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公開番号2024057027
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2024026470,2022575096
出願日2024-02-26,2021-11-17
発明の名称表示装置
出願人株式会社ジャパンディスプレイ
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類G02F 1/1339 20060101AFI20240416BHJP(光学)
要約【課題】表示品位の低下を抑制することが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、第1透明基板と、複数の画素電極と、を備えた第1基板SUB1と、側面を有する第2透明基板と、共通電極と、を備えた第2基板SUB2と、矩形枠状に形成され第1基板及び第2基板を接着するシールSEと、第1基板と第2基板との間においてシールによって囲まれ高分子分散型液晶を含む液晶層LCと、側面に沿って配置された発光モジュール100と、を備え、シールは、側面に沿った第1部分SE1と、液晶層を挟んで第1部分に対向する第2部分SE2と、第2部分に形成された注入口SIと、注入口に充填された充填材SFと、を有し、平面視において、液晶層は、画像を表示する表示領域DAと、表示領域と第1部分との間の第1領域A1と、表示領域と第2部分との間の第2領域A2と、に亘って配置され、第1領域の第1幅W1は、第2領域の幅W2より大きい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1ガラス基板と、表示領域に配置された第1スイッチング素子と、前記第1スイッチング素子に接続された第1画素電極と、前記表示領域の外側に配置された第2画素電極と、給電線と、を備えた第1基板と、
第2ガラス基板と、前記第1画素電極及び前記第2画素電極に対向する共通電極と、を備えた第2基板と、
前記第1基板及び前記第2基板を接着するシールと、
前記第1基板と前記第2基板との間において前記シールによって囲まれ、高分子分散型液晶を含む液晶層と、
側面を有し、前記第2基板に接着層で貼り合された第3ガラス基板と、
前記側面に沿って配置された発光モジュールと、を備え、
前記給電線は、前記共通電極と同電位であり、
前記シールは、前記発光モジュールと前記表示領域との間において、前記側面に沿った第1部分を有し、
前記第2画素電極は、前記シールの前記第1部分と前記表示領域との間の領域において、前記給電線と電気的に接続される、表示装置。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記第1基板は、さらに、第1方向に間隔をおいて並ぶ複数の信号線と、前記第1方向と直交する第2方向に間隔をおいて並ぶ複数の走査線と、を備え、
前記シールは、前記第2方向において前記液晶層を挟んで前記第1部分に対向する第2部分を備え、
前記第1部分と前記表示領域との間の前記第2方向における第1幅は、前記第2部分と前記表示領域との間の前記第2方向における第2幅よりも大きい、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記第2基板は、遮光層を備え、
前記遮光層は、前記第1画素電極、及び、前記第2画素電極とそれぞれ対向する開口を有し、
前記第1部分と前記表示領域との間の領域は、前記第1ガラス基板の外面側から前記第3ガラス基板の外面側の背景が観察可能であり、前記第3ガラス基板の外面側から前記第1ガラス基板の外面側の背景が観察可能である、請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記給電線は、格子形状を有し、前記第1画素電極に重なる位置に第1開口と、前記第2画素電極に重なる位置に第2開口と、を有し、
前記第1画素電極は、前記第1開口において前記第1スイッチング素子と接続されており、
前記格子形状の前記給電線は、前記第2開口に向かって突出する突出部を有し、
前記第2画素電極は、前記突出部に接続されている、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項5】
前記第1基板は前記第1ガラス基板と前記給電線との間に有機絶縁膜を有し、
前記有機絶縁膜は、前記第1画素電極、及び、前記第2画素電極とそれぞれ対向する開口を有する、請求項4に記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、入射光を散乱する散乱状態と入射光を透過する透明状態とを切り替え可能な高分子分散型液晶を用いた装置が種々提案されている。一例では、第1透光性基板と、第2透光性基板と、第1透光性基板と第2透光性基板との間に封入される高分子分散型液晶を有する液晶層と、第1透光性基板及び第2透光性基板の少なくとも1つの側面に対向して配置される少なくとも1つの発光部とを備える表示装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-021974号公報
