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公開番号2024068234
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-20
出願番号2022178519
出願日2022-11-08
発明の名称充電制御システム、充電制御方法および充電制御プログラム
出願人IoT-EX株式会社,国立大学法人 東京大学
代理人個人
主分類H02J 3/32 20060101AFI20240513BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】 比較的適時性が低い電力需要とされるバッテリへの充電を制御することにより、電力需給逼迫時における節電の要求に適切に応える。
【解決手段】 一又は複数のコンピュータプロセッサを備える充電制御システムであって、一又は複数のコンピュータプロセッサは、電力使用率に関する電力情報および充電対象のバッテリの充電率に関する充電率情報を取得する取得部と、取得部が取得した電力情報および充電率情報に基づいて、バッテリへの充電電力を決定する決定部と、決定部により決定された充電電力に基づいて、バッテリへの充電を制御する充電制御部とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図10


特許請求の範囲【請求項1】
一又は複数のコンピュータプロセッサを備える充電制御システムであって、
前記一又は複数のコンピュータプロセッサは、
電力使用率に関する電力情報および充電対象のバッテリの充電率に関する充電率情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記電力情報および前記充電率情報に基づいて、前記バッテリへの充電電力を決定する決定部と、
前記決定部により決定された充電電力に基づいて、前記バッテリへの充電を制御する充電制御部と
を備える充電制御システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記決定部は、
前記電力情報が第一の条件を満たし、かつ、前記充電率情報が第二の条件を満たす場合、
前記バッテリへの充電を行わないと決定することを特徴とする請求項1に記載の充電制御システム。
【請求項3】
前記決定部は、
前記電力情報が第一の条件を満たし、かつ、前記充電率情報が第二の条件を満たす場合、
前記バッテリへの充電電力を行わないと決定するか、または、前記バッテリへの充電電力および/または前記バッテリへの充電電力の単価を特定の値に決定することを特徴とする請求項1に記載の充電制御システム。
【請求項4】
前記充電制御システムは、さらに、
利用者からの充電開始指示および/または前記利用者からの充電終了指示を受信する受信部を備え、
前記充電制御部は、前記充電開始指示に応じて前記バッテリへの充電を開始し、前記充電終了指示に応じて前記バッテリへの充電を終了するものであることを特徴とする請求項1に記載の充電制御システム。
【請求項5】
前記充電制御システムは、さらに、
前記充電終了指示のタイミングが所定の条件を満たす場合に、前記利用者に対して報酬を付与する報酬付与部を備えることを特徴とする請求項4に記載の充電制御システム。
【請求項6】
前記所定の条件は、
前記充電終了指示のタイミングが、前記電力情報が第一の条件を満たし、かつ、前記充電率情報が第二の条件を満たすタイミングであることを特徴とする請求項5に記載の充電制御システム。
【請求項7】
前記所定の条件は、
前記充電終了指示のタイミングが、前記電力情報が第一の条件を満たしていない状態から満たす状態となり、かつ、前記充電率情報が第二の条件を満たしていない状態から満たす状態となるタイミングであることを特徴とする請求項6に記載の充電制御システム。
【請求項8】
前記電力情報が第一の条件を満たす場合とは、前記電力使用率が所定値以上である場合であり、
前記充電率情報が第二の条件を満たす場合とは、前記バッテリの充電率が所定値以上である場合であることを特徴とする請求項2、3または6に記載の充電制御システム。
【請求項9】
前記取得部は、
前記電力使用率を常時取得し、
前記バッテリが接続されている状態において前記充電率情報を常時取得し、
前記決定部は、前記取得部が取得した前記電力情報および前記充電率情報に基づいて、リアルタイムに前記バッテリへの充電電力を決定することを特徴とする請求項1または7に記載の充電制御システム。
【請求項10】
前記充電制御システムは、さらに、
電力使用率に関する電力情報およびバッテリの充電率情報に関連付けてバッテリへの充電電力が定められたデータテーブルを記憶する記憶部を備え、
前記決定部は、前記記憶部に記憶された前記データテーブルを参照することにより、前記取得部が取得した前記電力情報および前記充電率情報に対応する充電電力を決定することを特徴とする請求項1に記載の充電制御システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、充電制御システム、充電制御方法および充電制御プログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、地震や天候不順による電力需給逼迫警報・注意報の発令や燃料輸入の問題など、電力の安定供給を脅かす事態が頻発している。
【0003】
そのため、政府や電気事業者は利用者に対して節電の協力の呼びかけを行い、これに対して、利用者はエアコンや照明等の利用を控えることで節電に協力するのが一般的である。
【0004】
特許文献1には、電力需給情報および電気機器のユーザーの要望を考慮して電気機器の運転を制御することで、電力需要のピークシフトを実現する技術が開示されている。
【0005】
しかしながら、適時性の高い電力需要であるエアコンや照明等の電気機器の利用を控えるのには限界がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2013-038470号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そのため、本開示における発明は、比較的適時性が低い電力需要とされるバッテリへの充電を制御することにより、電力需給逼迫時における節電の要求に適切に応えることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の情報処理システムは、一又は複数のコンピュータプロセッサを備える充電制御システムであって、一又は複数のコンピュータプロセッサは、電力使用率に関する電力情報および充電対象のバッテリの充電率に関する充電率情報を取得する取得部と、取得部が取得した電力情報および充電率情報に基づいて、バッテリへの充電電力を決定する決定部と、決定部により決定された充電電力に基づいて、バッテリへの充電を制御する充電制御部とを備えることを特徴とする。
【0009】
決定部は、電力情報が第一の条件を満たし、かつ、充電率情報が第二の条件を満たす場合、バッテリへの充電を行わないと決定することができる。
【0010】
決定部は、電力情報が第一の条件を満たし、かつ、充電率情報が第二の条件を満たす場合、バッテリへの充電電力を行わないと決定するか、または、バッテリへの充電電力および/またはバッテリへの充電電力の単価を特定の値に決定することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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