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公開番号2024068260
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-20
出願番号2022178562
出願日2022-11-08
発明の名称亀裂を補修する装置
出願人株式会社大林組,公益財団法人レーザー技術総合研究所
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類B23K 26/342 20140101AFI20240513BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】容易に亀裂を補修できる装置を提供する。
【解決手段】粒状の充填材を亀裂に噴射する噴射部と、前記充填材にレーザー光を照射して溶融させる照射部と、を備え、前記供給部は、前記充填材を貯蔵する貯蔵部と、前記充填材を前記貯蔵部から前記レーザー光に向けて搬送する搬送部と、を有する、装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
粒状の充填材を亀裂に供給する供給部と、
前記充填材にレーザー光を照射して溶融させる照射部と、
を備え、
前記供給部は、前記充填材を貯蔵する貯蔵部と、
前記充填材を前記貯蔵部から前記レーザー光に向けて搬送する搬送部と、
を有する、装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記搬送部は、
前記貯蔵部から前記レーザー光の近傍まで延びる管路を有する、
請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記搬送部は、
前記管路の内部に配置されたスクリューをさらに備える、
請求項1または2に記載の装置。
【請求項4】
前記充填材は砂である、
請求項1または2に記載の装置。
【請求項5】
前記充填材は月の砂である、
請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記亀裂は、月の溶岩チューブに生じた亀裂である、
請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記亀裂は、コンクリート類、無機化合物材料を焼成した焼成材、無機化合物材料を焼結した焼結材、及び岩石のいずれかに生じた亀裂である、
請求項1または2に記載の方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、亀裂を補修する装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、トンネルや岩盤に発生した亀裂を、水ガラスなどの充填材を用いて補修する方法が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-092186号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の方法では、充填材が亀裂に浸透するのに時間を要するし、充填材を用意するためのコストが必要となっていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、一実施形態として、粒状の充填材を亀裂に噴射する噴射部と、前記充填材にレーザー光を照射して溶融させる照射部と、を備え、前記供給部は、前記充填材を貯蔵する貯蔵部と、前記充填材を前記貯蔵部から前記レーザー光に向けて搬送する搬送部と、を有する装置を提供する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、容易に亀裂を補修できる装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
溶岩チューブの概要図である。
実施形態の装置1を示す(a)側面図及び(b)下面図である。
装置1の構成を説明する図である。
装置1を用いてビードを形成する状況を説明する図である。
(a)試験体の寸法を示す図、(b)試験体の補修後の形状を示す図、及び(c)試験体の強度試験の加力状況を示す図である。
試験体の開先補修において用いた条件を示す表である。
変形例による装置10を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明をその一実施形態に即して図面を参照しつつ説明する。
【0009】
〔構成〕
図2に本発明の一実施形態に係る装置1を示す。装置1は、指向性エネルギー堆積法(DED)を用いて、岩盤やコンクリート類の亀裂補修、砂若しくは粘土などの無機化合物材料を焼成した焼成材の亀裂補修、または、砂若しくは粘土などの無機化合物材料を焼結した焼結材の亀裂補修、特に、月の溶岩チューブLにおいて亀裂補修を行う装置である。なお、コンクリート類とはコンクリート、モルタル、またはグラウトなど、セメントを含んで硬化した材料を指す。
【0010】
溶岩チューブLは、図1に示すように、月の表面から100m程度下方において溶岩が流れた後に形成された管状の物体であり、内部には空洞が形成される。
(【0011】以降は省略されています)

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