TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024055247
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162013
出願日2022-10-07
発明の名称間欠エア吐出用流体回路
出願人SMC株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類F15B 21/12 20060101AFI20240411BHJP(流体圧アクチュエータ;水力学または空気力学一般)
要約【課題】主弁およびパイロット弁の安定した動作が確保される簡欠エア吐出回路を提供する。
【解決手段】間欠エア吐出用流体回路10は、吐出用パイロット室14を備えた主弁12と、給気用パイロット室20を備えたパイロット弁18とを含む。主弁12は、エア室70がエア供給源30に接続されるとともに吐出口36が大気に開放される第1位置と、給気用パイロット室20が大気に開放されるとともに吐出口36がエア供給源30に接続される第2位置との間で切り換えられる。パイロット弁18は、吐出用パイロット室14が大気に開放される第1位置と、吐出用パイロット室14がエア供給源30に接続される第2位置との間で切り換えられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
エア吐出装置の吐出口から間欠的にエアを吐出するための間欠エア吐出用流体回路であって、
吐出用パイロット室を備えた主弁と、給気用パイロット室を備えたパイロット弁とを含み、前記主弁は、前記給気用パイロット室がエア供給源に接続されるとともに前記吐出口が大気に開放される第1位置と、前記給気用パイロット室が大気に開放されるとともに前記吐出口がエア供給源に接続される第2位置との間で切り換えられ、前記パイロット弁は、前記吐出用パイロット室が大気に開放される第1位置と、前記吐出用パイロット室がエア供給源に接続される第2位置との間で切り換えられる間欠エア吐出用流体回路。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
請求項1記載の間欠エア吐出用流体回路において、
前記給気用パイロット室と前記主弁とを接続する流路に第1絞り弁が配置され、前記吐出用パイロット室と前記パイロット弁とを接続する流路に第2絞り弁が配置される間欠エア吐出用流体回路。
【請求項3】
請求項2記載の間欠エア吐出用流体回路において、
前記第1絞り弁と並列に第1チェック弁が配置され、前記第2絞り弁と並列に第2チェック弁が配置される間欠エア吐出用流体回路。
【請求項4】
請求項1記載の間欠エア吐出用流体回路において、
前記吐出口、前記給気用パイロット室および前記吐出用パイロット室は、同一のエア供給源に接続される間欠エア吐出用流体回路。
【請求項5】
請求項1記載の間欠エア吐出用流体回路において、
前記吐出口は、第1エア供給源に接続され、前記給気用パイロット室および前記吐出用パイロット室は、第2エア供給源に接続される間欠エア吐出用流体回路。
【請求項6】
請求項5記載の間欠エア吐出用流体回路において、
前記給気用パイロット室および前記吐出用パイロット室は、外部パイロット弁を介して前記第2エア供給源に接続される間欠エア吐出用流体回路。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圧縮空気等のエアを間欠的に吐出するための間欠エア吐出用流体回路に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ワーク等の対象物に向けて圧縮空気を間欠的に吐出する装置において、エアオペレート式の主弁およびエアオペレート式のパイロット弁を含む流体回路を用いることが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、給気ポートと吐出ポートの連通および遮断を切り換える主弁と、主弁の吐出用パイロット室に圧縮空気を供給する状態と供給しない状態に切り換えるパイロット弁とを有する間欠エア吐出装置が記載されている。この間欠エア吐出装置では、給気ポートに供給される圧縮空気が主弁の吐出用パイロット室およびパイロット弁の給気停止用パイロット室に供給される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6289358号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の間欠エア吐出装置では、給気ポートに供給される圧縮空気が主弁のパイロット室およびパイロット弁のパイロット室に同時に供給されるので、主弁が切り換わる前にパイロット弁が切り換わる可能性がある。また、給気ポートに供給される圧縮空気は、吐出ポートから吐出されているので、主弁のパイロット室およびパイロット弁のパイロット室には、圧力降下が生じた圧縮空気が供給される可能性がある。これらを要因として、主弁およびパイロット弁の動作が不安定になるおそれがある。
