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公開番号2024130656
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023040506
出願日2023-03-15
発明の名称I/O拡張装置及びシステム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06F 13/10 20060101AFI20240920BHJP(計算;計数)
要約【課題】I/O拡張筐体内に搭載された複数のPCIeデバイスを、構成の変更が容易な状態で、複数のホストで個別に占有して使用する。
【解決手段】複数のデバイス141~144と、汎用ネットワークを介して接続される、ホスト102、103(図2参照)と、デバイス141~144と、のそれぞれにGroup IDを設定する設定部104aと、デバイス141~144と、いずれか2つ以上のホスト102、103と、をGroup IDに基づいて接続する接続部104bと、を備え、接続部104bは、ホスト102、103とデバイス141~144の組み合わせを変更する際に、変更をホットプラグで行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のデバイスと、
汎用ネットワークを介して接続される、ホストと、前記デバイスと、のそれぞれにGroup IDを設定する設定部と、
前記デバイスと、いずれか2つ以上の前記ホストと、を前記Group IDに基づいて接続する接続部と、を備え、
前記接続部は、前記ホストと前記デバイスの組み合わせを変更する際に、前記変更をホットプラグで行う、
I/O拡張装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
複数の前記デバイスにそれぞれ接続されるポートと、
前記ポートに割り当てられる前記Group IDを記録するメモリと、を備え、
前記Group IDが割り当てられていない前記ポートをDisableとして設定するとともに、Disableとして設定されたポートに接続される前記デバイスのスロットの電源をoffにする、
請求項1に記載のI/O拡張装置。
【請求項3】
前記接続部は、
第1のホストへの接続状態から第2のホストへの接続状態に変更するホットプラグでの変更を行う際に、前記デバイスが接続されたポートの電源をOffにする制御を行い、
その後、前記第1のホストへの仮想デバイスの追加と、前記第2のホストへの仮想デバイスの削除を行い、
その後、前記デバイスが接続されたポートの電源をONにする制御を行い、
前記第2のホストからの制御に応じて前記デバイスの初期設定を行う、
請求項2に記載のI/O拡張装置。
【請求項4】
前記設定部は、
接続対象のホストと異なるGroup IDが割り当てられた前記ポートには、接続対象のホストのGroup IDにおいて、仮想デバイスが接続されたように構成して、デバイスが割り当てられる際のリソースを確保する、
請求項2又は請求項3に記載のI/O拡張装置。
【請求項5】
前記接続部は、
Group IDに基づく接続をVLANの通信で行う際に、PortVLAN、もしくは、TaggedVLANの設定を用いる、
請求項1に記載のI/O拡張装置。
【請求項6】
ホストと、
複数のデバイスが設けられたI/O拡張装置と、
前記ホストと、前記I/O拡張装置を接続する汎用ネットワークと、を備え、
前記I/O拡張装置は、
前記ホストと、前記デバイスと、のそれぞれにGroup IDを設定する設定部と、
前記デバイスと、いずれか2つ以上の前記ホストと、を前記Group IDに基づいて接続する接続部と、を備え、
前記接続部は、前記ホストと前記デバイスの組み合わせを変更する際に、前記変更をホットプラグで行う、
システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、I/O拡張装置及びシステムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、データセンターなどにある多数のサーバや、GPU(Graphics Processing Unit)などのPCI Express(以下、PCIe)デバイスのリソースを自由に組み合わせて、必要な時に必要なリソースでシステムを構成し運用して、効率的な使用や省電力をはかることができるディスアグリゲーテッドコンピューティングが志向されている。
【0003】
ここで、ディスアグリゲーテッドコンピューティングの手法の一つとして、PCIeインターコネクトの延長技術がある。
【0004】
一般に、PCIeは、ネットワークインタフェースカードやUSBコントローラなど、コンピュータ内部の様々なPCIeデバイスの接続に用いられている。また、PCIeインターコネクトを筐体外に接続する技術としてExpEther技術があり、図16は関連するシステムの物理構成例を示している。
【0005】
具体的には、図16では、汎用ネットワーク1に、ホスト2とI/O拡張筐体4、5が接続されている。また、ホスト2とI/O拡張筐体4,5には、それぞれにPCIe Expander Engineを搭載している。ホスト2にはマスタ機能を持つPCIe Expander Engine(Master)13、I/O拡張筐体にはそれぞれスレーブ機能を持つPCIe Expander Engine(Slave)21を搭載している。
【0006】
PCIe Expander Engineは、マスタ/スレーブとも、MAC/PHY経由で、Ethernetのような汎用ネットワークを介してお互いに通信を行う。この構成例では、PCIe Expander Engineは、通信の冗長構成として、MAC/PHYで2系統を有している。EthernetでPCIeのパケットを転送する場合、PCIeのパケットを、Ethernet通信で使用されるEthernetフレームにカプセル化して転送を行う。
【0007】
また、このPCIe Expander Engine間の通信は、汎用ネットワークの部分がPCIe Switchの内部バスのような動作を行う。これにより、ホストのPCIe Root Complex(PCIeデバイスを接続するツリーの、rootになるデバイス)から見ると、PCIe Expander Engine(Master/Slave)で論理的に構成されるPCIe Switch配下に、I/O拡張筐体内のPCIeデバイスが接続されており、それらのPCIeデバイスを認識/使用することが可能になる。
【0008】
なお、I/O拡張筐体のPCIe Expander Engine(Slave)配下に複数のPCIe deviceを接続するために、PCIe Switch(以下、PEX)31を搭載することもできる。
【0009】
さらに、図17は、図16に示した構成における論理構成の一例である。PCIe Expander Engine(Master/Slave)で、Scalable PCIe Switch51を構成し、そのDownstream port配下に、I/O拡張筐体4,5のそれぞれのPEX31が接続される。
【0010】
なお、PCIe Expander EngineのMasterは、PCIe SwitchのUpstream port側の機能を有する。これは、PCIeデバイスを接続するツリーで、Root Complex側に向かうポートである。また、PCIe Expander EngineのSlaveは、PCIe SwitchのDownstream port側の機能を有している。これは、(PCIeデバイスを接続するツリーでPCIeのEndpoint側に向かうポートである。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)

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