TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024057771
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164659
出願日2022-10-13
発明の名称繊維およびその製造方法
出願人三井化学株式会社
代理人弁理士法人エスエス国際特許事務所
主分類D01F 6/46 20060101AFI20240418BHJP(天然または人造の糸または繊維;紡績)
要約【課題】超高分子量ポリエチレンを用いた溶融紡糸法により得られ、強度および摺動性に優れる繊維を提供すること。
【解決手段】135℃のデカリン溶媒中で測定される極限粘度[η]が6~40dl/gである超高分子量ポリエチレン(A)と、135℃のデカリン溶媒中で測定される極限粘度[η]が0.1~5dl/gである低分子量ないし高分子量ポリエチレン(B)とを含み、かつ、135℃のデカリン溶媒中で測定される極限粘度[η]が3~15dl/gであるポリエチレン組成物(X)からなる、繊維。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
135℃のデカリン溶媒中で測定される極限粘度[η]が6~40dl/gである超高分子量ポリエチレン(A)と、
135℃のデカリン溶媒中で測定される極限粘度[η]が0.1~5dl/gである低分子量ないし高分子量ポリエチレン(B)と
を含み、かつ、135℃のデカリン溶媒中で測定される極限粘度[η]が3~15dl/gであるポリエチレン組成物(X)からなる、繊維。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記ポリエチレン組成物(X)において、前記超高分子量ポリエチレン(A)の含有量が5~30質量部であり、前記低分子量ないし高分子量ポリエチレン(B)の含有量が70~95質量部である(ただし、成分(A)および(B)の合計を100質量部とする。)、請求項1に記載の繊維。
【請求項3】
動摩擦係数が0.14未満である、請求項1に記載の繊維。
【請求項4】
繊維径が0.01~3.0mmの範囲にある、請求項1に記載の繊維。
【請求項5】
延伸倍率が5~30倍の範囲にある、請求項1に記載の繊維。
【請求項6】
溶融紡糸法で作製されたものである、請求項1に記載の繊維。
【請求項7】
請求項1~5のいずれか1項に記載の繊維を製造する方法であって、前記ポリエチレン組成物(X)を溶融紡糸する工程を含む、繊維の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、超高分子量ポリエチレンを含むポリエチレン組成物からなる繊維およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ポリエチレン製繊維は、軽量で強度があるため広く使用されており、その中でも、超高分子量ポリエチレン製繊維は高強度繊維として知られている。超高分子量ポリエチレンから繊維を製造する方法としては、その溶融粘度の高さから、押出成形による溶融紡糸法ではなく、現状では、溶媒を使用したゲル紡糸法が採用されている(例えば特許文献1、2参照)。
【0003】
しかしながら、超高分子量ポリエチレンを原料としたゲル紡糸法では、大量の有機溶媒を必要とするため、環境負荷が高く、工程の複雑化および設備の大規模化を引き起こすことから、コストの面で課題がある。
【0004】
一方、溶融粘度の低い、比較的分子量の低いポリエチレンを使用すれば、溶融紡糸は可能である(例えば特許文献3参照)。しかしながら、超高分子量ポリエチレンと比べて分子量が低いため、得られる繊維の弾性率が低いという課題がある。
【0005】
また、超高分子量ポリエチレン粒子を融点以下の温度で圧縮成形した後、延伸させる固相延伸法が知られているが(例えば特許文献4参照)、テープ形状の成形品となるため、細く均一な径の繊維を作成しにくいという課題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特公平1-24887号公報
特表2012-509413号公報
特開2003-55833号公報