【0006】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、エア吐出装置の吐出口から間欠的にエアを吐出するための間欠エア吐出用流体回路であって、吐出用パイロット室を備えた主弁と、給気用パイロット室を備えたパイロット弁とを含む。主弁は、給気用パイロット室がエア供給源に接続されるとともに吐出口が大気に開放される第1位置と、給気用パイロット室が大気に開放されるとともに吐出口がエア供給源に接続される第2位置との間で切り換えられる。パイロット弁は、吐出用パイロット室が大気に開放される第1位置と、吐出用パイロット室がエア供給源に接続される第2位置との間で切り換えられる。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る間欠エア吐出用流体回路によれば、主弁は、パイロット弁が切り換わった後でなければ切り換わらない。また、エアの吐出によって圧力降下が生じても、該圧力降下がパイロット弁および主弁の動作に影響を及ぼすことがない。このため、主弁およびパイロット弁の安定した動作が確保される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の第1実施形態に係る間欠エア吐出用流体回路を示す図である。
図2は、図1の間欠エア吐出用流体回路において、パイロット弁が切り換わった状態を示す図である。
図3は、図2の間欠エア吐出用流体回路において、主弁が切り換わった状態を示す図である。
図4は、図3の間欠エア吐出用流体回路において、パイロット弁が切り換わった状態を示す図である。
図5は、本発明の第2実施形態に係る間欠エア吐出用流体回路を示す図である。
図6は、本発明の第3実施形態に係る間欠エア吐出用流体回路を示す図である。
図7は、本発明の主弁およびパイロット弁の具体的な構造例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る間欠エア吐出用流体回路10について、図1~図4を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

カヤバ株式会社
シリンダ装置
26日前
カヤバ株式会社
シリンダ装置
29日前
カヤバ株式会社
シリンダ装置
26日前
カヤバ株式会社
シリンダ装置
26日前
株式会社コスメック
シリンダ装置
23日前
日立建機株式会社
運搬車両
1か月前
日立建機株式会社
建設機械
3か月前
ソネック株式会社
エア噴出機構
1か月前
ダイキン工業株式会社
油圧ユニット
24日前
ダイキン工業株式会社
油圧ユニット
25日前
ダイキン工業株式会社
油圧装置
3か月前
古河ユニック株式会社
油圧制御装置
2か月前
カヤバ株式会社
流体圧機器
23日前
コベルコ建機株式会社
ポンプ制御装置
1か月前
株式会社クボタ
作業機の油圧システム
2か月前
カヤバ株式会社
流体圧シリンダ
2日前
カヤバ株式会社
流体圧制御装置
18日前
川崎重工業株式会社
液圧システム
3か月前
川崎重工業株式会社
液圧システム
3か月前
日立建機株式会社
フラッシング装置及び建設機械
24日前
株式会社日立建機ティエラ
建設機械の油圧駆動装置
25日前
SMC株式会社
残圧排気エア回路及び残圧排気弁
2か月前
株式会社小松製作所
油圧バルブ装置
3か月前
株式会社小松製作所
油圧バルブ装置
3か月前
TPR株式会社
流体圧シリンダのピストン
2か月前
ハーヴェー ハイドローリック エスイー
油圧弁装置
2か月前
三菱重工パワーインダストリー株式会社
圧力波発生装置
3か月前
HAWEジャパン株式会社
油圧供給装置及び油圧供給方法
2か月前
株式会社ブリヂストン
流体圧アクチュエータ
16日前
SMC株式会社
間欠エア吐出用流体回路
16日前
日立GEニュークリア・エナジー株式会社
液圧駆動システム
1か月前
国立大学法人 岡山大学
アクチュエータ及び関節運動装置
3か月前
川崎重工業株式会社
液圧ポンプの性能低下検知システム
1か月前
川崎重工業株式会社
液圧ポンプの性能低下検知システム
1か月前
株式会社クボタ
油圧制御装置、油圧回路の制御方法、及び油圧装置
16日前
いすゞ自動車株式会社
ポンプシステム及びそれを備えた車両
26日前
続きを見る