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公開番号2024051533
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022157751
出願日2022-09-30
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、プログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04L 67/1042 20220101AFI20240404BHJP(電気通信技術)
要約【課題】実際に、通信が経由した物理的な位置を推定できる情報処理装置を提供する。
【解決手段】第一通信装置の物理位置を示す第一位置と、第二通信装置の物理位置を示す第二位置と、第一位置と第二位置とを繋ぐ経路に設定された複数の物理位置を示す第三位置とを取得する。第一位置と第二位置と複数の第三位置とに基づいて第一通信装置と第二通信装置の通信経路に対応する物理経路を探索する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第一通信装置の物理位置を示す第一位置と、第二通信装置の物理位置を示す第二位置と、前記第一位置と前記第二位置とを繋ぐ経路に設定された複数の物理位置を示す第三位置とを取得する取得手段と、
前記第一位置と前記第二位置と複数の前記第三位置とに基づいて前記第一通信装置と前記第二通信装置の通信経路に対応する物理経路を探索する探索手段と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記探索手段は、前記第一位置と前記第二位置とに基づいて設定された物理的な探索範囲の制限を示す制約条件に基づいて複数の前記第三位置を経由する前記物理経路を探索する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記探索手段は、前記第一位置を基準として複数の前記第三位置を前記探索範囲において順に探索し、前記第一位置から探索済みの複数の前記第三位置を経由して最後に探索した第三位置までの各位置間の直線距離の総和を示す物理経路距離と、前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の通信の応答時間とその前記通信経路の媒体速度とに基づいて算出した通信経路距離とを用いて、前記通信経路距離から前記物理経路距離を減じた残距離を算出し、当該残距離が、前記通信経路距離より前記物理経路距離が長いことを示す残距離の最小値を示す失敗条件未満となった場合に、前記第三位置のうちの最後に探索した分岐点を基準に前記第三位置の再探索を行う処理を繰り返す
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記探索手段は、前記通信経路距離と前記物理経路距離との差の前記通信経路距離に対する割合と、前記最後に探索した第三位置とが、所定の成功条件を示す満たす場合に、前記第一位置から探索済みの複数の前記第三位置と、前記最後に探索した第三位置と、前記第二位置との経路を前記物理経路として出力する
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記探索手段は、前記第一位置と前記第二位置とを繋ぐ前記物理経路の近傍に位置する第四位置の推定範囲を、
前記第一位置から前記第四位置までの第一推定距離と、前記第二位置から前記第四位置までの第二推定距離と、前記第一位置から前記第二位置までの第三推定距離とに基づいて推定した前記物理経路における分岐点と、
当該分岐点と前記第一推定距離、前記第二推定距離、前記第三推定距離とに基づいて推定した前記分岐点から前記第四位置までの第四推定距離と、
に基づいて推定する
請求項1から請求項4の何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記物理経路と、当該物理経路に対応する通信経路により接続する前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の通信の応答時間とに基づいて、当該通信経路を構成する媒体の通信速度を示す媒体速度を算出する算出部と、
を備える請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記物理経路は、少なくとも一部が道路に設定された前記第三位置を経由する経路である
請求項1から請求項4の何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記物理経路は、少なくとも一部が海底ケーブルに設定された位置に対応する空間座標を示す前記第三位置を経由する経路である
請求項1から請求項4の何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
第一通信装置の物理位置を示す第一位置と、第二通信装置の物理位置を示す第二位置と、前記第一位置と前記第二位置とを繋ぐ経路に設定された複数の物理位置を示す第三位置とを取得し、
前記第一位置と前記第二位置と複数の前記第三位置とに基づいて前記第一通信装置と前記第二通信装置の通信経路に対応する物理経路を探索する
情報処理方法。
【請求項10】
情報処理装置のコンピュータを、
第一通信装置の物理位置を示す第一位置と、第二通信装置の物理位置を示す第二位置と、前記第一位置と前記第二位置とを繋ぐ経路に設定された複数の物理位置を示す第三位置とを取得する取得手段、
前記第一位置と前記第二位置と複数の前記第三位置とに基づいて前記第一通信装置と前記第二通信装置の通信経路に対応する物理経路を探索する探索手段、
として機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、通信装置の保守を行うなどの場合に、対象となる通信装置の位置を特定することが必要である。特許文献1には関連技術として、物理的位置が未知である通信装置の物理位置を求める技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-329581号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、通信ネットワークで接続された2点間の通信において、通信が経由した通信経路に対応する物理的な経路を推定できる技術が望まれている。
【0005】
そこでこの発明は、上述の課題を解決する情報処理装置、情報処理方法、プログラムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
発明の第一の態様によれば、情報処理装置は、第一通信装置の物理位置を示す第一位置と、第二通信装置の物理位置を示す第二位置と、前記第一位置と前記第二位置とを繋ぐ経路に設定された複数の物理位置を示す第三位置とを取得する取得手段と、前記第一位置と前記第二位置と複数の前記第三位置とに基づいて前記第一通信装置と前記第二通信装置の通信経路に対応する物理経路を探索する探索手段と、を備える。
【0007】
発明の第二の態様によれば、情報処理方法は、第一通信装置の物理位置を示す第一位置と、第二通信装置の物理位置を示す第二位置と、前記第一位置と前記第二位置とを繋ぐ経路に設定された複数の物理位置を示す第三位置とを取得し、前記第一位置と前記第二位置と複数の前記第三位置とに基づいて前記第一通信装置と前記第二通信装置の通信経路に対応する物理経路を探索する。
【0008】
発明の第三の態様によれば、プログラムは、情報処理装置のコンピュータを、第一通信装置の物理位置を示す第一位置と、第二通信装置の物理位置を示す第二位置と、前記第一位置と前記第二位置とを繋ぐ経路に設定された複数の物理位置を示す第三位置とを取得する取得手段、前記第一位置と前記第二位置と複数の前記第三位置とに基づいて前記第一通信装置と前記第二通信装置の通信経路に対応する物理経路を探索する探索手段、として機能させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、実際に、通信が経由した物理的な位置を推定できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態による情報処理装置と複数の通信装置とを備えた通信ネットワークを示す図である。
本実施形態による通信装置や情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。
第一実施形態による通信装置の処理手順のフローチャートである。
第一実施形態による情報処理装置のDBに含まれるデータテーブルを説明する図である。
第一実施形態による物理経路テーブルに記録される情報を説明する図である。
第一実施形態による探索範囲を説明する図である。
第一実施形態による情報処理装置の処理手順のフローチャートである。
第一実施形態による探索処理の概要を示す第一の図である。
第一実施形態による探索処理の概要を示す第二の図である。
第一実施形態による出力部の出力結果の例を示す図である。
第二実施形態による情報処理装置の処理を説明する第一の図である。
第二実施形態による表示情報の例を示す図である。
第三実施形態による情報処理装置の機能ブロック図である。
情報処理装置の最小構成を示す図である。
最小構成の情報処理装置による処理フローを示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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