特開平9-254252号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の課題は、超高分子量ポリエチレンを用いた溶融紡糸法により得られ、強度および摺動性に優れる繊維を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らが鋭意検討した結果、超高分子量ポリエチレンを含む特定のポリエチレン組成物を用いることによって、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。本発明の態様の例を以下に示す。
【0009】
[1] 135℃のデカリン溶媒中で測定される極限粘度[η]が6~40dl/gである超高分子量ポリエチレン(A)と、
135℃のデカリン溶媒中で測定される極限粘度[η]が0.1~5dl/gである低分子量ないし高分子量ポリエチレン(B)と
を含み、かつ、135℃のデカリン溶媒中で測定される極限粘度[η]が3~15dl/gであるポリエチレン組成物(X)からなる、繊維。
【0010】
[2] 前記ポリエチレン組成物(X)において、前記超高分子量ポリエチレン(A)の含有量が5~30質量部であり、前記低分子量ないし高分子量ポリエチレン(B)の含有量が70~95質量部である(ただし、成分(A)および(B)の合計を100質量部とする。)、項[1]に記載の繊維。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

三井化学株式会社
発泡体
5日前
三井化学株式会社
消臭性組成物及びレンズの製造方法
14日前
三井化学株式会社
エチレン系樹脂組成物からなる中空成形体
5日前
三井化学株式会社
水性樹脂組成物、塗膜、および、塗装積層体
24日前
三井化学株式会社
ブロックイソシアネートおよびコーティング剤
4日前
三井化学株式会社
ブロックイソシアネートおよびコーティング剤
4日前
三井化学株式会社
ABS樹脂組成物およびABS樹脂用樹脂改質材
4日前
三井化学株式会社
ポリウレタン粘着剤組成物およびポリウレタン粘着剤
14日前
三井化学株式会社
ポリウレタン粘着剤組成物およびポリウレタン粘着剤
14日前
三井化学株式会社
環状オレフィン系樹脂組成物、成形体、および光学部品
21日前
三井化学株式会社
再生環状オレフィン系樹脂組成物、成形体および光学部品
17日前
三井化学株式会社
再生環状オレフィン系樹脂組成物、成形体および光学部品
21日前
三井化学株式会社
ポリオレフィン系再生樹脂組成物、成形体、フィルム、および積層体
5日前
ユニチカ株式会社
研磨用モノフィラメント
26日前
株式会社フードリボン
果肉除去装置
6日前
個人
非対称ストリング
13日前
TMTマシナリー株式会社
糸掛け具及び巻取装置
11日前
TMTマシナリー株式会社
糸巻取機
13日前
クラレトレーディング株式会社
高機能性繊維及び繊維構造体
28日前
TMTマシナリー株式会社
紡糸巻取設備
27日前
東レ・オペロンテックス株式会社
ポリウレタン弾性繊維
18日前
トヨタ紡織株式会社
電界紡糸装置
24日前
花王株式会社
繊維
6日前
ユニチカ株式会社
芯鞘型複合モノフィラメント及びその製造方法
24日前
花王株式会社
不織布
17日前
花王株式会社
繊維
17日前
TMTマシナリー株式会社
紡糸引取設備及び糸掛けロボット
7日前
花王株式会社
繊維シートの製造方法及び製造装置
27日前
花王株式会社
繊維シートの製造方法及び製造装置
27日前
青島邦特生態紡織科技有限公司
抗菌・防ダニのスマート恒温繊維の作製方法
6日前
ザウラー スピニング ソリューションズ ゲー・エム・ベー・ハー ウント コー. カー・ゲー
クランプ装置及び紡績機械
5日前
ザウラー スピニング ソリューションズ ゲー・エム・ベー・ハー ウント コー. カー・ゲー
ロータ式紡績機及びロータ式紡績機の運転方法
1か月前
ザウラー スピニング ソリューションズ ゲー・エム・ベー・ハー ウント コー. カー・ゲー
種々の織物生産のためのコンフィギュレーションをコンピュータ支援により適合させる方法
5日前
ザウラー スピニング ソリューションズ ゲー・エム・ベー・ハー ウント コー. カー・ゲー
少なくとも1つの繊維機械の少なくとも1つのパラメータの設定におけるコンピュータによる支援のための方法
5日前
ザウラー スピニング ソリューションズ ゲー・エム・ベー・ハー ウント コー. カー・ゲー
ドラフト機構とベルト張力調節プライヤとを有する、ドラフト機構の駆動ベルトをテンショニングするためのシステム
5日前
東京応化工業株式会社
レジスト組成物、レジストパターン形成方法、化合物及び酸拡散制御剤
13日前