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公開番号2024133758
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023043710
出願日2023-03-20
発明の名称リソース転送装置、リソース転送方法およびリソース転送プログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類H04L 45/16 20220101AFI20240926BHJP(電気通信技術)
要約【課題】送信対象のリソースの切り替えを設定された時間内に完了できるリソース転送装置を提供する。
【解決手段】リソース転送装置20は、第1リソースと第2リソースとを受信している中継装置から送信された第1リソースを受信する受信部21と、受信された第1リソースを外部に送信する送信部22と、第1リソースから第2リソースへの送信対象の切り替えの命令と切り替えを完了させる時間である切替時間とが入力されると、中継装置に第2リソースの送信を開始させる指示を示す指示情報を切替時間内に中継装置に送信する指示部23とを備え、受信部21は、中継装置が第2リソースの送信を開始した後に第1リソースと第2リソースとを受信し、送信部22は、切替時間が経過した時に外部への送信対象を第1リソースから第2リソースに切り替える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
第1リソースと第2リソースとを受信している中継装置から送信された前記第1リソースを受信する受信部と、
受信された前記第1リソースを外部に送信する送信部と、
前記第1リソースから前記第2リソースへの送信対象の切り替えの命令と前記切り替えを完了させる時間である切替時間とが入力されると、前記中継装置に前記第2リソースの送信を開始させる指示を示す指示情報を前記切替時間内に前記中継装置に送信する指示部とを備え、
前記受信部は、
前記中継装置が前記第2リソースの送信を開始した後に前記第1リソースと前記第2リソースとを受信し、
前記送信部は、
前記切替時間が経過した時に外部への送信対象を前記第1リソースから前記第2リソースに切り替える
ことを特徴とするリソース転送装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
中継装置は、レイヤ3スイッチである
請求項1記載のリソース転送装置。
【請求項3】
中継装置は、ルータである
請求項1記載のリソース転送装置。
【請求項4】
指示部は、Internet Group Management Protocol(IGMP)のJoinメッセージを指示情報に含める
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のリソース転送装置。
【請求項5】
第1リソースと第2リソースとを受信している中継装置から送信された前記第1リソースを受信し、
受信された前記第1リソースを外部に送信し、
前記第1リソースから前記第2リソースへの送信対象の切り替えの命令と前記切り替えを完了させる時間である切替時間とが入力されると、前記中継装置に前記第2リソースの送信を開始させる指示を示す指示情報を前記切替時間内に前記中継装置に送信し、
前記中継装置が前記第2リソースの送信を開始した後に前記第1リソースと前記第2リソースとを受信し、
前記切替時間が経過した時に外部への送信対象を前記第1リソースから前記第2リソースに切り替える
ことを特徴とするリソース転送方法。
【請求項6】
中継装置は、レイヤ3スイッチである
請求項5記載のリソース転送方法。
【請求項7】
中継装置は、ルータである
請求項5記載のリソース転送方法。
【請求項8】
コンピュータに、
第1リソースと第2リソースとを受信している中継装置から送信された前記第1リソースを受信する受信処理、
受信された前記第1リソースを外部に送信する送信処理、および
前記第1リソースから前記第2リソースへの送信対象の切り替えの命令と前記切り替えを完了させる時間である切替時間とが入力されると、前記中継装置に前記第2リソースの送信を開始させる指示を示す指示情報を前記切替時間内に前記中継装置に送信する指示処理を実行させるためのリソース転送プログラムであって、
前記受信処理で、前記中継装置が前記第2リソースの送信を開始した後に前記第1リソースと前記第2リソースとを受信させ、
前記送信処理で、前記切替時間が経過した時に外部への送信対象を前記第1リソースから前記第2リソースに切り替えさせる
リソース転送プログラム。
【請求項9】
中継装置は、レイヤ3スイッチである
請求項8記載のリソース転送プログラム。
【請求項10】
中継装置は、ルータである
請求項8記載のリソース転送プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、リソース転送装置、リソース転送方法およびリソース転送プログラムに関し、特に転送するリソースを予定時間内に切り替えることができるリソース転送装置、リソース転送方法およびリソース転送プログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
IP(Internet Protocol)化された放送システムにおけるリソース切替処理は、例えばIGMP(Internet Group Management Protocol)によるマルチキャスト信号の切り替えで実現される。
【0003】
例えば、SDI(Serial Digital Interface)よりもIPを用いて構築されることが増えている放送システムでは、切り替え指示にAMWA(Advanced Media Workflow Association)が策定したNMOS(Networked Media Open Specifications) IS-05が多く用いられている。NMOS IS-05のプロトコルでは、任意のTAI時刻や所定の時間後に切り替えを実行する仕組みが提供されている。
【0004】
また、特許文献1には、配信されるコンテンツが複数存在する場合のマルチキャスト型コンテンツ受信クライアントにおけるコンテンツ出力の切り替え及びその制御を行うマルチキャスト型コンテンツ受信制御方法が記載されている。
【0005】
また、特許文献2には、出力先装置に転送される放送素材が切り替えられることによる、出力先装置に転送される放送素材の途絶時間を短くすることを可能にする転送制御装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2005-086222号公報
特開2022-093832号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記の放送システムは、リソース切替の時刻を指定できる。しかし、指定可能な時刻は、リソース切替の開始時刻であり完了時刻ではない。NMOS IS-05のプロトコルにおいても、指定可能な時刻は、リソース切替の開始時刻である。
【0008】
よって、リソース切替に多くの時間がかかる場合、リソース切替の時間分、切替先の映像が遅れて放送される。リソース切替に時間がかかる主な要因として、以下の3つの要因が考えられる。
【0009】
1つ目の要因は、切替指示を受けた装置における内部処理の遅延である。2つ目の要因は、L3SW(レイヤ3スイッチ)におけるIGMP処理の遅延である。3つ目の要因は、IPネットワークにおける伝送遅延である。
【0010】
以上の3つの要因等により、リソース切替の時間の遅延または揺らぎが発生する。放送システムはリソース切替の完了時刻を指定できないため、リソース切替の時間の遅延または揺らぎが発生すると、リソース切替が完了する時間が定まらないことが問題になる。
(【0011】以降は省略されています)

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