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公開番号
2025153720
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024056335
出願日
2024-03-29
発明の名称
アクセスポートおよびバスキュラーアクセス装置
出願人
東洋紡株式会社
代理人
弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類
A61F
2/06 20130101AFI20251002BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】コアリングの発生を抑制または低減することが可能なアクセスポートを提供することを目的とする。それが可能なバスキュラーアクセス装置を提供することも目的とする。
【解決手段】アクセスポート92は、バスキュラーアクセス部921と、バスキュラーアクセス部921の周囲を囲む周囲部926とを含む。バスキュラーアクセス部921の引張弾性率が、周囲部926の引張弾性率よりも大きい。これにより、バスキュラーアクセス部921に針を刺したときに、バスキュラーアクセス部921が削り取られることによって生じ得るエラストマー片の発生頻度を低減できる。つまり、コアリングの発生を抑制または低減できる。いっぽう、バスキュラーアクセス装置9はアクセスポート92と人工血管91とを含む。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
針で刺されるための第1面、および、前記針が突き出るための第2面を含むバスキュラーアクセス部と、
前記バスキュラーアクセス部の周囲を囲む周囲部と、を含み、
前記バスキュラーアクセス部がエラストマーを含有し、
前記バスキュラーアクセス部の引張弾性率が、前記周囲部の引張弾性率よりも大きい、
アクセスポート。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記バスキュラーアクセス部の前記引張弾性率が250kPa以上である、請求項1に記載のアクセスポート。
【請求項3】
前記周囲部が多孔質である、請求項1に記載のアクセスポート。
【請求項4】
前記周囲部がポリウレタン系熱可塑性エラストマーを含有する、請求項3に記載のアクセスポート。
【請求項5】
前記周囲部が、第1層と、前記第1層および前記バスキュラーアクセス部の間に設けられた第2層とを含み、
前記第1層が多孔質である、
請求項1に記載のアクセスポート。
【請求項6】
請求項1~5のいずれかに記載のアクセスポートと、
人工血管と、を含み、
前記アクセスポートの前記第2面が前記人工血管と向かい合う、
バスキュラーアクセス装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アクセスポートおよびバスキュラーアクセス装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
血液透析は、標準的には週3回おこなわれ、その都度穿刺することから、穿刺の痛みを、回避または低減することが望まれている。
【0003】
穿刺の痛みを、回避または低減し得る装置として、特許文献1に記載された柱形状のアクセスポートを挙げることができる。このアクセスポートは、柱形状の軸線に沿って延びる中実の中心部と、中心部の周囲を囲む管状の周辺部とを含む。このアクセスポートによれば、周辺部が、針が刺される中心部よりも硬いことから、針が斜めに刺されることを防止できる。
【0004】
ところで、バイアルのゴム栓に針を刺す際にコアリングが発生することがある(非特許文献1参照)。すなわち、針によってゴム栓が削り取られることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4815024号公報
【非特許文献】
【0006】
Chotikawanich T, Kammee T, Khantee S. The impact of needle size and angle on rubber coring after multiple puncturing of multi-dose propofol vial rubber stoppers. Heliyon. 2022 May 6;8(5):e09389. doi: 10.1016/j.heliyon.2022.e09389. PMID: 35592659; PMCID: PMC9111999.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
コアリングは、バイアルのゴム栓に針を刺す際だけでなく、アクセスポートに針を刺す際にも発生し得る。
【0008】
本発明は、コアリングの発生を抑制または低減することが可能なアクセスポートを提供することを目的とする。本発明は、それが可能なバスキュラーアクセス装置を提供することも目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この課題を解決するために、本発明のアクセスポートは、下記[1]の構成を備える。
[1]
針で刺されるための第1面、および、前記針が突き出るための第2面を含むバスキュラーアクセス部と、
前記バスキュラーアクセス部の周囲を囲む周囲部と、を含み、
前記バスキュラーアクセス部がエラストマーを含有し、
前記バスキュラーアクセス部の引張弾性率が、前記周囲部の引張弾性率よりも大きい、
アクセスポート。
【0010】
[1]によれば、バスキュラーアクセス部がエラストマーを含有することから、バスキュラーアクセス部に針を抜き差ししたときに、針によって開けられた孔が閉じることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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