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公開番号2023117802
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-08-24
出願番号2022020560
出願日2022-02-14
発明の名称ボールペン
出願人個人
代理人個人
主分類B43K 7/00 20060101AFI20230817BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】廃棄時に環境に悪影響を与えにくいボールペンを提供する。
【解決手段】本発明のボールペン1は、インク収容体11と、前記インク収容体11の一端に設けられたペン先13と、を有する芯材10と、前記インク収容体11の周囲に設けられる軸筒20と、前記軸筒20の、前記ペン先側の端部を保持するグリップ30と、前記軸筒30の、前記ペン先とは反対側の端部を保持するキャップ40と、を備え、前記軸筒20は、前記インク収容体11の周囲に巻き付けられた紙製のシート材で形成されている。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項１】
インク収容体と、前記インク収容体の一端に設けられたペン先と、を有する芯材と、
前記インク収容体の周囲に設けられる軸筒と、
前記軸筒の、前記ペン先側の端部を保持するグリップと、
前記軸筒の、前記ペン先とは反対側の端部を保持するキャップと、を備え、
前記軸筒は、前記インク収容体の周囲に巻き付けられた紙製のシート材で形成されていることを特徴とするボールペン。
続きを表示（約 160 文字）【請求項２】
前記シート材は、前記インク収容体に接着されていることを特徴とする請求項１に記載のボールペン。
【請求項３】
前記グリップは、前記ペン先を突出させる使用位置と前記ペン先を収容する保管位置とに、前記軸筒の軸方向にスライド可能であることを特徴とする請求項１又は２に記載のボールペン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ボールペンに関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
筆記用具として広く使用されているボールペンは、一般に、インク収容体とペン先とを有する芯材と、芯材が収容される軸筒と、を有している。軸筒は、例えば、特許文献１に記載されているように、樹脂で形成されるのが一般的である。
【０００３】
このようなボールペンにおいて、芯材は取り換え可能に設けられており、インク収容体のインクがなくなると、新しい芯材に取り換えられるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２１－３５７７７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、インクがなくなっても、必ずしも新しい芯材に取り換えず、軸筒ごと廃棄されてしまう場合もある。樹脂製の軸筒は、いわゆるプラスチックごみであり、近年の環境問題の高まりを考慮すると、このようなプラスチックごみを廃棄することは好ましくない。
【０００６】
そこで、本発明は上記事情を考慮し、廃棄時に環境に悪影響を与えにくいボールペンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明のボールペンは、インク収容体と、前記インク収容体の一端に設けられたペン先と、を有する芯材と、前記インク収容体の周囲に設けられる軸筒と、前記軸筒の、前記ペン先側の端部を保持するグリップと、前記軸筒の、前記ペン先とは反対側の端部を保持するキャップと、を備え、前記軸筒は、前記インク収容体の周囲に巻き付けられた紙製のシート材で形成されていることを特徴とする。
【０００８】
本発明においては、前記シート材は、前記インク収容体に接着されていることを特徴としてもよい。
【０００９】
本発明においては、前記グリップは、前記ペン先を突出させる使用位置と前記ペン先を収容する保管位置とに、前記軸筒の軸方向にスライド可能であることを特徴としてもよい。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、軸筒を紙製のシート材で形成しているので、芯材が廃棄される場合でも、廃棄されるプラスチックごみの量を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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