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公開番号2023144482
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-11
出願番号2022051472
出願日2022-03-28
発明の名称塗布具
出願人ぺんてる株式会社
代理人
主分類B43K 23/08 20060101AFI20231003BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】特許文献に開示されている塗布具では、塗布具のデザイン性や塗布具の把持の方向性的に制限されてしまうという問題があった。本発明は、キャップ離脱時にも塗布具を載置面上に静置させることができる塗布具用のキャップを提供することを目的とする。
【解決手段】キャップの外壁面に、長手方向両端側から中腹に向かって外径が小さくなる傾斜面が設けられたキャップを有する塗布具を要旨とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも塗布部を備えた塗布具本体に着脱可能なキャップの外壁面に、長手方向両端側から中腹に向かって外径が小さくなる傾斜面が設けられた塗布具。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記傾斜面に対して周方向反対側に、安全載置手段が設けられた請求項1に記載の塗布具。
【請求項3】
前記塗布具本体が円柱状であり、前記傾斜面が少なくともキャップ長手方向に沿った曲面であり、当該曲面の曲率半径が、前記塗布具本体外壁面の曲率半径の40.0倍以上60.0倍以下である、請求項1又は請求項2に記載の塗布具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ボールペン、シャープペン、筆ペン、マーキングペンなどの筆記具や、アイライナー、アイブロウなどの化粧用具などの塗布具であって、特にキャップ式の塗布具に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から様々な塗布具が開示されており、特に塗布部を備えた塗布具本体を机上などの載置面に載置しようとした際に、塗布具本体が所望の位置で静置せず転がってしまうのを防止する手段を備えた塗布具が開示されている。例えば特許文献1には、円筒状の塗布具本体外壁面に転がり抑制部としての突起を備えた塗布具が開示されている。また、特許文献2には、キャップ外壁面に転がり防止用突起を備えた塗布具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-202946号公報
特開2015-164788号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に開示されている塗布具のように軸筒に転がり抑制部としての突起を設けたり、特許文献2に開示されている塗布具のようにキャップのみに転がり防止用突起を設けたりすると、塗布具のデザイン性や塗布具の把持の方向性的に制限されてしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、キャップ離脱時にも塗布具を載置面上に静置させることができる塗布具用のキャップを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、少なくとも塗布部を備えた塗布具本体に着脱可能なキャップの外壁面に、長手方向両端側から中腹に向かって外径が小さくなる傾斜面が設けられた塗布具を第1の要旨とする。
また、前記傾斜面に対して周方向反対側に、安全載置手段が設けられた塗布具を第2の要旨とする。
さらに、前記塗布具本体が円柱状であり、前記傾斜面が少なくともキャップ長手方向に沿った曲面であり、当該曲面の曲率半径が、前記塗布具本体外壁面の曲率半径の40.0倍以上60.0倍以下である塗布具を第3の要旨とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の塗布具は、キャップの長手方向両端側から中腹に向かい外径が小さくなっているため、キャップを載置面に置き、その上から塗布具本体の一部を重ねるように置くと、塗布具本体はキャップ外壁の傾斜面に沿って転がり、キャップの外径が最も小さくなる位置で停止するため、塗布具を載置面上で静置させることができる。引いては、キャップ自体を塗布具本体の載置台をすることができるため、塗布具使用時にその都度キャップを装着せずとも塗布具本体を一時的に載置でき、筆記などの塗布作業が簡便となる。
また第2の要旨にあっては、安全載置手段により、キャップを載置面に対する転がりや、キャップが塗布具本体から受ける載置面に対して水平方向の力による滑りなどを防いでキャップを静置できるため、引いては塗布具を載置面上でより容易に静置させることができる。
さらに第3の要旨にあっては、キャップ長手方向に沿った曲面の曲率半径が、塗布具本体外壁面の曲率半径の40.0倍以上60.0倍以下と、円柱状の塗布具本体外壁面よりも適度になだらかな曲面であるため、塗布具本体の、キャップの曲面に沿った一時的な転がりが穏やかになり、塗布具を載置面上でより容易に静置させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
(a)キャップ1の外観斜視図、(b)(a)のキャップ1を90°軸回転させた図
塗布具本体載置例図
キャップ1の変形例1外観側面視図
キャップ1の変形例2外観側面視図
(a)キャップ3の外観斜視図、(b)b)(a)のキャップ3を90°軸回転させた図
塗布具本体載置例図
(a)塗布具5の外観側面視図、(b)塗布具5のA-A´線断面矢視図
(a)キャップ12の外観側面図、(b)図8(a)のB-B´線断面矢視図、(c)図8(a)のC-C´線断面矢視図
(a)キャップ12の外観側面斜視図、(b)図8(a)のD-D´線断面矢視図
塗布具5の静置例図
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の塗布具は、少なくとも塗布部を備えた塗布具本体を有している。塗布部とは、塗布具本体内部又は外部より供給された塗布液を被塗布面へと吐出、塗布するための部材である。塗布部は塗布具の種類に応じて任意に決定され、例えばボールペン用のチップ部材、シャープペンシル用の先金部材、マーキングペン用のフェルト芯、筆ペンやアイライナーなどの毛材を束ねた筆穂などを適宜選択することができる。
【0010】
塗布具本体は、使用者が把持することができ、先述の塗布部、塗布液、尾栓、グリップなどの他の部材を配置することができる部材である。塗布具本体の外観形状は種々選択可能であり、例えば四角柱状や円柱状などを適宜選択することができる。いずれの形状であっても、塗布具本体の長手方向に対して直交する方向の断面形状(横断面形状)が、塗布具本体の長手方向の一端から他端にかけて常に一定の形状であるもののみならず、設計の都合に合わせて横断面形状自体や軸心位置が変化してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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