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公開番号2024069005
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-21
出願番号2022179752
出願日2022-11-09
発明の名称表示装置
出願人株式会社ジャパンディスプレイ
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類G02F 1/13357 20060101AFI20240514BHJP(光学)
要約【課題】装置の性能を向上させる。
【解決手段】表示装置は、第1前面およびその反対面である第1背面を備えている第1基板10と、第1基板10の第1前面上に配置される液晶層LQLと、第1前面と対向する第1主面、その反対面である第2主面、および第1主面および第2主面と交差する側面20sを備えている導光板20と、導光板20の側面20sと対向する位置に、第1方向に沿って配置された複数の発光素子を備える光源部31と、を有し、光源部31の光出射面31sは、導光板20の側面20sに対して、導光板20の厚さ方向に異なる向きを有するように配置される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
第1前面およびその反対面である第1背面を備えている第1基板と、
前記第1基板の前記第1前面上に配置される液晶層と、
前記第1前面と対向する第1主面、その反対面である第2主面、および前記第1主面および前記第2主面と交差する側面を備えている導光板と、
前記導光板の前記側面と対向する位置に、第1方向に沿って配置された複数の発光素子を備える光源部と、
を有し、
前記光源部の光出射面は、前記導光板の前記側面に対して、前記導光板の厚さ方向に異なる向きを有するように配置される、表示装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
請求項1に記載の表示装置において、
前記光源部の光出射面は、前記第1基板を下側に、前記導光板を上側に配置して側面視したとき、前記導光板の前記側面に対して、平行、上向きおよび下向きから選ばれる2種以上の異なる向きを有するように配置される、表示装置。
【請求項3】
請求項2に記載の表示装置において、
前記光源部の光出射面は、前記第1基板を下側に、前記導光板を上側に配置して側面視したとき、前記導光板の前記側面に対して、平行、上向きおよび下向きの3種の異なる向きを有するように配置される、表示装置。
【請求項4】
請求項2に記載の表示装置において、
前記光源部の光出射面は、前記第1基板を下側に、前記導光板を上側に配置して側面視したとき、前記導光板の前記側面に対して、前記異なる向きに配置された前記発光素子が、規則的な順番に並んで配置される、表示装置。
【請求項5】
請求項3に記載の表示装置において、
前記光源部の光出射面は、前記第1基板を下側に、前記導光板を上側に配置して側面視したとき、前記導光板の前記側面に対して、前記3種の異なる向きに配置された前記発光素子が、規則的な順番に並んで配置される、表示装置。
【請求項6】
請求項2に記載の表示装置において、
前記上向きおよび前記下向きに配置される前記光源部の少なくとも一方の前記光出射面は、前記導光板の前記側面とのなす角度が5~20度である、表示装置。
【請求項7】
請求項1に記載の表示装置において、
前記導光板は、前記光源部側にレンズ部を有している、表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、導光板を有する表示装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
液晶層を有する表示装置において、透明基板の側面を発光素子と対向するように配置し、該発光素子から射出される光を透明基板内に入射させ、導光させる透明表示装置が知られている。例えば、特開2020-101684号公報(特許文献1)には、発光素子と、該発光素子と対向する側面を有する第2透明基板を有して構成され、その側面の表面粗さを大きくすることで、発光素子から出射された光を反射し、輝度の低下を抑制することによって、表示品位の低下を抑制しようとする表示装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-101684号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明者は、観察者が、表示画像と背景とを重ね合わせて認識することが可能な透明表示装置の開発を行っている。透明表示装置の場合、前面および背面のそれぞれが可視光を透過させる特性を備えている必要がある。このため、画像を表示するための光源部は、導光板の側面に配置される。光源部から出射された光は、導光板の側面から入光し、液晶パネル内を拡散しながら液晶層で散乱されて液晶パネル外部へ出射し、観察者がその出射した光を知覚することで、画像を認識できる。
【0005】
ところで、近年では、光源部を構成する光源としては発光ダイオード素子(LED)を用いることが一般的であり、LEDは入光する光の集光性が高く、輝度を確保する点で好ましいが、導光板の入光部付近において、明度の低い暗い線(暗線)や明度の高い明るい線(明線)が生じる場合がある。
【0006】
そこで、本発明は、このような入光部付近の暗線や明線が生じることを抑制し得る表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施の形態である表示装置は、第1前面およびその反対面である第1背面を備えている第1基板と、前記第1基板の前記第1前面上に配置される液晶層と、前記第1前面と対向する第1主面、その反対面である第2主面、および前記第1主面および前記第2主面と交差する側面を備えている導光板と、前記導光板の前記側面と対向する位置に、第1方向に沿って配置された複数の発光素子を備える光源部と、を有し、前記光源部の光出射面は、前記導光板の前記側面に対して、前記導光板の厚さ方向に異なる向きを有するように配置される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
透明表示パネル装置の一方の面側にいる視認者が、反対面側にある背景を、透明表示パネル装置を介して視認する場合の位置関係を示す説明図である。
透明表示パネル装置を介して視認される背景の一例を示す説明図である。
図1に示す透明表示パネルの概略構成の一例を示す斜視図である。
図3のA-A線に沿った断面図である。
図3の透明表示パネルが備える回路の一例を示す回路ブロック図である。
図3の透明表示パネルにおいて、側面視したときの、導光板に対する光源部の配置関係を説明するための図である。
図3の透明表示パネルにおいて、平面視したときの、導光板に対する光源部の配置関係の一例を示した図である。
導光板として、光源部側にレンズを設けた場合の構成例を示す断面図である。
本実施の形態における、LEDから導光板に入射する光の角度分布を示すグラフである。
検討例における、表示領域において生じる暗線の一例を示す図である。
検討例における、LEDから導光板に入射する光の入光部付近の伝搬状態の一例を示すモデル図である。
検討例における、LEDから導光板に入射する光の角度分布を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の各実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一または関連する符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
【0010】
[検討事項]
本実施の形態について説明する前に、事前に検討した事項について以下説明する。上記の通り、従来、透明表示装置では、導光板の入光部付近において、暗線や明線が生じる場合がある。例えば、図10には、表示領域DAとその周辺領域PFAを有する表示パネルP1において、表示領域DAに暗線DLが生じるイメージ図を示した。このような暗線や明線が生じることを抑制するために、上記特許文献1に記載のように導光板の側面に凸部や凹部を設けたりして、入光した光を拡散、散乱するように対応することが考えられる。
(【0011】以降は省略されています)

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