特開2020-091400号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
実施形態の目的は、表示品位の低下を抑制することが可能な表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態によれば、
表示装置は、第1透明基板と、前記第1透明基板の上に配置された複数の画素電極と、を備えた第1基板と、側面を有する第2透明基板と、前記複数の画素電極に対向する共通電極と、を備えた第2基板と、矩形枠状に形成され、前記第1基板及び前記第2基板を接着するシールと、前記第1基板と前記第2基板との間において前記シールによって囲まれ、高分子分散型液晶を含む液晶層と、前記側面に沿って配置された発光モジュールと、を備え、前記シールは、前記側面に沿った第1部分と、前記液晶層を挟んで前記第1部分に対向する第2部分と、前記第2部分に形成された注入口と、前記注入口に充填された充填材と、を有し、平面視において、前記液晶層は、画像を表示する表示領域と、前記表示領域と前記第1部分との間の第1領域と、前記表示領域と前記第2部分との間の第2領域と、に亘って配置され、前記第1領域の第1幅は、前記第2領域の幅より大きい。
一実施形態によれば、
表示装置は、第1ガラス基板と、表示領域に配置された第1スイッチング素子と、前記第1スイッチング素子に接続された第1画素電極と、前記表示領域の外側に配置された第2画素電極と、給電線と、を備えた第1基板と、第2ガラス基板と、前記第1画素電極及び前記第2画素電極に対向する共通電極と、を備えた第2基板と、前記第1基板及び前記第2基板を接着するシールと、前記第1基板と前記第2基板との間において前記シールによって囲まれ、高分子分散型液晶を含む液晶層と、側面を有し、前記第2基板に接着層で貼り合された第3ガラス基板と、前記側面に沿って配置された発光モジュールと、を備え、前記給電線は、前記共通電極と同電位であり、前記シールは、前記発光モジュールと前記表示領域との間において、前記側面に沿った第1部分を有し、前記第2画素電極は、前記シールの前記第1部分と前記表示領域との間の領域において、前記給電線と電気的に接続される。
【発明の効果】
【0006】
実施形態によれば、表示品位の低下を抑制することが可能な表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態の表示装置DSPの一例を示す平面図である。
図2は、図1に示した第1領域A1を含む領域の平面図である。
図3は、図1に示した第2領域A2を含む領域の平面図である。
図4は、図1に示した第3領域A3及び第4領域A4を含む領域の平面図である。
図5は、画素PXの一例を示す平面図である。
図6は、図5に示した画素PXに配置される第1画素電極PE1の一例を示す平面図である。
図7は、図6に示したスイッチング素子SWの一例を示す平面図である。
図8は、図7に示したA-B線に沿った第1基板SUB1の一例を示す断面図である。
図9は、図7に示したC-D線に沿った第1基板SUB1の一例を示す断面図である。
図10は、ダミー画素DPの一例を示す平面図である。
図11は、図10に示したダミー画素DPに配置される第2画素電極PE2の一例を示す平面図である。
図12は、図11に示したコンタクトホールCH11を含む第1基板SUB1の断面図である。
図13は、図1に示した発光モジュール100の一例を示す斜視図である。
図14は、図13に示した発光モジュール100が表示パネルPNLに配置された状態を示す斜視図である。
図15は、発光素子110から出射された光の伝播の様子を示す平面図である。
図16は、表示装置DSPの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
【0009】
図1は、本実施形態の表示装置DSPの一例を示す平面図である。一例では、第1方向X、第2方向Y、及び、第3方向Zは、互いに直交しているが、90度以外の角度で交差していてもよい。第1方向X及び第2方向Yは、表示装置DSPを構成する基板の主面と平行な方向に相当し、第3方向Zは、表示装置DSPの厚さ方向に相当する。本実施形態においては、第1方向X及び第2方向Yで規定されるX-Y平面を見ることを平面視という。
【0010】
表示装置DSPは、表示パネルPNLと、配線基板1と、ICチップ2と、発光モジュール100と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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