間側に延在し、上下方向に貫通する貫通孔を有し、
前記上側調光窓及び前記下側調光窓よりも前記居住空間側において、前記外壁の内側開口部に上下に延びるように配置されるガラス窓と、
前記居住空間の空気を、前記下側調光窓及び前記ガラス窓の間の空間、前記貫通孔、並びに、前記上側調光窓及び前記ガラス窓の間の空間を介して、吸引する換気装置と、をさらに備える、
請求項1に記載の採光装置。
【請求項6】
前記調光窓は、調光ガラス窓、又は、ガラス窓に貼付された調光フィルムである、
請求項1に記載の採光装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、採光装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、庇状のライトシェルフを用いて、太陽光を照明光として利用する技術が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、下窓と上窓との間において屋内側に張り出したライトシェルフと、ライトシェルフの上部において、上窓の屋内側に沿って配置された垂直ルーバと、ライトシェルフの下部において、下窓の屋内側に沿って配置されたブラインドと、を備える建築物の採光構造が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-285710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の技術では、ルーバ及びブラインドのメンテナンスが、作業者にとって手間となるおそれがある。
【0006】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、メンテナンス性の向上を可能にする採光装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る採光装置は、建物の外壁に設けられ、前記建物の居住空間側又は前記建物の外部側に延在するライトシェルフと、前記ライトシェルフの上側に位置する前記外壁の上側開口部、及び、前記ライトシェルフの下側に位置する前記外壁の下側開口部、の少なくとも一方に配置され、前記居住空間に入る光の量を調整可能な調光窓と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、メンテナンス性の向上を可能にする採光装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る採光装置の側面図である。
図1に示す採光装置の制御ブロック図である。
本実施形態に係る上部調光ガラス窓を説明する図であり、(a)は、上部調光ガラスの光透過量が多い状態、(b)は、上部調光ガラスの光透過量が少ない状態を示す。
第1実施形態の変形例に係る採光装置の側面図である。
第1実施形態の別の変形例に係る採光装置の側面図である。
図4及び図5に示す採光装置の制御ブロック図である。
第2実施形態に係る採光装置の側面図である。
図7に示す採光装置の遮蔽部材を説明する図である。
図7に示す採光装置の制御ブロック図である。
第2実施形態の変形例に係る採光装置の側面図である。
第2実施形態の別の変形例に係る採光装置の側面図である。
図10及び図11に示す採光装置の制御ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。各図面に示される同一又は同等の構成要素、部材等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。なお、以下の説明においては、重力方向に従って上下方向を定義する。また、上下方向に対して垂直な方向であって、建物Bの幅方向を左右方向と定義する。
(【0011】以降は省略されています)

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